季節の変わり目は、なぜ体調を崩しやすく風邪や頭痛の症状がでるのか?
季節の変わり目になると体調を崩す人が増加します。
原因としては、一日の気温の差が大きく、体にストレスがかかることにより、自律神経が乱れることにより体調不良になりやすいのです。
体調を崩しやす月は、3月~4月と6月~7月と9月~10月です。
その中でも一番体調を崩しやすいのが3月~4月です。
理由としては、部署移動、就職、転職、入学、進級などの環境の変化が多いことが挙げられます。
環境の変化は、ストレスが溜まりやすく、ただでさえ自律神経が乱れやすい時期でもあるのに、気温の変化や天候の変化がさらに加わって体調不良を起こしやすいのでとくに注意が必要です。
主な症状
・頭痛
・めまいや立ちくらみ
・耳鳴り
・だるい
・肩こり
・食欲がない
・胸やけや胃もたれ
・肌荒れ
・疲れやすい
・情緒不安定
・やる気が出ない
・眠れない
・思考力や集中力の低下
・便秘や下痢
・風邪をひきやすい
などがあり、自律神経失調症と同じような症状がでます。
9月~10月の秋バテも注意が必要です。
夏に、冷たい食べ物ばかり食べていた人や飲み物ばかり飲んでいた人は、内臓が急に冷やされて、消化器官の機能が低下していて、食欲が落ちています。あとはエアコンの使い過ぎや寝苦しさから寝不足になって自律神経が乱れて夏バテの状態になっています。
その状態が9月まで長引いていると、気温の変化、気候の変化(低気圧は自律神経が乱れやすい)でさらに悪化してしまします。
秋バテが長引くと、免疫力が低下しますので、風邪やインフルエンザにかかりやすい状態になっていたり、そのほかの病気を引き起こしやすい状態になっていますので早めに改善してください。
主な対策
季節の変わり目に体調不良にならないようにするには、自律神経の乱れを整えてあげることが大事になります。そのためには生活習慣を改善することが大事になります。
・ストレスを溜めない生活を心がける
ストレスを溜めると自律神経が乱れやすい状態になります、ストレスを増やさないようにし趣味や
何も考えない時間や無心で何かに没頭する時間(編み物・筋トレ・映画館など)を作って、
うまくストレスを発散して、ストレスを溜めないようにしましょう。
・睡眠時間を十分取る
睡眠をしっかりとる(7時間以上推奨)ことにより、副交感神経が高まります。
・軽めの運動をしましょう
ウォーキング、ヨガ、ストレッチなど軽めの運動をして、副交感神経を高めましょう。夜の激しい運動は、交感神経を高めてしまうので、控えましょう。
・規則正しい生活をしましょう
早寝早起きなど毎日規則正しい生活をして、体内時計を整え、自律神経のバランスを整えましょう。
・お風呂に入りましょう
38~40℃のお湯に20分~30分ぐらいゆっくり浸かりリラックスして副交感神経を高めましょう。
・栄養バランスのいい食事を食べましょう
食事は出来るだけ手作りを増やしバランスの良い食事を心がけてください。
甘いもの・炭水化物・乳製品を出来る限り減らすと胃腸への負担が軽くなり調子が戻りやすいです。
1日2~1食にしたり、腹八分にすると胃腸の調子が良くなります。
・水分をしっかりとりましょう
水分をしっかりとりることにより、自律神経を整えることにもなります。(1日1.5リットル推奨)
季節の変わり目で体調不良になるのは、自律神経が乱れている所に、気温の変化や気候の変化がさらに加わることで、副交感神経がうまく働かなくなることにより、さまざまな症状がでます。体調不良を良くするには、自律神経を整えることが大事になります。
普段から自律神経を整えることを意識して健康な体を目指しましょう。
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