飲み会後にカゼをひく理由。糖質カット×ビタミンCで年末年始を風邪知らずに!

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー


忘年会、クリスマス、お正月、新年会…と、年末年始は飲んだり食べたりのイベントが多くなる季節。

同時に、カゼをひきやすい時期でもあります。

空気の乾燥や寒さも大いに関係ありますが、見逃せないのが飲み会・食事会の影響。

実は、炭水化物や甘いものを食べると、免疫力はガクンと下がってしまうんです。

 

飲み会続きでカゼをひくのは、過剰な糖質のせいだった

くしゃみ、鼻水、熱、咳、節々の痛み、頭痛…。

カゼをひいた状態というのは、体内に入ったウイルスを退治しようとしている状態ともいえます。

ウイルス退治に大活躍しているのは、血液中の白血球。なかでも、食細胞と呼ばれる白血球はパクパクとウイルスを食べてしまいます。

食細胞がウイルスを食べる時に大量に必要になるのがビタミンCです。

 

ビタミンCには、ブドウ糖というそっくりさんがいます。

ブドウ糖は糖質が分解されたもので、甘いもの・パスタ・うどん・ラーメン・パン・炭水化物・アルコールなどを摂ると血液中に爆発的に増えます。

食細胞はビタミンCを必要としているのですが、ブドウ糖のほうが血中に多いと、ビタミンCと間違えてブドウ糖をたくわえてしまいます。

結果、食細胞のはたらきは落ち、ウイルスを退治できなくなってしまいます。

糖質をとってから4~6時間は、食細胞=免疫のはたらきが75%落ちるというのですからおどろきです。

 

年末年始をカゼをひかずに乗り切る方法

そうはいっても断り切れないのが年中行事です。

そんな時は、ビタミンC摂取・プチ断食・食事の帰りのカゼ予防で、リカバリーしましょう。

 

ビタミンCをこまめに摂る

ブドウ糖がビタミンCよりも多いからブドウ糖が選ばれるのなら、ブドウ糖よりビタミンCを増やしてやれ!というチカラワザです。

けれどチカラワザといってバカに出来ないのが、ビタミンCのすごいところ。

 

■ビタミンCの体内濃度を常に高くしておくことで、食細胞が常に活性化した状態を保てる

■ストレスや食べ過ぎで発生し細胞を傷つける活性酸素の除去

■腸内環境の整備(摂りすぎると活性化しすぎて下痢・オナラの原因にも)

■コラーゲン精製の燃料になるため、肌のかさつき改善に

 

自分にとって、一日どのくらいの量が必要なのか?は、「ビタミンCフラッシュ」で確かめることができます。(ちなみに当院受付は一日16gが許容量で、実際に飲むのは12gです)

>摂りすぎで下痢・オナラも…「ビタミンCフラッシュ」で許容量を知りつつデトックス!

必要量がわかったら、一日3~4回に分けて摂りましょう。粉末のものがオススメです。

※サプリメントはあくまで短期間のテコ入れに使うつもりで。普段の食事でビタミンCが多い食物(白菜・イチゴ・キウイ・ゴーヤなど)をしっかり摂ると、より体内で機能しやすくなります。

 

飲み会・食事会あとは、半日プチ断食

免疫が弱ってしまう飲み会・食事会の翌日は、朝ごはん(場合によってはお昼ごはんも)を抜く半日断食(プチ断食)をしましょう。

内臓は食べ物の消化でもっとも疲れますから、お腹がすいている状態の時は体の回復タイムといえます。

白湯や常温のお水をたっぷり飲み、体が欲する感じがするなら梅干し、梅醤番茶、具無しのお味噌汁などで塩分・ミネラルの補給もオススメです。

 

飲み会・食事会の帰りは、防寒・マスク・温める

冬の食後=カゼをひきやすい状態といえます。

お外でごはんを食べた後は、マフラーやネックウォーマーで首元を冷えから守りましょう。

人混みの中を歩いたり、乾燥が気になる時はマスクをして、ウイルスをガード

また、体温が上がると免疫力の後押しになるので、ショウガの入った汁物などで体を中から温めるのもオススメです。

 

年末年始を元気な体で乗り切って

お休みのようでいて、アレコレと忙しくなる年末年始。

忙しい時ほど風邪をひきたくありませんが、同時に風邪をひきやすくもなります。

食べ物・食べ方・ビタミンにちょっと気を配って、元気に乗り切っていきましょう!

 

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