看護師さんの膝・肩の痛み。原因は小腸の弱り。セルフケア

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー


今日で6回目の施術を受けられた、20代の看護師さん。

最初は、立っているだけで膝が痛い・膝を外に動かしにくい。体中がだるい。と来院されました。

 

これまでのお体の変化


2〜4回目の施術:4回目で膝を外に動かしにくいのが消失。

5回目の施術:膝の痛みが取れるも違和感が残存。

 

今回のお悩み


■腰が仕事中にすぐだるくなる

■立った時に太ももの外側に違和感

 

…という様子でした。

 

可動域検査


①左の腰椎4番がひっかかる

②右肩のひっかかり

 

調整


左の腰椎4番のひっかかりの原因は?

→膝

 

膝の調子を改善するには?

→小腸

 

小腸の調子をよくするには?

→胸鎖関節

→ヤケヒョウヒダニ(アレルギーの原因)

→マヤズム(乾癬・医原病)小腸、右肺

 

可動域検査をすると、①左の腰椎4番②右肩ともひっかかりが消失しました。

 

おわりに


子供の頃からお腹が弱いという患者さん。

東洋医学では小腸経は膝と肩に関連があり、その流れで今回の症状が出たと思われます。

 

また、小腸が弱いと免疫力が弱くなりアレルギーが出てきます。

体にかゆみが出ることが多いというお話もされていたので、この方のウイークポイントは小腸にあると言えそうです。

 

小腸のケアには、手首の小指側を指のほうへのぼっていき、骨と骨の継ぎ目にある腕骨というツボが有効です。

ここにお灸をすると、小腸のはたらきが正常になり、免疫力や肩・膝の痛みも改善していきます。

 

小腸のセルフケア

食事

小麦粉を減らす・・・食べると美味しいお菓子、パン、麵類などに多く含まれているのですが、

摂り過ぎると小腸が弱ってしまいます。

もし毎日食べているのでしたら週半分にするだけでも効果があります。

 

甘いものを減らす・・・小麦粉と同じで小腸が弱ってしまいます。依存性が強いので止めにくいです。

お菓子をフルーツに変えるだけでも効果的です。

 

ストレスを減らす・・・ストレスがかかると腸が弱ってしまい、免疫力が落ちてしまいます。

出来る限り減らしつつ、ご機嫌になれることを増やしていくことにより腸が元気になっていきます。

 

休み・睡眠時間を増やす・・・これが足りてない方はやはり腸の調子がおち免疫力が低下してしまいます。

忙しい方は10分でも睡眠時間増えるようにしてください。

疲労の蓄積でいくら寝ても回復しなくなってしまう方が多く来院します。