福岡市早良区 吃音の改善方法


吃音というのは、言葉が瞬時に出てこない症状であり、「どもり」ともいいます。
言葉が瞬時に出てこないので、発音や言葉の明瞭さや聞き取りにくさが発生します。
吃音は、男女比では4:1で男性の方が多い傾向があり、幼児期に発症する人数は男女あまり変わりません。

例えば、通常は、「わたしは、イチゴが大好きです。」というところを、吃音の人は「わ、わ、わ、わたしはぁーーーーいっ、いっ、いっちごが、だ、だ、だいす、すーきで、す。」
という感じで、話す際に言葉が上手く発音できない状態となってしまいます。
言葉を瞬時に出したいと思っても、出すことができないのです。

吃音には、このような3つの種類があります。

 

・難発型の吃音
難発型の吃音は、言葉を発する時に詰まってしまう状態です。
言葉の最初の一言が出てこない場合もあり、言葉が出にくいので結局短い言葉で終わらせてしまうとう流れとなることが大半です。
知力や言語能力は十分にありますが、伝えたいことを上手く言葉として発することができません。

 

・伸発型の吃音
伸発型の吃音は、最初の一音が伸びてしまう吃音です。
話す言葉の語尾を、伸ばしてしまうことが特料です。
最初難発型であっても、難発肩を隠したくて伸発型の吃音になってしまう場合もあります。

 

・連発型の吃音
連発型の吃音とは、同じ単語や音を繰り返してしまう症状です。
吃音によくあるパターンであり、言葉の最初の文字を数回連発してから言葉を出すといった流れとなります。
「こ、こ、こ、こんにちは」などど、最初の言葉を何回か発してしまいます。
最初の一音以外はスムーズに話すことができますが、その後一息つくとまた元の状態に戻ってしまいます。

 

【吃音はどのような場面で発生しやすいのか】

吃音は、発生しやすい場面があります。
どのような場面で発生しやすいのか、それはこのような環境です。

 

・苦手な言葉を話さなくてはいけないとき
吃音を持っている人の中には、サ行が苦手だったりタ行が苦手だったりと、特定の苦手な行があります。
この行や苦手な言葉を話さないといけない場合、吃音を発してしまう場合があります。

 

・不安であったり、周りの目が気になる場合
吃音は、周りから笑われてしまうこともあります。
そのような経験をしてしまうと、まわりの目が気になってしまいます。
言葉を発する際に不安になって余計に緊張してしまい、吃音になってしまうことがあります。

 

・吃音にならないように無理に意識してしまった場合
吃音の人は、吃音に対して笑われたり注意さてることで傷つき、必要以上に吃音を意識してしまうことがあります。
またどもってしまうのでは、どもらないように気を付けなければ…と思うことで、さらに状態が悪化してしまいます。

 

【吃音の原因】

吃音は、なぜなってしまうのでしょうか。
吃音になってしまう原因は、これらが挙げられます。

 

・心理的要因
精神的なトラウマがあった事により心理的要因となってしまい、吃音となってしまうことがあります。
ストレスやいじめ、過度なしつけなどの精神的な要因です。

 

・先天的要因
先天的要因には諸説あるのですが、親族の中に吃音の人がいる場合は吃音になる可能性があるとも言われています。
あくまで仮説であり、医学的根拠はまだわかっていないようです。

 

・脳の要因
海外では、脳の一部に疾患があることで吃音になるともいわれています。

 

・環境要因
子供が言語を取得していく中で、パパやママなどの会話の環境により、吃音になってしまうこともあります。
未就学児によくあるようですが、ある程度大きくなってからも周りの環境により吃音になってしまう場合もあるようです。

 

【吃音は自然に治るのか】

吃音は、一見改善しないように思えがちです。
しかし、環境を変えたり工夫をこなすことにより症状をやわらげることが可能です。

吃音は、全体の70~80%は自然に治ると言われています。
完全に吃音が改善しない場合もあり、吃音の状態が少し残ってしまう人もいるようです。
しかし、吃音をうまく世の中に合わせて話していくことで、普通に暮らしていくことはできます。

誰でも、緊張すれば多少どもってしまうことはあります。
誰でもあることですので、重く捉えず過ごしていくと良いでしょう。

より高く改善したい場合は、吃音の治療や生活習慣の改善をして、吃音が気にならない界隈にするようにしましょう。

 

【吃音の改善方法】

吃音の改善方法はいくつかありますが、中でも誰でもできる改善方法をご紹介していきます。

 

・環境整備
まわりに吃音を理解してもらい、ゆったりとした感情の中で生活していくことにより、ストレスがなくなり吃音が改善していく場合があります。
まわりに適応していると思うとコミュニケーションを積極的に取りたくなるので、会話が進むようになり吃音が改善していくことが期待できます。
これは周りの助けも大事となるので、周りの人たちに理解をお願いしましょう。
親しい人であれば、話せば皆さん理解してくれますよ。

 

・言語トレーニングを受ける
言語トレーニングにより、吃音改善を期待できます。
吃音トレーニングは、本やインターネットでも取り上げられていますので、参考にして行ってみましょう。

 

・鍼灸治療
整骨院での鍼灸治療により、血流が良くなり穏やかになることで吃音が改善する場合があります。
吃音の方で整骨院や接骨院に通っている人は想像以上に多く、定期的な治療により改善が見込めたという声も挙がっています。
血流改善によりストレスも抜けていきますので、大変楽になりますよ。

 

・薬物療法
医療機関では、薬物療法を行っているところもあります。
効果の度合いははっきりとはわかりませんが、緊張をやわらげる効果により吃音を改善させるという治療のようです。
その流れでいえば鍼灸治療も同じような作用ですので、薬の頼らず鍼灸治療の方が体にはいいといえます。
吃音は、その子に合った環境をつくることで比較的改善しやすい傾向があります。
まわりの人の理解も大事ですので、周りの人みんなで改善へとみちびくようにしましょう。

 

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※あくまで健康豆知識であり、内容を保証するものではありません