夕方になると足がだるくて重い理由|朝は平気なのに夕方から崩れる足を、東洋医学の目で読む福岡市の整体
結論から言うと、朝は軽いのに夕方になると足がだるくて重くなる状態は、足そのものの疲れというより、1日かけて下半身に水分と血流が溜まり、それを押し戻す力が夕方に尽きてきているケースが多くあります。
要点は3つです。
- 原因:長時間の立ち仕事や座り仕事、ふくらはぎの動きの少なさ、股関節まわりと腰のこわばり、呼吸の浅さ、胃腸の疲れ、自律神経の緊張が重なり、足から心臓へ戻る流れが夕方に細くなっていることが多くあります。
- 整体でできること:足をもむだけでなく、お腹、股関節、腰、ふくらはぎ、足首という戻り道の緊張をゆるめ、巡りを保ちやすい土台づくりをサポートします。
- この記事の対象:夕方になると靴がきつくなる方、帰りの電車で立っているのがつらい方、検査で大きな異常はないと言われて行き場を失っている方、福岡市で相談先を探している方です。
ただし、片足だけが急に腫れて赤く熱い、ふくらはぎに強い痛みがある、息苦しさや胸の痛みを伴う、といったときは、整体より先に医療機関を受診してください。この線引きは、あとの節で表にまとめます。
夕方の足のだるさは、どんなときに強く出るのですか
結論として、夕方の足のだるさは、立ちっぱなしの日、座りっぱなしの日、暑い日、食事の塩気が強かった日、生理前、睡眠が浅かった翌日に強まる方が多くいます。
当院で25,000人の患者さんを施術してきた経験では、夕方の足のだるさを訴える方に、次のような場面が共通して多く見られます。
- 午前中は平気なのに、15時を過ぎるあたりから足首のまわりが重くなる
- 昼に履けていた靴が、夕方には指のあたりが窮屈で、帰宅後に靴下の跡がくっきり残る
- 帰りの電車やバスで、立っているより座りたいと思う気持ちが強くなる
- 夜、布団に入ってから、ふくらはぎがじんわり熱っぽく、足の置き場に困る
- 脚を高くして寝ると楽だが、起きるとまた夕方には元に戻る
多くの方が、「歳のせいかな」「運動不足かな」と、自分に理由をつけて通り過ぎます。けれども、毎日のように夕方に崩れるなら、体が何かを伝えているサインです。気のせいでも、体質だからと諦めるものでもありません。
夕方の足のだるさとは、どのような状態ですか
夕方の足のだるさとは、1日の重力と動きの少なさによって、足に血液と水分が溜まり、重さや張りとして感じられる状態です。
体の血液は、心臓から足先まで送られ、帰りは筋肉の動きに助けられながら上へ戻ります。ふくらはぎは、第二の心臓と呼ばれるほど、この戻りを担っています。ところが、立ったまま動かない、座ったまま足首を動かさないという時間が長いと、ふくらはぎがポンプとして働けず、水分が足に残ります。
もうひとつ大事なのは、戻り道の途中です。足の付け根、お腹の奥、骨盤の中を通る血管やリンパの道が、股関節まわりのこわばりや呼吸の浅さで細くなっていると、ふくらはぎが頑張っても、その先で渋滞が起きます。足のだるさは、足だけの問題ではなく、足から胴体へ続く道全体の問題として現れることが多くあります。
なぜ夕方になると足がだるくなるのですか
結論として、夕方に足がだるくなるのは、朝から積み重なった水分の滞りが、ふくらはぎのポンプの疲れと自律神経の切り替わりの時間帯に重なって、はっきり感じられるようになるためです。
夕方に強まる背景には、主に4つあります。
- 重力:朝から立つ、座るを続けると、水分は少しずつ下へ降りていきます。夕方は、その1日分が足にたまっている時間です。
- ポンプの疲れ:ふくらはぎや足首の筋肉は、1日歩いたり立ったりしたあとで、もっとも疲れています。戻す力が落ちる時間帯です。
- 自律神経:日中の緊張を支えていたアクセルが疲れ、夜のブレーキへ切り替わる境目の時間帯です。この切り替わりがうまくいかないと、足に重さとして出やすくなります。
- 食事と水分:昼食の塩気や、午後に水分をあまり摂らなかったことも、夕方の足に影響します。
朝は平気なのに夕方に崩れる、という時間差こそが、ヒントです。時間帯が決まっているということは、原因が1日の過ごし方の中にあるということです。
朝から足が重い場合は、夕方のだるさと何が違うのですか
結論として、朝から足が重い場合は、夜のあいだに回復しきれていない可能性が高く、夕方だけ重い場合は、日中の過ごし方による滞りの影響が大きい可能性があります。
| 出るタイミング | 多い背景 | 見るポイント |
|—|—|—|
| 夕方だけ | 日中の立ち座りの偏り、ふくらはぎのポンプの疲れ | 足を高くして休むと軽くなるか |
| 朝から重い | 睡眠の質の低下、腎の消耗、胃腸の疲れ | 起きた直後の足の冷え、腰の重さ |
| 夜に強まる | 緊張が抜けず、自律神経の切り替えが乱れている | 寝る前のスマホ、入浴の有無 |
| 生理前に強まる | ホルモンの揺れ、水の巡りの変化 | 周期との関係、顔や手のむくみ |
これは目安であって、自己診断のための表ではありません。当てはまるものが複数ある方も多くいます。
夕方の足のだるさに整体はどこまでできますか
結論として、整体は、足の戻り道にあたる股関節、腰、お腹、ふくらはぎの緊張をゆるめ、巡りを保ちやすい身体づくりをサポートできます。病気そのものに直接働きかけるものではなく、医療行為でもありません。
できることは、次のようなことです。
- 股関節の前側や内もも、お腹の奥の硬さを見つけてゆるめる
- 呼吸が入りやすいように、肋骨と横隔膜まわりの動きを出す
- ふくらはぎと足首の動きを取り戻し、ポンプが働きやすい状態にする
- 日常でできる、座り方、立ち方、足首の動かし方をお伝えする
できないこと、しないことも、はっきりしています。
- 血管の病気や心臓、腎臓の病気かどうかの判断
- 薬の調整や中止の判断
- 急な腫れや強い痛みへの対応
こうした部分は、医師の領域です。整体は、そのうえで日常の巡りを整える補助として使うものだと考えています。
福岡市で整体を探すとき、何を見て選べばいいですか
結論として、足のだるさで整体を選ぶなら、足だけを触る院ではなく、体全体の流れから見てくれるかどうかを見るのが大切です。
見るポイントは、次の5つです。
- 最初にしっかり話を聞いてくれるか(いつ、どの時間帯に、どちらの足に出るか)
- 足以外に、お腹、股関節、腰、呼吸を見てくれるか
- 病院に行くべきサインを、きちんと伝えてくれるか
- 通う回数を最初から決めつけないか
- 日常でできることを、無理のない形で伝えてくれるか
「何回通えば」「この商品を使えば」と急がせる院は、避けたほうが安心です。足のだるさは、体の流れの問題なので、時間をかけて変わっていくものです。
常若整骨院では夕方の足のだるさをどう見ていますか
結論として、当院では、足のだるさを足の問題として見るのではなく、足から胴体までの戻り道の渋滞として見ます。
まず、お話を聞きます。何時ごろから重くなるか、どちらの足か、立ち仕事か座り仕事か、靴下の跡はどうか、夜の寝つきはどうか。ここがいちばん大切です。
次に、触れて確かめます。ふくらはぎが張っているのか、内ももが硬いのか、お腹の奥が冷たいのか。多くの方は、足よりも、足の付け根とお腹のほうがずっと硬くなっています。足が悪いのではなく、足を支えている中心が疲れているという所見が多いのです。
そして、施術のあとに、日常でできることを1つだけお伝えします。いくつも渡さないのは、できなかった日に自分を責めないでほしいからです。
施術歴20年のなかで、足のだるさは、それだけで来られる方よりも、肩こり、むくみ、胃腸の不調、眠りの浅さと一緒に語られることのほうが多い症状です。足は、体全体の余裕を映す場所のひとつだと感じています。体の水の巡りについては、こちらの記事でも触れています。
東洋医学では夕方の足のだるさをどう考えるのですか
結論として、東洋医学では、夕方の足のだるさを、脾(胃腸の働き)、腎(回復力の貯金)、肝(気の巡りと筋の調整)のバランスの乱れとして読みます。
専門用語を、日常の言葉にしてみます。
- 脾とは、食べたものから体の力をつくり、水を運ぶ働きのことです。ここが疲れると、水が足に溜まりやすくなります。
- 腎とは、生まれ持った力と回復力の貯金のことです。ここが減ると、足腰に力が入らず、夕方になると崩れやすくなります。
- 肝とは、気の巡りと、筋肉や腱の柔らかさを調整する働きのことです。ここが張りつめると、ふくらはぎがつりやすく、足が突っ張ります。
臨床で見ていると、次の3つのタイプに分かれることが多くあります。
| タイプ | 特徴 | 多い生活の場面 |
|—|—|—|
| 脾の疲れ | 足が重だるく、むくみやすい。食後に眠くなる | 食事が不規則、甘いものが多い、考えごとが多い |
| 腎の消耗 | 足腰がだるく、夕方になると力が抜ける。冷える | 睡眠不足、働きすぎ、休みがない |
| 肝の張りつめ | 足が突っ張る、つりやすい。ため息が多い | 責任が重い、我慢が多い、緊張が続く |
左右の差もヒントになります。右足に強く出る方は仕事の負担、左足に強く出る方は家庭の負担が関係していることが多いと、現場で感じています。ただし、これは「そう言われる方が多い」という傾向であり、断定ではありません。
ツボも、いくつか紹介します。夕方にぎゅっと押すのではなく、やさしく触れる程度で十分です。
- 足三里(あしさんり):膝のお皿の下の外側のくぼみから、指4本ぶん下にあります。胃腸の疲れが足に出ているときに。
- 三陰交(さんいんこう):内くるぶしの頂点から指4本ぶん上、すねの骨の後ろぎわにあります。巡りと冷えが気になるときに。
- 湧泉(ゆうせん):足の裏の、指を曲げたときに最もへこむところにあります。疲れが抜けにくい日の締めに。
立ち仕事とデスクワークで、足のだるさの出方はどう違うのですか
結論として、立ち仕事の方は足の付け根と腰から先にこわばり、デスクワークの方は足首とふくらはぎが動かないことで、それぞれ別の形で夕方に崩れます。
立ち仕事の方は、1日じゅう同じ高さで体重を支えているため、足の付け根の前側と腰の筋肉が、休む間もなく緊張し続けています。夕方に感じる重さは、ふくらはぎの疲れというより、足の付け根が固まって血管を押さえていることから来ている場合が多くあります。当院で触れてみると、ふくらはぎは意外と柔らかいのに、内ももの付け根が板のように硬い方が少なくありません。
デスクワークの方は反対に、足首がほとんど動いていません。ふくらはぎのポンプが何時間も止まっているため、夕方に立ち上がった瞬間、足がずっしり重く、靴がきつく感じられます。夕方に靴下の跡がくっきり残るのは、このタイプに多い所見です。
どちらのタイプも、共通しているのは、体を動かす場面と休む場面の切り替えが少ないことです。立つ人は座る時間を、座る人は動く時間を、1日のどこかに小さく入れるだけで、夕方の崩れ方は変わりはじめます。
歩き方や靴は、夕方の足のだるさに関係しますか
結論として、歩き方と靴は関係します。靴の中で足指が動かない状態や、かかとが傾いて着地する歩き方は、ふくらはぎのポンプを弱め、夕方の重さにつながりやすくなります。
靴選びで見るポイントは、次の4つです。
- 夕方に試す:足は夕方にもっとも大きくなるので、午前中に買うと、夕方に窮屈になります。
- 足指が動くか:つま先に、指を軽く動かせるゆとりがあるか。
- かかとが安定するか:歩いたときに、かかとが浮かないか。
- 中敷きがつぶれていないか:長く履いた靴は、底がつぶれて足の裏の支えが失われています。
歩き方では、かかとから着地して、親指で地面を押し出す動きが、ふくらはぎのポンプを働かせます。ペタペタと平らに着く歩き方や、足を引きずるような歩き方は、ポンプが十分に働きません。意識しすぎると疲れるので、通勤の途中で1回、親指で押し出すつもりで歩く、くらいで十分です。
左右どちらの足がだるいかで、何か分かりますか
結論として、左右差は体のクセや生活の偏りのヒントになりますが、断定はできません。右足が強い方は仕事の負担、左足が強い方は家庭の負担が関係している方が多い、という傾向があるだけです。
当院の問診では、必ず「どちら側ですか」とお聞きします。これだけで、話がぐっと具体的になるからです。右足に強い方は、仕事の責任や人間関係の話が自然に出てきます。左足に強い方は、家族の世話や家事の話が出てきます。もちろん、例外は多くあります。
また、利き足や、立つときに体重をかけるクセ、バッグを持つ側によっても、左右差は出ます。「どちらの足が重いか」より、「その側で何を我慢しているか」に目を向けると、体からのメッセージが読みやすくなります。
自律神経と夕方の足のだるさはどう関係しているのですか
結論として、自律神経とは体のアクセルとブレーキのような働きで、日中のアクセルが踏みっぱなしだと、夜に切り替わりきれず、足に重さとして残ることがあります。
日中は交感神経というアクセルが働いて、筋肉も血管も締まります。夕方から夜にかけては、副交感神経というブレーキに切り替わり、血管がゆるんで血流が下へ広がります。この切り替えの時間帯に、足がだるくなる方が多くいます。
緊張が続いている方は、切り替わりの途中で、体が半分アクセルを踏んだままになります。その結果、足は重いのに、眠れない、横になっても落ち着かない、という状態が生まれます。
浅い呼吸も関係しています。呼吸が浅いと、お腹の奥の圧力の変化が小さくなり、足から戻る流れが弱くなります。深い呼吸は、足の戻りを助けるポンプのひとつです。
夕方の足のだるさで来られる方に多いのはどんなケースですか
結論として、当院では、立ち仕事の方、デスクワークの方、育児で動き続けている方、更年期のころの方が多く、共通して「休むのが下手」という特徴があります。
- 立ち仕事の方:販売、飲食、美容師など、1日じゅう立つ方。ふくらはぎではなく、足の付け根と腰が先にこわばっていることが多くあります。
- デスクワークの方:座りっぱなしで、足首をほとんど動かさない方。夕方のむくみと、冷えが同時に出ます。
- 育児中の方:抱っこと家事で立ちっぱなし。夜に眠りが細切れで、回復が間に合いません。
- 更年期のころの方:ホルモンの変化と水の巡りの変化で、夕方の足のむくみが目立ちます。
多くの方が、足の疲れを「仕方のないもの」と受け流してきた経験があります。その積み重ねで、受診するころには、足だけでなく、腰、お腹、睡眠まで影響が出ていることが少なくありません。
夕方の足のだるさがあるとき、食事や睡眠で気をつけることはありますか
結論として、夕方の足のだるさには、昼食の塩気、午後の水分、夜の睡眠の深さが影響します。ただし、全部を整えようとせず、どれか1つを少し変えるだけで十分です。
食事では、昼食に汁物やラーメンの汁を飲み干す日が続くと、夕方の足に出やすくなります。東洋医学でいう脾が疲れているときは、冷たい飲み物や甘いものも、水の巡りを重くします。完璧にやめようとするとストレスになるので、7〜8割できていれば合格だと考えてください。
睡眠では、足が重いまま布団に入ると、眠りが浅くなり、翌日の回復が間に合いません。すると、翌朝から足が重い、という悪循環に入ります。寝る前に足首を回す、足を高くして3分休む、といった小さな習慣が、悪循環を断つきっかけになります。
夕方の足のだるさは、この食事と睡眠のどちらかを少し変えるだけで、数週間後に軽くなる方も多くいます。大きく変えようとせず、できる範囲で続けることが、いちばんの近道です。
夕方の足のだるさを放っておくと、どうなりますか
結論として、放っておいても多くは急に悪化しませんが、夕方の重さが朝まで残るようになったら、回復が追いついていないサインです。
当院に来られる方の多くは、「夕方だけだから」と我慢して、数年たってから相談に来られます。そのころには、夕方の足だけでなく、腰の重さ、眠りの浅さ、肩のこわばりまで重なっていることが少なくありません。足は、体の中でいちばん低い場所にあるため、体全体の滞りが最後に溜まる場所だからです。
早めに気づくことの意味は、重い病気を見逃さないことと、体の疲れが深くなる前に手を打てることの両方にあります。夕方の足のだるさは、体が小さく出している声です。その声が小さいうちに耳を傾けるほど、回復の道のりは短くなります。
実際に夕方の足のだるさが楽になった方はどんな経過でしたか
結論として、夕方の足のだるさが楽になる方には、お腹と股関節がゆるむにつれて、夕方に崩れる時間が遅くなっていくという経過が多く見られます。
なお、夕方の足のだるさについて、当院に寄せられた実際の口コミで該当するものは今回ありませんでした。そのため、以下は当院の臨床で多く見られる経過を、特定の個人が分からないよう一般化して示した例です。実在の特定の方の体験談ではありません。効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
1人目:40代女性・販売職。1日8時間立ちっぱなしで、夕方には足が棒のようになると言って来られました。ふくらはぎより、足の付け根と下腹部が硬い方でした。股関節とお腹をゆるめ、休憩中に足首を回すことから始めて、2か月ほどで、夕方の重さが出る時間が遅くなり、帰宅後に動ける余裕が出てきました。
2人目:30代女性・育児中。夜泣きで眠りが浅く、夕方になると足が重くて立つのがつらいと話されました。左足のだるさが強く、家庭の緊張が抜けにくい方でした。施術のたびに眠りが少しずつ深くなり、夕方の足の重さが軽く感じられるようになりました。最初に言われたのは「私が休んでいいなんて思っていませんでした」という一言でした。
3人目:50代男性・事務職。座りっぱなしで、夕方の足のむくみと冷えが続いていました。内科では大きな異常はないと言われています。腎の消耗が重なったタイプで、時間はかかりましたが、半年ほどで夕方のむくみが軽くなり、散歩を再開できたと話されました。
どの方にも共通しているのは、「足をもむ」ことより、お腹、股関節、呼吸、睡眠に目を向けたことです。いずれも効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
最初は1〜2週間に一度、体の反応を見ながら間隔を決めていくことが多いです。軽い場合は数回で動きが出る方もいますが、深いだるさは数か月かかることもあります。回数を最初から決めつけず、変化を見ながら進めます。
夕方にふくらはぎがつる、熱っぽいときは何を見ればいいですか
結論として、夕方から夜にかけてふくらはぎがつる、熱っぽく感じる場合は、ふくらはぎの疲れに加えて、肝の張りつめや水分不足が重なっている可能性があります。ただし、片側だけ強く痛む、赤く腫れる場合は、先に受診してください。
東洋医学では、筋肉や腱の柔らかさは肝が調整していると考えます。責任が重い、我慢が多い、ため息が増えたという時期は、夜にふくらはぎがつりやすくなる方が多くいます。つる直前は、足の裏から指先にかけて、ぴりぴりとした違和感が出ることもあります。
つりやすい日の対策は、寝る前にふくらはぎをやさしくさすり、白湯を一口飲む、という小さなことで十分です。強く伸ばそうとすると、かえって筋肉を傷めることがあります。つってしまったときは、無理に引っ張らず、足の指をゆっくり手前に引き、痛みが引くまで待ってください。
頻繁につる、夜に何度も目が覚める場合は、一度内科でミネラルや血流の状態を相談しておくと安心です。
夕方の足のだるさは自宅でどうケアすればいいですか
結論として、自宅でのケアは、足を温める、足首を動かす、足を高くして休む、のどれか1つからで十分です。できない日があっても構いません。
- 足首回し:座ったまま、足首を左右5回ずつ回す。仕事の合間でもできます。
- 足を高くして休む:寝る前に、クッションに脚をのせて3分。巡りが戻りやすくなります。
- 入浴:湯船に10分ほど浸かる。シャワーだけの日は、足湯でも十分です。
- 深い呼吸:お腹に手をあて、ゆっくり吐く息を長めに3回。足の戻りを助けます。
大事なのは、完璧にやろうとしないことです。きっちりやろうとして、できなかった日に自分を責めると、その自責が緊張になり、足の巡りをさらに止めてしまいます。真面目さが悪いのではなく、真面目さの向け先が、少し違うだけです。「今日は足首を回しただけ」で、十分に意味があります。
病院へ先に行くべきサインは何ですか
結論として、片足だけの急な腫れや痛み、息苦しさ、胸の痛みなどがあるときは、整体より先に医療機関を受診してください。
| サイン | 考えられる背景 | 行き先 |
|—|—|—|
| 片足だけが急に腫れる、赤く熱い、ふくらはぎが強く痛む | 血栓など血管の問題 | 早めに内科・血管外科 |
| 息苦しさ、胸の痛みを伴う | 心臓・肺の問題 | すぐに医療機関・救急 |
| 尿が極端に減る、顔やまぶたも強くむくむ | 腎臓の問題 | 内科・腎臓内科 |
| 足のしびれが強まる、力が入らない | 神経・血管の問題 | 整形外科・神経内科 |
| 傷が長引く、足の色が変わる | 血流や糖尿病 | 内科・皮膚科 |
足の血管やむくみの一般的な説明は、厚生労働省の情報も参考になります。
病院と整体、どちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか
結論として、迷ったら、まず医療機関で重い病気がないかを確認し、そのうえで残るだるさを整体で相談する、という順番が安心です。
病院で異常なしと言われると、「気のせいなのか」と感じる方が多くいます。けれども、検査に出ない不調は、現実にあります。数値に出ないけれど、日常がつらい。その部分に、整体は寄り添うことができます。
通院中の方も、薬を続けながら通えます。お薬の調整は、必ず主治医にご相談ください。当院では、医師の指示を尊重し、そのうえで体の巡りを整える立場で関わります。
よくあるご質問
夕方の足のだるさは病気のサインですか?
多くは日中の姿勢や動きの偏りによるものですが、片足だけの急な腫れや痛みがある場合は、医療機関の受診が先です。毎日続く、年々強くなる、むくみが朝まで残る、という場合も、一度内科で相談しておくと安心です。そのうえで異常がなければ、巡りの面から整体でお手伝いできます。
夕方の足のだるさは何科に行けばいいですか?
まずは内科、片足だけの場合や痛みを伴う場合は血管外科、しびれが強い場合は整形外科が目安です。迷うときは、かかりつけの内科に相談すれば、必要な科を案内してもらえます。
足のだるさとむくみは同じものですか?
同じ背景を持つことが多いですが、別のものです。むくみは水分が溜まった状態、だるさは重さや疲労の感覚です。むくみがなくてもだるいことはありますし、その逆もあります。
塩分を減らせば足のだるさは軽くなりますか?
塩分の摂りすぎは夕方の足に影響しますが、減らすだけで解決するとは限りません。昼食が極端に塩辛かった日は、夕方のだるさが強まる方がいます。完璧に減らそうとすると、ストレスになります。7〜8割を目標に、気楽に続けるのが現実的です。
水を飲むとむくみがひどくなりませんか?
水分を控えるとかえって巡りが悪くなることがあります。一度にがぶ飲みするより、こまめに少しずつ飲むほうが、足には負担が少ないです。
足をもむのは逆効果になりますか?
強くもむと、筋肉を傷めたり、かえって張ったりすることがあります。やさしくさする程度にしてください。血栓が心配なふくらはぎの強い痛みがあるときは、もまずに受診してください。
弾性ストッキングは使ってもいいですか?
使えます。立ち仕事の方には助けになる場合もあります。ただし、サイズが合っていないと、かえって苦しいことがあります。購入の前に、薬局などで相談すると安心です。
生理前に足がだるくなるのはなぜですか?
生理前は、ホルモンの変化で水分が溜まりやすくなり、足も重く感じやすくなります。多くの方に見られる揺れです。ただし、毎月つらくて日常に響く場合は、婦人科にも相談してください。
更年期に足がだるくなるのは普通ですか?
ホルモンの変化で、水の巡りや疲れの感じ方が変わる方がいます。珍しいことではありません。ただし、急な変化や強い症状がある場合は、医療機関にもご相談ください。
夕方の足のだるさに整体は効きますか?
整体は、足の戻り道にあたる股関節、お腹、腰の緊張をゆるめ、巡りを保ちやすい身体づくりをサポートします。効果には個人差があり、病気そのものを変えるものではありません。変化が出るまでの時間も、人によって違います。
片足だけがだるいのは問題ですか?
左右差は、体のクセや生活の偏りで出ることが多いです。ただし、急に片足だけが腫れる、強い痛みがある、赤く熱いという場合は、すぐに医療機関を受診してください。
寝るときに足を高くすると効果がありますか?
足を高くすると、戻りが楽になり、翌朝のだるさが軽く感じる方は多くいます。クッションなどで、心臓より少し高い位置に3分ほど置くだけで十分です。長時間やる必要はありません。
靴や靴下は関係しますか?
関係します。夕方に靴がきつくなる方は、靴のサイズを夕方に合わせて選ぶと、楽になることがあります。靴下のゴムがきついと、跡が残って巡りを妨げることもあります。
運動不足が原因ですか?
運動不足の影響はありますが、運動をしている方でも、夕方に足がだるい方はいます。運動の量より、座りっぱなし、立ちっぱなしの時間のほうが影響していることが多いです。
福岡市で、西新周辺から通えますか?
当院は福岡市早良区・西新にあり、西新駅から徒歩圏です。早良区、中央区、城南区、西区などから通われる方が多くいます。
どのくらいの頻度で通えばいいですか?
最初は1〜2週間に一度を目安にし、体の反応を見ながら間隔を決めていきます。軽い場合は数回で変化が出る方もいますが、深いだるさは数か月かかることもあります。
通院中でも整体を受けられますか?
受けられます。お薬を続けながら通われている方も多くいます。お薬の調整は、必ず主治医にご相談ください。
夕方のだるさを早く軽くしたいときはどうしたらいいですか?
その日のうちにできるのは、足を高くして3分休む、足首を回す、深く息を吐く、のどれか1つです。完璧に行うより、1つだけ気楽に試すほうが、体は緩みやすくなります。
まとめ
夕方になると足がだるくて重い。病院では大きな異常はないと言われたけれど、毎日続くことが不安な方へ。
夕方の足のだるさは、足そのものの問題ではなく、足の付け根、お腹、呼吸という体の中心から続く戻り道が、細くなっているサインであることが多くあります。東洋医学では、水と血の巡りの乱れとして、脾、腎、肝のバランスから読みます。
そして、ご自身を責めないでください。1日がんばってきたから、足が少し止まっているだけです。セルフケアは、どれか1つからで十分です。できない日があっても構いません。
福岡市で夕方の足のだるさに悩んでいる方へ。急な腫れや息苦しさがあるときは、まず医療機関へ。そうでなければ、一人で抱え込まず、まず股関節とお腹、呼吸の緊張をゆるめることから始めてみませんか。カウンセリング、施術、セルフケアで、回復しやすい身体づくりをサポートします。
院長プロフィール
冨高誠治(とみたか せいじ)。常若整骨院 院長。柔道整復師・鍼灸師。施術歴20年。これまで25,000人の患者さんを施術してきました。福岡市早良区・西新で、整体と東洋医学をもとに、自律神経の乱れや慢性的な不調に寄り添っています。
季節ごとの体の整え方を、メールでお届けしています。よければ、どうぞ。
▼ 常若だより 登録はこちら
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