妊娠中・産後の冷えにお悩みの方へ – 常若整骨院からのご提案

こんにちは、常若整骨院の院長です。これから妊娠中や産後に感じる「冷え」というお体の声に、どう向き合えばよいのかをお話しします。

妊娠中・産後の冷えとは?その本質を知る

妊娠中や産後に多くの女性が感じる「冷え」は、単なる体温の低下ではありません。東洋医学では、体内の「気・血・水」のバランスが崩れた状態と考えます。

妊娠すると、お母さんの体は赤ちゃんに多くの栄養やエネルギーを送ります。この時期は血液やエネルギーの流れが大きく変化し、本来のバランスを保つことが難しくなるのです。産後も出産によるエネルギー消費、授乳、睡眠不足などで体のバランスを崩しやすくなります。

冷えを感じる方の多くは、こんな症状を抱えていませんか?

  • 手足が冷たいのに、顔だけがほてる
  • 疲れやすく、日中も眠気がある
  • むくみやすい、または便秘がち
  • 肩こりや腰痛が以前より強くなった
  • 気分が落ち込みやすくなった

これらはすべて、体内の気や血の流れが滞っている証です。冷えは「未来の不調の予兆」と捉えることができます。

なぜ整体が必要なのか?薬だけでは解決できない理由

冷えの症状に対して、温かい服を着たり、温かい飲み物を飲んだり、または漢方薬などを試される方も多いでしょう。しかし、これらは一時的な対処法にすぎません。

冷えの本質は「気血の滞り」にあります。滞った川が自然に流れを取り戻せないように、滞った気や血も、適切な「導き」がなければ元に戻りません。

整体は単なるマッサージではありません。東洋医学の知恵に基づき、体のエネルギーラインである「経絡」に沿って手技を施し、気血の流れを整える根本的なアプローチです。

特に妊娠中や産後は、薬に頼れない時期でもあります。赤ちゃんへの影響を考えると、自然な方法で体調を整えることが理想的です。

常若整骨院の整体術 – 他院との決定的な違い

「整体なら他の院でも同じでは?」

そう思われるかもしれません。しかし、常若整骨院には他にはない特徴があります。

1. 東洋医学と現代医学の融合

常若整骨院では、2000年以上の歴史を持つ東洋医学の知恵と、最新の医学的知見を組み合わせた施術を行っています。「陰陽五行」の理論に基づいて体全体のバランスを見極めながら、現代の解剖学や生理学の視点も取り入れています。

例えば、妊娠中の冷えには「腎の陰陽バランス」が大きく関わっています。東洋医学では腎は「生命の根源」を司る臓器。特に妊娠中は腎のエネルギーが赤ちゃんに多く使われるため、バランスを崩しやすくなります。

当院では、腎経(足の裏から胸に向かうエネルギーライン)の流れを整えることで、冷えの根本改善を図ります。

2. 気のエネルギーを活用した施術

当院で行う整体は「手当て」が基本です。昔から日本人は、体の不調があるとその部分に「手を当てる」習慣がありました。これは偶然ではなく、手には気のエネルギーを伝える力があるからです。

当院の施術者は長年の修練により、手から「気」を送り出す技術を習得しています。これにより、滞った気の流れを再開させ、冷えの根本原因に働きかけます。

患者さんからは「手を当てられただけなのに、じんわりと温かくなってきた」という感想をよくいただきます。これが本物の気の技術です。

3. 妊婦さん・産後ママに特化した安全な施術

妊娠中や産後は、体が非常にデリケートな状態です。当院では、妊婦さんや産後のママさんに特化した施術法を用いて、安全に体のバランスを整えます。

例えば、うつぶせになれない妊婦さんには横向き姿勢での施術、産後の骨盤調整には負担の少ない独自の手技を用いるなど、その方の状態に合わせた施術を行います。

「妊娠中だから」「産後間もないから」と我慢する必要はありません。むしろ、この時期こそケアが重要なのです。

妊娠中・産後の冷えが続くとどうなるか?

冷えは単なる不快感ではなく、様々な健康問題の引き金になります。特に妊娠中や産後の冷えを放置すると、次のようなリスクが高まります:

妊娠中の場合:

  • 赤ちゃんへの栄養や酸素供給の低下
  • むくみや高血圧など妊娠合併症のリスク増加
  • 腰痛や肩こりの悪化
  • 精神的不安定さの増大

産後の場合:

  • 母乳の質や量への悪影響
  • 産後うつのリスク上昇
  • 回復の遅れや疲労感の長期化
  • 将来的な女性特有の不調の原因に

中国の古典『黄帝内経』には「冷えは百病の元」と記されています。現代の私たちも、この古人の知恵に耳を傾ける必要があるのではないでしょうか。

生活習慣との関係 – 現代社会が冷えを加速させる理由

冷えの原因は、体質だけではありません。現代の生活習慣が冷えを悪化させていることが多いのです。

1. 食生活の乱れ

「冷えは胃から」という言葉があります。冷たい飲食物の摂りすぎは、体の中から冷やしてしまいます。特に妊娠中や授乳中は、体が栄養を必要としている時。質の良い食事が重要です。

また、レトルト食品や加工食品には「気」が少なく、体を温める力が弱いという東洋医学的な見方もあります。

2. スマホやパソコンの長時間使用

電子機器からは目に見えない電磁波が出ています。東洋医学では、これらは体内の気の流れを乱す原因になると考えられています。特に妊娠中は、おなかの赤ちゃんへの影響も心配です。

またスマホを見る姿勢は首や肩の血流を悪くし、結果として上半身の冷えにつながります。

3. ストレスと冷えの深い関係

「気滞(きたい)」という言葉をご存知でしょうか。ストレスを感じると気の流れが滞り、それが血液循環の悪化を招きます。精神的なストレスが体の冷えにつながるのは、このためです。

妊娠中や子育て中は特にストレスが溜まりやすい時期。ストレスケアが冷え対策にもつながります。

なぜ今、常若整骨院に来院すべきなのか?

冷えのケアは「早いほど効果的」です。冷えが長期化すると、体がその状態に慣れてしまい、改善に時間がかかるようになります。

特に妊娠中の冷えは、赤ちゃんの発育や安産にも影響します。産後の冷えは、回復の遅れや育児疲れの原因にもなります。

「様子を見よう」と思っているうちに、症状は少しずつ深刻化していきます。東洋医学では「未病を治す」(病気になる前に対処する)という考え方があります。軽い冷えを感じた今こそ、対処すべき最適なタイミングなのです。

常若整骨院では初回の方に特別な検査を行い、あなたの冷えの原因と最適な対処法を見つけます。この機会に、本格的な冷え対策を始めてみませんか?

常若整骨院の整体で得られる3つの効果

1. 即効性と持続性を兼ね備えた温かさ

当院の施術を受けた多くの方が「施術中から体が温かくなってきた」と感じられます。これは気のエネルギーが体内を巡り始めた証拠です。さらに重要なのは、この効果が一時的ではなく、徐々に持続時間が長くなっていくこと。根本から改善が進んでいるからこそ実感できる変化です。

2. 冷え以外の不調も同時に改善

東洋医学では「一を治して十を治す」という考え方があります。気血の流れが良くなると、冷えだけでなく、肩こりや腰痛、頭痛、めまい、不眠など様々な症状が同時に改善されていきます。

特に妊娠中や産後に多い不調は、ほとんどが気血の滞りに関連しています。整体で根本から調えることで、複数の症状が同時に良くなる例が数多くあります。

3. 自己治癒力の向上

最も重要な効果は、体自身の持つ「自己治癒力」が高まることです。整体は外から力を加えるだけでなく、体自身の治る力を引き出します。

妊娠中や産後は特に免疫力が変動しやすい時期。自己治癒力が高まることで、風邪などの感染症にも強くなり、母子ともに健やかに過ごせるようになります。

患者さんの声 – 常若整骨院での施術体験

井上さん(33歳・妊娠7ヶ月): 「妊娠してから、足先が氷のように冷たくなり、夜も眠れないほどでした。何軒か整骨院を巡りましたが、あまり効果を感じられず…。常若整骨院では初めての施術から違いを感じました。院長先生の手が温かく、その温かさが体の中に入っていくような感覚があったんです。3回ほど通ううちに、夜の冷えが気にならなくなり、眠りも深くなりました。赤ちゃんの動きも活発になったように感じます。」

佐藤さん(29歳・産後2ヶ月): 「出産後、今まで経験したことのない冷えに襲われました。特に授乳中に背中から冷気を感じ、肩こりも最悪でした。友人の紹介で常若整骨院に来院し、東洋医学の観点から冷えの原因を詳しく説明してもらいました。『産後は特に気が不足しがちです』という言葉が印象的でした。施術とともに、簡単にできる養生法も教えていただき実践しています。今では冷えだけでなく、疲れにくい体になり、育児も楽に感じられるようになりました。」

東洋医学的セルフケア – 自宅でできる冷え対策

当院では施術だけでなく、自宅でできる冷え対策もお伝えしています。東洋医学の智慧を生かした簡単なセルフケア方法をいくつかご紹介します。

1. 「三陰交」のツボ刺激

足の内くるぶしから指4本分上にある「三陰交」というツボは、女性の体調を整える重要なポイントです。このツボを親指で優しく押すと、骨盤内の血流が改善し、下半身の冷えに効果的です。妊娠中の方は強く押さないよう注意してください。

2. 「丹田呼吸法」で内側から温める

おへその下あたりにある「丹田」と呼ばれる部分に意識を集中させながら、ゆっくりと深い呼吸を行います。これにより、体の中心部に気を集め、内側から温まる効果が期待できます。1日5分程度から始めてみましょう。

3. 食事の工夫 – 「陽」の食材を取り入れる

生姜、ねぎ、にんにくなどの「陽」の性質を持つ食材を意識的に取り入れることで、体を内側から温められます。また、冷たい飲み物よりも白湯や温かいハーブティーを選ぶことも大切です。

これらのセルフケアと当院の施術を組み合わせることで、冷えの改善効果がさらに高まります。

常若整骨院での施術の流れ

当院に初めて来られる方のために、施術の流れをご説明します。

1. カウンセリング

まずは詳しくお話をお聞きします。いつから冷えを感じるようになったか、どんな時に特に冷えを感じるか、他に気になる症状はあるかなど、東洋医学的な視点からあなたの状態を把握します。

2. 東洋医学的診断

脈診や腹診、舌診などの東洋医学独自の診断法を用いて、あなたの体の状態を詳しく調べます。これにより、冷えの根本原因がどこにあるのかを特定します。

3. オーダーメイド施術

診断結果に基づき、あなただけのオーダーメイド施術を行います。気の流れを整える手技や、特定の経絡に働きかける施術など、その日の体調やお悩みに合わせた施術を行います。

4. アフターカウンセリング

施術後の変化を確認し、今後の施術計画や自宅でのセルフケア方法についてアドバイスします。質問があればなんでもお答えしますので、遠慮なくお尋ねください。

来院前によくある質問と回答

Q1: 妊娠中でも安全に施術を受けられますか?

A: はい、安心して施術を受けていただけます。当院では妊娠週数や体調に合わせた安全な施術を行います。むしろ、妊娠中こそ体のケアが重要な時期です。ただし、切迫早産などで医師から安静を指示されている場合は、事前にご相談ください。

Q2: 産後すぐでも来院できますか?

A: 自然分娩の場合は2週間程度、帝王切開の場合は4週間程度経過していれば来院可能です。ただし、個人差がありますので、不安な場合は電話でご相談ください。赤ちゃん連れでの来院も歓迎しています。

Q3: 何回くらい通えば効果がありますか?

A: 個人差はありますが、多くの方が3〜5回の施術で変化を実感されています。ただし、冷えが長期化しているほど、改善までに時間がかかる傾向があります。まずは集中的に2週間に3回程度の施術をお勧めしています。

Q4: 健康保険は使えますか?

A: 当院の整体施術は保険適用外となります。ただし、一般的な整骨院施術(骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷)は保険が適用されます。詳細は来院時にご説明いたします。

最後に – 「冷え」は体からのメッセージ

冷えは単なる不快な症状ではなく、体からの大切なメッセージです。「なにか調子が悪いよ」と体が教えてくれているのです。

このメッセージを無視し続けると、体はより強いメッセージ(症状)を送るようになります。冷えが肩こりになり、それが頭痛になり…という具合に、症状はエスカレートしていきます。

特に妊娠中や産後は、お母さんの体調が赤ちゃんにも直接影響します。「自分のためだけではなく、赤ちゃんのため」という視点も持っていただければと思います。

常若整骨院では、あなたの体が本来持っている力を引き出し、自然な形で冷えを改善していくお手伝いをします。東洋医学の叡智と現代的なアプローチを組み合わせた当院独自の施術で、妊娠中・産後の冷えにお悩みの方を支えています。

まずはお気軽にお電話ください。あなたの体の声に、私たちが寄り添います。

常若整骨院
福岡市早良区祖原4-3
TEL: 092-836-6810
https://tocowaca.com/

アクセス: 福岡市営地下鉄空港線「西新駅」から徒歩7分 西鉄バス「祖原」バス停すぐ
診療時間: 平日・土曜: 12:00~20:00 休診日: 日曜・祝日