めまいのスピリチュアルな意味とは|「見たくないもの」があるとき、体はなぜ揺れるのか
結論から言うと、めまいはスピリチュアルな視点から見ると「今、見ないようにしていることがある」という体からのサインである可能性があります。東洋医学では目は「木(肝)」が主る感覚器であり、肝が緊張すると首や骨盤が硬くなり、頭部への血流が低下してめまいが起きやすくなります。常若整骨院では25,000人の施術経験から、めまいが長引く方の多くに「答えは分かっているのに、見ないでいようとしている」という共通のパターンを見てきました。
この記事は、めまいの原因を耳や脳だけで探してきた方、病院で検査しても異常なしと言われた方、そしてスピリチュアルの観点からめまいの意味を知りたいという方に向けて書いています。
体が揺れているとき、何かを伝えようとしているのかもしれません。それを一緒に読み解いていきましょう。
なぜめまいは長引くのですか
めまいが長引く方に多いのは、「体の緊張が慢性的に抜けていない」というケースです。
多くの方は、耳の問題(内耳の異常)や脳の問題を心配して病院を受診されます。しかし精密な検査をしても異常が見つからないとき、実際には体全体の緊張パターンが関与していることが少なくありません。
具体的には、こんな流れで起きています。
何かしら「見ないようにしていること」や「やりたくないのにやり続けていること」があると、人の体は首や骨盤の周りの筋肉を無意識に硬くします。骨盤や首が慢性的に張り詰めた状態になると、頭部への血流と脳脊髄液の循環が低下します。血流が低下すれば、内耳や脳幹(バランスを調整する部位)への栄養供給が落ち、めまいやふらつきが起きやすくなります。
「検査で異常なし」という結果が出た場合でも、つらさが消えるわけではありません。体は正直で、その緊張が抜けない限り、症状は繰り返しやすいのです。
また、自律神経が長期にわたって緊張優位(交感神経が優位)な状態が続くと、内耳の血流調節がうまく機能しなくなります。立ち上がったときのふらつき(起立性のめまい)や、場所を変えたときのふわふわ感も、このメカニズムで生じやすくなります。
25,000人を施術してきた中で繰り返し見てきたのは、「考えるのをやめようとしても、やめられない」という方が多いということです。頭がグルグルしていると表現される方の多くは、処理しきれていない何かを抱えたまま、体で代わりに揺れているように見えます。
めまいとはどのような状態ですか
めまいとは、自分や周囲が動いていないのに、回転感やふらつき、浮いているような感覚が生じる症状です。
大きく分けると、次の2タイプがあります。
回転性めまいは、天井や床がグルグルと回転しているように感じるタイプです。耳の奥(内耳)にある半規管という器官のリンパ液の乱れが関係することが多く、良性発作性頭位めまい症やメニエール病などが代表的です。
浮動性めまいは、ふわふわと浮いているような、地に足がつかない感覚です。自律神経の乱れや、脳への血流不足、慢性的な筋緊張などが関わりやすいタイプです。
東洋医学的には、どちらのめまいも「上」に問題が起きている状態として読みます。本来は下(腎・足元)から気が支えているはずが、その土台が弱ると気が安定せず、上の部分(頭・耳)が揺れやすくなります。「揺れる」という現象は、根が浅くなった木がそよ風でも揺れるのに似ています。
めまいのスピリチュアルな意味は何ですか
スピリチュアルの観点からめまいを語るとき、多くのサイトでは「次元上昇のサイン」「波動が上がっている証拠」という説明がされています。確かにそういう解釈もあります。しかし東洋医学と25,000人の施術経験から見ると、もう少し踏み込んだ読み方ができます。
東洋医学では、目は「木(肝)」に属する感覚器です。肝は「見る」という働きを担い、同時に感情では「怒り・我慢・焦り」と対応しています。見たいものを「見る」ことが肝のはたらきなら、見たくないものを「見ないようにする」ときも、肝は緊張します。
めまいのスピリチュアルな意味として、常若整骨院が施術の中で見てきたのはこういうことです。
「今、見ないようにしていることはありませんか」
この一言を問診でお伝えすると、ハッとした表情をされる方が少なくありません。仕事を続けるべきかどうか。誰かとの関係を変えるべきかどうか。そのまま進むべきか、立ち止まるべきか。「答えは分かっているのに、見てしまうと決めなければならないから、見ないでいる」という状態が体にあるとき、めまいという症状として現れることがあります。
見ないで済むように、体が揺れているのです。
これは弱さではありません。感じる力が強い方ほど、体のほうが先にサインを出します。スピリチュアルな感受性が高い方ほど、体という器が正直に反応します。「なんで私ばかりこんな症状が」と自分を責める必要はまったくありません。
体がサインを出しているということは、まだ間に合うということでもあります。
なお、スピリチュアルな意味を「体のメッセージを読むヒント」として使うことには意味があります。ただし「次元上昇したから病院には行かなくていい」という使い方は危険です。強い回転性めまい、片側の手足のしびれ、言葉が出にくい、突然の強い頭痛が伴う場合は、まず医療機関を受診してください。体からのメッセージを読むのは、その後でも遅くありません。
体の不調に関するスピリチュアルな意味については、こちらの記事「体の不調にスピリチュアルな意味はあるのか」でも詳しく解説しています。
東洋医学ではめまいをどう考えるのですか
東洋医学では、めまいを「眩暈(げんうん)」と呼び、古典『内経』には「諸風掉眩、皆属于肝(ゆれ・めまいはすべて肝に属する)」という言葉があります。2,000年以上前から、めまいは肝(東洋医学の肝)と深く関わる症状として認識されていたのです。
東洋医学の「肝」は、解剖学上の肝臓とは少し意味が違います。血を貯蔵し、全身に送り出す働き、気の流れを調整する働き、筋肉や眼を養う働きを持つ臓器として理解されています。感情では怒り・我慢・焦りを担い、ストレスに最も敏感に反応する臓器でもあります。
めまいを引き起こしやすい体質のタイプを、大きく三つに分けて解説します。
肝血虚型(かんけっきょがた)——血が目に届かないめまい
このタイプの方は、ふわふわした浮遊感のあるめまいや、立ち上がると目の前が暗くなる感覚が特徴です。疲れたときや、睡眠不足が続いたときに悪化しやすく、目のかすみや爪が白っぽいといった症状を伴うことがあります。
東洋医学では「臥せると血は肝に帰る」という考え方があります。休んでいる間に血は肝に蓄えられ、活動するときに全身・目・筋肉へと届けられます。しかし睡眠が不足したり、長期間の緊張や過労が続いたりすると、肝の血が不足して目や耳に十分な栄養が届かなくなります。
このタイプに効果的なツボが、三陰交(さんいんこう)です。場所は内くるぶしの頂点から指4本分上、すねの骨の後ろぎわです。肝・脾・腎の三臓に同時に働きかけ、血を補う作用があります。
肝陽上亢型(かんようじょうこうがた)——熱が上に逆流するめまい
このタイプの方は、グラグラと回転するような感覚のめまいや、頭が重く締め付けられる感じが特徴です。イライラしたり興奮しやすかったり、顔が赤くなりやすい方に多く見られます。ストレスや怒りが引き金になりやすいタイプです。
怒りや我慢を長く積み重ねると、肝の「気」が滞り、熱を持ちはじめます。本来は体の下(腎)から支えられているはずの肝が、腎の水(落ち着かせる力)が不足すると、熱が制御されずに上へと突き上がります。この「上に向かう力」がめまいとして現れます。
太衝(たいしょう)が代表的なツボです。足の甲の、親指と人差し指の骨が合わさる少し手前のくぼみにあります。押すと少し痛みを感じる方が多いですが、肝の気を流し、熱を下げる働きがあります。
腎虚型(じんきょがた)——根元が弱るふわふわめまい
このタイプの方は、慢性的なふわふわ感が続き、耳鳴りや足腰のだるさを伴うことが多いです。立っているだけで体が揺れる感じがする、疲れが取れにくいという方にも多く見られます。
東洋医学では腎を「生命力の貯金」と考えます。長年の無理や過労、加齢によって腎精(じんせい)が消耗すると、体の根元が弱くなります。木の根が浅くなると、少しの風でも揺れるように、腎が弱ると平衡感覚が保ちにくくなります。脳と内耳も「腎が主る」と東洋医学では考えます。
太渓(たいけい)が効果的です。場所は内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみです。腎を直接補うツボで、ふわふわした体質的なめまいにアプローチします。
自律神経とめまいはどう関係しているのですか
自律神経とは、心臓・血管・内臓・呼吸などを無意識に調整している神経系で、アクセル役の交感神経とブレーキ役の副交感神経の二つから成り立っています。
めまいと自律神経の関係は、主に内耳への血流調節にあります。内耳の蝸牛(かぎゅう)と半規管(はんきかん)は、非常に繊細な血流環境を必要とします。自律神経が乱れると、内耳への血管の収縮・拡張調節がうまくいかなくなり、リンパ液のバランスが崩れてめまいが起きやすくなります。
ストレスが続いて交感神経が優位になると、全身の血管が収縮します。首の後ろにある椎骨動脈は脳幹と内耳に血液を供給していますが、首の筋肉が慢性的に張り詰めると、この椎骨動脈への圧迫が増します。めまいの方の多くが「首が硬い」と感じているのは、こういう理由があります。
加えて、副交感神経への切り替えが弱まると、夜になっても体が休まりません。睡眠の質が下がり、肝の血が補充されず、翌日のめまいにつながっていく悪循環が生まれます。
東洋医学的に言えば、この状態は「交感神経の過緊張=気が張り詰めた状態(陽の固着)」です。気が上に張り詰めたままになると、頭が揺れやすくなります。「力を抜くほど落ち着く」というのは、自律神経的にも東洋医学的にも同じ方向を向いています。
めまいに整体はどこまでできますか
整体は医療行為ではなく、めまいそのものを診断したり、原因を特定する立場にありません。整体がサポートできるのは、めまいが起きやすい体の状態(緊張パターン・血流の偏り・自律神経の乱れ)を整えていくことです。
具体的には、首・骨盤・横隔膜周りの慢性的な緊張をゆるめることで、頭部への血流と脳脊髄液の循環を改善しやすくします。また、施術を通じて副交感神経が入りやすい状態に整えることで、自律神経のアクセルとブレーキの切り替えをサポートします。
整体でできないこと、すべきでないことも明確にお伝えします。強い回転性めまいで立てない状態、ろれつが回らない、片側の手足に脱力がある、激しい頭痛が突然始まった場合は、まず救急受診が優先です。内耳炎や前庭神経炎、脳梗塞など医療機関での処置が必要な状態は整体の対象ではありません。
耳鼻科や脳神経科で検査を受け、問題がないと確認されたうえで、慢性的なめまい・ふらつきが続いている方の体質改善のサポートが、整体の得意とする領域です。
福岡市で整体を探すとき、何を見て選べばいいですか
めまいで整体を探すとき、「頚椎矯正でめまいが必ず楽になります」と断定している院は注意が必要です。めまいは原因が一つでないことが多く、丁寧なカウンセリングで体全体を見る視点が重要です。
確認するとよいポイントは次の通りです。
初回のカウンセリングに時間をかけているか。めまいの性状(回転性かふわふわか)、いつ悪化するか(朝か夜か、立ったときか横になったときか)、生活習慣やストレスの状況まで聞いてもらえるかどうかを確かめてください。
施術の効果を根拠なく断言していないか。整体は医療ではなく、あくまでも体の緊張をゆるめ、回復しやすい状態へのサポートです。「必ず良くなる」と断言する院は、根拠に乏しい場合があります。
セルフケアの指導があるか。院に来ているときだけでなく、日々の生活習慣・食習慣の改善まで関わってくれる院は、根本的な体質改善に向き合う姿勢があります。めまいは生活全体が関係しているため、施術だけに頼る構造は持続しません。
常若整骨院ではめまいをどう見ていますか
常若整骨院では、めまいを「首や内耳だけの問題」として捉えず、体全体の緊張パターン・自律神経の状態・生活習慣・考え方のクセを合わせて見立てています。
初回のカウンセリングでは、めまいの性状(回転感かふわふわか)、悪化する状況(立ったとき、朝、ストレス時など)、いつ頃から始まったか、その前後に生活上の変化があったかを丁寧に聞いています。
施術では、首・骨盤・横隔膜周りの緊張をゆるめ、自律神経が副交感神経に切り替わりやすい体の土台をつくることを優先します。気功による施術も組み合わせることで、体の深部の緊張にアプローチします。施術後に「体の重心が変わった」「首が軽くなった」と感じる方が多くいらっしゃいます。
カウンセリング・施術・セルフケアの指導をセットで行う理由は、めまいが「体と生活のどちらか一方だけ」で起きていることは少ないからです。施術で体の緊張をゆるめながら、日々の生活習慣や考え方のクセも少しずつ整えていく。この両輪があって初めて、めまいが起きにくい体質へと変わっていきます。
「今、見ないようにしていることはありませんか」という問いかけが、ときに体の緊張をゆるめるきっかけになります。答えを出すことが目的ではなく、見えていなかったものに気づいた瞬間に、体の力が抜けはじめることがあります。
めまいで来られる方に多いのはどんなケースですか
25,000人の施術経験から、めまいでご相談いただく方に多いパターンをいくつかお伝えします。
「病院で異常なし」と言われた後に来られる方が最も多いです。耳鼻科でめまいの検査を受け、内耳に異常なし。脳神経科でMRIを撮っても異常なし。それでもめまいは続いている。そのような状態が数ヶ月から数年続いてから来院される方が少なくありません。
仕事や家庭のストレスが重なっている時期に悪化する方も多く見られます。職場の人間関係や家族の問題を「何とかしなければ」と抱えながら、体に出てしまっているケースです。
また、首が慢性的に硬く、デスクワークやスマホ操作が長い方も多いです。首の後ろの筋肉が板のように硬くなっており、触ると明らかに冷たい方もいらっしゃいます。
整体師向けの観点から付け加えると、めまいの深いケースほど「何か決断を先延ばしにしてきた」という背景があることが多いです。症状は体が先に知らせてくれているサインです。
実際にめまいが楽になった方はどんな経過でしたか
常若整骨院にお越しいただいた方の事例を、個人が特定されない形でご紹介します(効果には個人差があり、回復を保証するものではありません)。
40代男性・めまい・首のハリ・耳の聞こえの悪さ(大分県)
めまいが続き、首が強く張っていた方です。初回の施術後は体がふらつく感覚がありましたが、2回目の施術後にふらつきが落ち着きはじめました。この方は「潜在意識や見えない力についての考え方を以前から勉強していたが、実際にその話をされる方に出会ったのは初めてだった。自分のことは自分で立て直していけると思えるようになり、未来への希望が出てきた」とおっしゃっていました。体だけでなく、自分自身への視点が変わったことが体の変化につながった例です。
40代男性・めまい(福岡県)
長年めまいに悩んでいた方で、体の重心が上半身に偏っていたことが施術で明らかになりました。施術を通じて「ガチガチだった関節が軽くなり、全身の指先まで血液が流れているのがわかるくらい体が変わった」とお話しされていました。この方は施術と並行して、「1日30分のリラックス時間を作り、趣味の時間を増やし、考えすぎを見つめ直した」という生活の変化を起こされました。体が整うと、生活を変える余裕も生まれることがあります(効果には個人差があり、回復を保証するものではありません)。
40代女性・自律神経失調症・めまい(福岡県)
1年ほど前からめまいが出るようになり、家事や育児をするだけでへとへとになっていた方です。「食生活・運動・考え方のクセまで指導してもらえたうえに、体が軽くなるので、どんどん前向きな気持ちになれた。症状が出てもセルフケアと整体でなんとかなると思えるようになった」と話してくださいました(効果には個人差があり、回復を保証するものではありません)。
めまいは自宅でどうケアすればいいですか
いくつかお伝えします。どれか1つから試してみてください。すべてを完璧にやろうとすると、それ自体がストレスになることがあります。「できない日があって当然」という気持ちで、1つだけ選んで続けてみてください。
首の後ろを温める:夜寝る前に、ホットタオルや温かいペットボトルを首の後ろに当てます。5分程度でかまいません。椎骨動脈への血流をゆるやかに改善し、副交感神経への切り替えを促します。
急に立ち上がらない:起き上がるとき、横向きになって手をつき、ゆっくり起き上がる。立ち上がるときも、一度座位でワンテンポ置いてから立つ。この一手間で、起立性のめまいは大幅に軽くなることがあります。
足の裏で床を感じる:ふわふわするときは、椅子に座り、足の裏が床についている感覚に意識を向けてみてください。長く息を吐きながら、「地に足がついている」という感覚を確かめます。根を下に向けるイメージです。
冷たいものと甘いものを控える:冷たい飲み物や食べ物は脾(消化の機能)を弱め、水の代謝を乱します。甘いものも同様に、脾を傷めて水毒(体内の水分が滞る状態)を生みやすくします。特にめまいがある日は、白湯か温かい飲み物を意識してください。
「見ないようにしていること」を1つだけ書いてみる:紙に、「今、見ないようにしていることは何か」と問いかけてみます。答えを出す必要はありません。ただ書くだけでいいです。書くことで、脳がその緊張を少し手放すことがあります。
病院と整体、どちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか
結論から言うと、次のような症状があるときは先に医療機関を受診してください。
急に激しい回転感で立てなくなった場合。ろれつが回らない、言葉が出ない場合。片側の手足に急な脱力やしびれがある場合。突然の強い頭痛を伴う場合。体重が短期間で大きく落ちている場合。発熱が続いている場合。
これらは脳梗塞、小脳出血、前庭神経炎などの可能性があり、早急な医療対応が必要です。
一方、次のような状況では整体のサポートが力になれます。病院で検査したが異常が見つからなかった場合。数ヶ月以上ふわふわ感が続いている場合。首や骨盤が慢性的に硬く、姿勢の悪さや疲れやすさを伴っている場合。ストレスや睡眠の乱れが関わっていると感じている場合。
病院での診察と整体は、対立するものではありません。必要に応じて医療機関と連携しながら、体の緊張をゆるめ、回復しやすい体質をつくることが整体の役割です。常若整骨院でも、医師から診察を受けたうえで通院されている方も多くいらっしゃいます。
めまいの医学的な情報については、厚生労働省の生活習慣病関連ページもあわせてご参照ください。
よくあるご質問
めまいのスピリチュアルな意味として「次元上昇のサイン」と言われることがあります。どう考えればいいですか?
「次元上昇のサイン」という解釈は、体が変化の時期にあることを表すひとつの読み方として理解できます。ただし東洋医学的に見ると、めまいが起きやすいのは「見ないようにしていることがある」「気が上に張り詰めている」状態です。スピリチュアルな意味を読む前に、まず体の状態を確認してください。急激で強いめまいは医療機関を優先してください。
病院でめまいの検査をしたら異常なしでした。それでも整体に来ていいですか?
はい。「検査で異常なし」のめまいで来られる方が最も多いです。内耳や脳の器質的な問題が除外されているならば、体全体の緊張・自律神経・生活習慣からのアプローチが有効な場合があります。整体は診断をするものではなく、体の緊張をゆるめ回復しやすい状態づくりをサポートします。
ふわふわするめまいと、グルグル回るめまいは原因が違いますか?
大きく違います。回転性のめまいは内耳のリンパ液や前庭神経が関わっていることが多く、良性発作性頭位めまい症(BPPV)やメニエール病など特定の疾患が原因のことがあります。浮動性(ふわふわ)のめまいは自律神経の乱れや慢性的な首の緊張、血流低下が関わりやすいです。整体のサポートが向いているのは主に浮動性タイプで、回転性で突然激しく起きる場合は耳鼻科への受診を優先してください。
めまいはストレスで起きますか?
はい、ストレスはめまいの大きな引き金になります。ストレスによって交感神経が過緊張すると、首の筋肉が硬くなり、内耳への血流が低下します。また精神的な緊張が長く続くと、肝(東洋医学的な意味)が硬直し、気の巡りが悪くなります。「ストレスで頭がグルグルする」という感覚は、字義通り体に出ていることがあります。
めまいのとき、横になるべきですか?それとも動いたほうがいいですか?
強い回転性めまいが起きているときは、安全な場所で横になってください。ただし浮動性のふわふわ感は、横になり続けると感覚器のリセットが起きにくくなることがあります。あまり強くなければ、ゆっくり座位になり、足の裏を床につけて深呼吸するほうが症状が落ち着きやすいことがあります。
東洋医学のどのタイプのめまいか、自分で判断できますか?
大まかな目安はあります。疲れたとき・睡眠不足のときに悪化し、ふわふわ感が強い方は肝血虚型が多い。怒りやイライラが引き金になり、頭が締め付けられる感じがある方は肝陽上亢型が多い。慢性的なふわふわが続き、耳鳴りや腰だるさを伴う方は腎虚型が多い傾向があります。ただし複数のタイプが重なることも多く、見立ては施術者によるカウンセリングでの確認が正確です。
めまいに効くツボを教えてください。
三陰交(さんいんこう)は内くるぶしの頂点から指4本ぶん上、すねの骨の後ろぎわです。肝・脾・腎の三臓に働きかけます。太衝(たいしょう)は足の甲の親指と人差し指の骨が合わさる手前のくぼみで、肝の気の流れを整えます。太渓(たいけい)は内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみで、腎を補います。ツボはあくまで補助的なものです。押すときに気持ちよく感じる程度の強さで、深呼吸しながらゆっくり押してください。
内耳のリンパ液を整えるために、水をたくさん飲んだほうがいいですか?
水分補給は大切ですが、「とにかくたくさん」ではなく「適量を温かいもので」がポイントです。東洋医学的に見ると、冷たい飲み物を一度に大量に飲むことは脾の働きを弱め、むしろ水毒(水分が代謝されず滞る状態)を招くことがあります。1日1.5リットルを目安に、白湯か温かいお茶で少しずつ飲む方法が体に優しいです。
めまいの症状が出ると不安になり、さらに悪化する気がします。どうすればいいですか?
めまいへの予期不安(またあの感覚が来る)は、交感神経をさらに緊張させ、実際に症状を起こしやすくします。悪循環です。対処の鍵は「不安から体の感覚に意識を移す」ことです。めまいがしたとき、焦らず椅子に座り、足の裏が床につく感覚と、吐く息だけに意識を向けます。「また体がサインを出している。教えてくれてありがとう」と内心でつぶやくだけで、緊張がやや抜けやすくなります。
耳鼻科にもかかりながら整体に通っても大丈夫ですか?
はい、問題ありません。耳鼻科に通院しながら、体の緊張を整えるサポートを整体で受けることは矛盾しません。服薬中の方も多くいらっしゃいます。ただし薬の変更や追加は必ず医師に相談してください。整体側で「薬をやめてください」とお伝えすることはありません。
何回くらい通えばめまいが変わりますか?
個人差があるため一概には言えませんが、首や骨盤の緊張が強い方は、3回程度で体の感覚が変わり始める方が多いです。生活習慣やストレスが大きく関わっているケースは、体の変化に加えて生活面の改善が加わると安定しやすくなります。初回のカウンセリングで、その方の体の状態をお伝えしたうえで見通しをお伝えしています。
めまいが起きやすい時間帯や場面はありますか?
はい、あります。東洋医学では子午流注(しごるちゅう)という考え方があり、臓器が最も活発に動く時間帯が2時間ごとに決まっています。肝は午前1〜3時(丑の刻)に最も働き、この時間帯に目が覚めたり、朝起き上がったときにめまいがひどい方は肝血虚型のサインであることがあります。また、夕方17〜19時は腎の時間帯で、この時間帯に疲れとともにめまいが出やすい方は腎虚が背景にある可能性があります。ストレスが溜まった日の夜に悪化する方は、肝陽上亢型が多いです。自分の悪化パターンを観察しておくと、施術時の見立てにも役立ちます。
首を鳴らすと一時的にめまいが楽になる気がします。続けていいですか?
あまりお勧めしません。首の関節を自分で鳴らす行為は、椎骨動脈に思わぬ負担をかける場合があります。一時的に楽になるのは関節周りの緊張が一瞬ゆるんでいるためですが、繰り返すことで関節の安定性が下がり、より頻繁に鳴らしたくなるという悪循環になりやすいです。首周りの慢性的な緊張が原因であれば、施術者に首の後ろや肩甲骨周りの緊張をゆるめてもらうか、自分でホットタオルを当てて温める方が、体の負担が少ない対処です。
めまいと心理的な悩みはどう関係していますか?
強い関係があります。精神的なストレス・不安・抑圧された感情は、自律神経を通じて体に現れます。東洋医学では感情は五臓と対応しており、怒り・我慢・焦りは肝を、恐れ・不安は腎を、考えすぎは脾を傷めます。これらの感情が長く続くと、それぞれの臓器の働きが落ちてめまいが起きやすくなります。心療内科・精神科に通院されながら、体の緊張をゆるめることを目的で整体に来られる方もいます。心理面と体面の両方からアプローチすることが、慢性めまいの改善に有効なことがあります。
まとめ
福岡市でめまいに悩んでいる方へ。病院で異常なしと言われたのに、ふわふわ感が続いている方へ。
めまいは「耳や脳の問題」だけではないことがあります。スピリチュアルな視点から見ると、体が「今、見ないようにしていることがある」と伝えているサインかもしれません。東洋医学では目は肝に属し、見たくないものを見ないようにすると肝が緊張し、首や骨盤が硬くなり、血流が低下してめまいが起きやすくなると考えます。
感じる力が強い方ほど、体が先に教えてくれます。それは弱さではなく、体が正直であるということです。自分を責める必要はまったくありません。
体の緊張をゆるめること。生活の中で無理に抱えていたものを少しずつ手放していくこと。そのサポートをするのが常若整骨院の役割です。
めまいの背景にあるものを一緒に読み解き、体が落ち着きやすい状態へ整えていきます。「なぜ私だけこんなに続くのか」と悩んでいた方が、体の声を読めるようになったとき、症状への向き合い方が変わっていきます。
一人で抱え込まず、まず体の緊張をゆるめるところから始めてみてください。福岡市早良区・西新でお待ちしています。
院長プロフィール
冨高誠治(とみたか せいじ)。柔道整復師・鍼灸師。施術歴20年。これまでに25,000人の患者さんに施術を行ってきました。常若整骨院は福岡市早良区に位置し、西新駅から徒歩圏内にあります。東洋医学・気功を軸に、体の緊張と自律神経、生活習慣・考え方のクセを合わせて見立てる施術を行っています。全国での技術セミナー講師としての活動や、整体師向けの教育にも携わっています。「一生成長して、患者さんと整体師さんを救う」を院の理念としています。めまい・自律神経の不調・「検査で異常なし」が続くつらさでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。











