常若整骨院は産後の体のケアに対応していますか|腰・骨盤・手首の痛みと、眠れない疲れを体の側から整えます
結論から言うと、はい、産後の体のケアに対応しています。ただし、当院は医療機関ではありません。要点は三つです。一つ目は、産後の腰、骨盤まわり、手首、肩首の痛みや、抜けない疲れ、冷え、眠りの浅さを、体の土台から整えやすくするお手伝いをすること。二つ目は、気分の落ち込みが続く、眠れない、赤ちゃんのお世話ができないほどつらいといった場合は、産婦人科や心療内科、地域の保健師さんが先であること。三つ目は、授乳中、帝王切開のあと、お子さん連れの来院など、産後ならではの事情を伺いながら進めることです。この記事は、福岡市早良区・西新駅から徒歩圏の常若整骨院に、産後の体のことを相談できるか知りたい方に向けて書いています。
産後の体の相談は、常若整骨院でできますか
結論として、できます。当院で25,000人の患者さんを施術してきた中には、産後の腰痛、骨盤まわりの違和感、授乳や抱っこによる手首の痛みで来られた方が多くおられます。
産後の体は、出産という大きな負担を受けたうえに、休む間もなく、夜中の授乳や抱っこが続きます。回復に使える時間がほとんどない中で、体が悲鳴を上げているのは自然なことです。当院の役割は、その体の声を聞いて、緊張と冷えをゆるめ、回復しやすい土台をつくる手伝いをすることです。出産後の体を元に戻すと約束するものではなく、診断や医療行為を行う場所でもありません。
産後、病院を先に受診したほうがいいのはどんなときですか
結論として、次のような場合は、整体より先に産婦人科など医療機関を受診してください。
- 出血が増えた、または長く続く、強い腹痛がある
- 38度以上の熱が続く、乳房が赤く腫れて強く痛む
- 気分の落ち込みが2週間以上続く、涙が止まらない、眠れない状態が続く
- 赤ちゃんをかわいいと思えない、消えてしまいたいという考えが浮かぶ
- 片側の脚が腫れて痛む、息苦しい、胸が痛む
- 帝王切開の傷が赤く腫れる、じくじくする
産後のこころの不調については、厚生労働省でも産後うつの相談窓口が案内されています。つらいときは、お住まいの区の保健師さんに電話するのも一つの方法です。整体だけで様子を見ることは、お勧めしません。
産後の体には、どんなことが起きていますか
結論として、産後の体は、骨盤まわりの緩み、血と体力の消耗、ホルモンの急な変化、睡眠不足が一度に重なった状態にあります。
妊娠中から出産にかけて、骨盤の関節や靱帯は緩みやすくなります。その状態のまま、毎日、赤ちゃんを抱き上げ、前かがみで授乳し、夜中に何度も起きます。腰、お尻の奥、手首の親指側、首から肩にかけて痛みが出るのは、そのためです。
自律神経とは、体のアクセルとブレーキのような働きです。産後は夜中も気を張っているので、アクセルが踏まれたまま、ブレーキがかかりにくくなります。赤ちゃんが寝ても自分は眠れない、という声を、当院ではよく聞きます。
産後の体に、整体はどこまでできますか
結論として、整体にできるのは、骨盤まわりと全身の緊張をゆるめ、血の巡りと呼吸の深さを整えて、休みやすい体をつくることです。
具体的には、次のことを行います。
- 腰、お尻、骨盤まわりの硬さと冷たさを手で確認する
- 手首、肩、首の使いすぎの緊張をゆるめる
- 抱っこや授乳のときの姿勢で、負担の少ない向きを一緒に探す
- 眠り、食事、気持ちの張りを責めずに伺い、通う間隔を相談する
できないことも、はっきりお伝えします。産後うつの診断、悪露や出血の判断、傷の状態の確認、薬の判断は、医療機関の役割です。当院では行いません。
産後はいつから施術を受けられますか
結論として、産後1か月の健診で、医師から問題がないと言われてからが一つの目安です。
それより前は、体の回復が最優先です。悪露がまだ続いている時期や、帝王切開の傷が落ち着くまでは、無理をしないでください。健診のあとも、体調を伺いながら、まずはやさしい刺激から始めます。産後半年、1年と時間がたっていても、相談は受けられます。「もう産後ではないから」と我慢しているうちに、痛みが体に居座ってしまう方も多くおられます。
授乳中でも、赤ちゃん連れでも通えますか
結論として、通えます。授乳中でも施術は受けられますし、お子さんと一緒の来院についても、事前にご相談ください。
授乳中の方には、うつぶせの姿勢が苦しいことがあるので、横向きや仰向けなど、楽な姿勢で行います。薬やサプリメントを使っている方は、その内容もお知らせください。お子さんの預け先がなく、通えないと諦めている方は、まずご連絡をください。状況に合わせて、できる形を一緒に考えます。
東洋医学では、産後の体をどう考えるのですか
結論として、東洋医学では、産後は「血が足りなくなり、回復力の貯金も減っている時期」と考えます。
腎とは、東洋医学で回復力の貯金にあたる働きです。血とは、体を養う栄養と潤いのことです。気の巡りとは、体と心のエネルギーの流れのことです。当院の臨床で見てきたパターンを、三つに分けてお伝えします。
| タイプ | よく見られる状態 | 触れたときの所見 |
|—|—|—|
| 回復力の貯金が減っている(腎の弱り) | 腰がだるい、足腰が冷える、白髪や抜け毛が増えた | 腰とお尻の上が冷たく、へそのまわりに力がない |
| 血が足りず、気が張っている(肝の乱れ) | 目が疲れる、イライラ、寝つけない、手足のしびれ | 脇腹からみぞおちが板のように硬い |
| 考えすぎ、頑張りすぎで消耗している(心と脾の弱り) | 食欲が不安定、胃もたれ、不安が頭から離れない | みぞおちが張り、お腹全体にやわらかく力がない |
一人の中に二つが重なることも多くあります。そして、産後に頑張りすぎる方ほど、休めない自分を責めやすいものです。責める気持ちそのものが緊張となって、体をさらに固くすることがあります。ここは、はっきり言っておきます。休めないのは、あなたの気持ちが弱いからではありません。
ツボは、無理のない範囲で触れてください。
- 太渓(たいけい):内くるぶしのいちばん高い所と、アキレス腱のあいだのくぼみ
- 合谷(ごうこく):手の甲側、親指と人差し指の骨が交わる所から、少し人差し指寄りのくぼみ
- 足三里(あしさんり):膝のお皿の外側の下のくぼみから、指4本ぶん下
産後の方に多いのは、どんな悩みですか
結論として、多いのは「痛みや疲れよりも、休めない状況そのものがつらい」という方です。
- 座っていても、腰がジリジリ、ズキズキする
- 抱き上げるたびに、手首の親指側がうずく
- 赤ちゃんが寝ても、自分は眠れない
- 足先が冷え、靴下をはいて寝ても温まらない
- 産後の骨盤が気になり、お腹がぽっこりしたまま戻らない
どれも、気持ちの問題ではなく、体が休めていないことの表れとして読めます。
実際に産後のケアを受けた方は、どんな経過でしたか
結論として、体の使い方と緊張に目を向けたことで、痛みの出る場面が減った方がおられます。以下は、実際に寄せられた患者さんの声をもとに、個人が特定されない形に整えたものです。
40代の女性は、産後から座っているだけで腰が悲鳴をあげるような痛みがあり、ジリジリ、ズキズキと続いていました。3回目ごろから、座っていても腰の痛みを感じない時間が増えたと話されています。時々痛んでいた膝の違和感や、手首の腱鞘炎も少しずつ落ち着いてきたそうです。
30代の女性は、出産後から手の痛みと、歩き方の違和感がありました。手首のほうが重いと思っていましたが、実際には10年以上前に捻挫した足首が、長く放置されたままでした。足首に時間をかけて施術を受けるうちに、手首の動きが軽くなったと話されています。痛い場所だけでなく、体全体のつながりを見る大切さを教えてくださった方です。
30代の会社員の女性は、産後の骨盤と、授乳による手首の痛みで悩んでいました。一人ひとりに合わせた施術を受けるうちに、痛みを諦めなくていいのだと感じるようになったと話されています。
どの方も、効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
産後は自宅でどうケアすればいいですか
結論として、腰とお腹をあたため、寝られるときに横になることが、一番の基本です。次の三つのうち、どれか一つからで十分です。
- 腰とお腹に腹巻きやカイロを使う(低温やけどを防ぐため、衣類の上から)
- 赤ちゃんが寝たら、家事より先に横になって目を閉じる
- 夜、布団の中で息をゆっくり長く吐くことを3回だけ行う
できない日があって当然です。産後は、予定通りにいかないのが普通です。全部をきちんとやろうとすること自体が、緊張を強めてしまいます。真面目さが悪いのではなく、真面目さの向け先を、少しだけ自分の体に回してあげてください。
骨盤の歪みが気になる方は、自律神経の乱れが背景にあることも多く、そちらは自律神経失調症の記事で詳しく書いています。
病院と整体、どちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか
結論として、迷ったら先に産婦人科や、かかりつけの医療機関に相談してください。そのうえで、整体は体の土台を整える役割として、並行して使っていただけます。
医療機関にかかりながら通うことは問題ありません。処方薬を使っている方も、そのまま通えます。薬の中止や変更は、必ず主治医に相談してください。
よくあるご質問
産後の体のケアは、いつから相談できますか?
産後1か月の健診で問題がないと言われてからが目安です。それ以前は回復を優先し、体調に不安があれば医療機関に先に相談してください。
授乳中でも施術を受けられますか?
はい、受けられます。うつぶせが苦しい場合は、横向きや仰向けで行います。服用中の薬やサプリメントがあれば、事前にお知らせください。
赤ちゃんを連れて行っても大丈夫ですか?
事前にご相談ください。お子さんの状況に合わせて、できる形を一緒に考えます。
産後の骨盤の歪みは整体で戻りますか?
元に戻ると約束することはできません。ただし、骨盤まわりの硬さや冷えをゆるめ、負担の少ない体の使い方を探すお手伝いはできます。
帝王切開のあとでも通えますか?
はい、通えます。ただし、傷の状態は医療機関で確認してください。傷の近くには強い刺激を与えず、体調を伺いながら進めます。
産後の腰痛や手首の痛みは、どのくらい通えばいいですか?
個人差が大きく、一概には言えません。最初の数回で変化を一緒に確認し、そのうえで通う間隔を相談します。
産後うつかもしれないとき、整体に行ってもいいですか?
まず産婦人科、心療内科、保健師さんに相談してください。そのうえで、体の緊張が強いときは、並行して通うことができます。
産後に眠れないのも、体のケアで変わりますか?
変わると約束することはできません。ただし、緊張や冷えをゆるめて、休みやすい体をつくるお手伝いはできます。眠れない状態が続くときは、医療機関にも相談してください。
産後半年や1年たっていても相談できますか?
はい、相談できます。時間がたってから痛みが出る方、気づいたら体が戻っていないと感じる方も、多くおられます。
病院で異常なしと言われても、相談できますか?
はい、相談できます。検査で大きな異常がなくても、疲れや冷え、痛みが残っている方は多くおられます。
2人目、3人目の産後でも違いはありますか?
上のお子さんのお世話も重なるため、休む時間がさらに取りにくく、疲れがたまりやすい傾向があります。それぞれの状況に合わせて、相談してください。
どんな服装で行けばいいですか?
動きやすく、お腹まわりを締めつけない服装がお勧めです。着替えもご用意していますので、普段着でも大丈夫です。
まとめ
福岡市で産後の体のケアを探している方へ。診断や医療は産婦人科などの医療機関に任せ、そのうえで、腰や手首の痛み、抜けない疲れ、冷えといった体の土台は、当院で一緒に整えていくことができます。休めない自分を責めなくて大丈夫です。一人で抱え込まず、まず体の緊張をゆるめることから始めてみてください。カウンセリングと施術、セルフケアで、お手伝いします。効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
院長プロフィール
冨高誠治(柔道整復師・鍼灸師)。施術歴20年、25,000人の患者さんを施術。福岡市早良区・西新の常若整骨院にて、東洋医学の見立てをもとに、体の冷えと緊張から整える施術を行っています。
季節ごとの体の整え方を、メールでお届けしています。よければ、どうぞ。
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