「難しい」「アラ探し」は損!見栄やプライドから解放されて、素直な自分に戻る方法

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー


以前、治りの早い・遅いには、変化に気づくか否かが重要だという記事を書きました。

>こんなに差がつくの!?回復の早い・遅いを決めるのは、体の変化に気づくか否かだった

同じように、体の回復に重要になってくるのが素直さ

素直さは体調だけでなく、仕事・勉強・家事・人間関係…生活全般のスムーズさに関わってくるのです。

 

素直な人と素直じゃない人

素直な人は回復が早い。

これはちょっと考えてみると、当たり前のことといえます。

施術をする際、整体師は「この人の体はこういうペースでこういうことをすると回復するな」というレールを敷きます。

素直な人は、そのレールをそのまま走ってくれるので、整体師の思い描いたゴール=回復へたどり着くのが早いのです。

逆に素直でない人は、レールから外れたり後戻りしたりと寄り道が多いので、なかなかゴールにたどり着けません

これは施術に限らず、習い事や仕事、スポーツなどでも同じことがいえるでしょう。

 

「アドバイスを受け入れられない人」の特徴

アドバイスを受け入れられない人には、いくつかのパターンがあります。

 

①自分より知識のある相手に対して、自分の立場を守るために「でもあの人もこういうところがある」「でもそのやり方には穴がある」とあら捜しをすることで、自分の地位を上げたり守ろうとする

 

②自分が理解できる部分や都合のいい部分だけが記憶に残り、理解できない部分・都合の悪い部分・図星で痛い部分は無意識に無視してしまう

 

③毎日の積み重ねがなかなか習慣づけられず、「なかなか難しいよね」「みんなそうだよね」と低い所で手を繋ぎ、安心しようとする

 

こういった方は、いわばまっすぐな道をぐにゃぐにゃの迷路にしてしまっている状態ですから、色々なことが上手くいきづらくなってしまいます。

心構えや人間力といった大切な部分がスッポ抜けてしまうため、「整体を受けています」「○○をしています」という形だけになってしまいます。

 

なぜ素直になれないのか

なぜこういった状態になってしまうのでしょうか。

そこには、「自分に対する評価」がひそんでいます。

 

自分を過小評価している時、人は卑屈になります。自分が成長できると信じられないため、知識を身に着けてもそれがハリボテのように感じて見抜かれることを恐れたり、「私は悪くない」「私はちゃんとしてる」と守りに入ってしまいます。

 

自分を過大評価している時、人は傲慢になります。自分に悪い所はないと信じ、自分よりすごいと感じる人を前にすると「でも、ここが抜けてるよね」とあら探しを始めます。そうしないと自分の地位が下がるような気がしてしまうからです。

 

過小評価と過大評価は表裏一体。どちらも「本来の自分」から目を逸らしてる状態です。

ゆがみのない本来のあなたは、素直で、ご自分のペースで着実に行動することができる人です。どんな人でもです。

それなのにアレコレ言い訳をして行動せずに済まそうとしてしまうのは、「本来の自分」を否定されたことがあり、もうイヤな想いをしたくないから。

何かに一生懸命取り組もうとしたのに、ストップをかけられた。

やりたいことに集中したかったのに、人間関係やしがらみのために集中できなかった。

やりたいことに思い切って飛び込んだら、笑われた。

こういったトラウマは、「もう傷つきたくない」という思いから素直さの周りに硬い殻を形成していきます。プライド我(エゴ)と呼ばれるものです。

プライドや我は「本来の自分」を覆い隠してしまうため、本来の素直さが見えなくなり、過大評価や過小評価をするしかなくなってしまうのです。

 

素直さを取り戻すには

言葉遊びのようですが、素直さは取り戻すものではありません。ずっとあなたの中にあるものです。

やるべきことは、素直さを覆っているプライドや我を外すことです。

プライドや我は、あらゆる手を尽くして、あなたを傷つけるものや成長させるものから守ろうとします。

「成長から守る?」と思われるかもしれませんが、本来のあなたが成長してしまうと、プライドや我はひび割れて役に立たなくなってしまいます。プライドたちは自分が役に立たなくなること・傷つくことを何より恐れているのです。

 

①プライドや我の作戦に気が付く

まずは、こういったプライドの罠に気づくことです。

 

■「このままだと大変なことになる」と不安をあおり、「自分がすべてコントロールしなければ」と制御欲求を掻き立てる(周囲への不信)

■図星を突かれたり何か起きた時にすぐさま「だって」「私は悪くない」という言い訳を考えさせる(成長の妨害)

■すてきなもの、自分より優れているものに触れた時にイヤな気持ちにさせ、あら捜しをさせる(成長の妨害)

■最初の痛みを10とした時、5まで痛みが減った状態を「まだ痛い!」と訴える(充足から目を逸らす・成長の妨害)

■「できないことが当たり前なんだ」「みんなやってるからいいんだ」と低い所に意識をとどめようとする(成長の妨害)

 

「あれ?このパターンはひょっとして、プライドの罠なのでは?」

そう気づくことでプライドとの同化状態が解除され、客観的に見つめることができるようになります。

 

②プライドの罠を解除する

プライドの罠に気が付いても、イライラしたり感情のコントロールができず、抜け出せない場合があります。

そういう時は、まず深呼吸をしましょう。

それから、胸の真ん中に凝り固まった感情やイライラ、プライドの存在を感じながら手を握ります。

感じたものに対して「ありがとう。バイバイ」と声をかけ、プライドを解放するイメージで握っていた手のひらをパッと開きます。

これを気持ちがスッキリするまで数回繰り返します。

 

③プライドをあしらう

プライドの罠を解除するのに慣れてきたら、プライドをあしらってみましょう。

■イヤな気分になったら「はいはい、プライドがダダをこねてるね」と認識し、気持ちを前向きに切り替える

■図星を突かれたり指摘されたら、「成長チャンス!」とガッツポーズをとる。

■イヤなことがあったら、「あ~面白かった!」と声に出す。

気持ちがマイナスに傾くたびに中庸に戻すと、次第に気持ちの切り替えが早くなってきます。

気持ちが切りかえられれば、やるべきことに十分エネルギーを注ぐことができます。

 

本来の素直な自分に戻っていこう

見栄・ブライド・我は、人生にいらないハードルを作り出してしまいます。

それを飛び越えたり迂回するのももちろんアリですが、素直でありさえすれば、そもそもハードルなんて必要ないのです。

「わかってるけど、難しいよね」

「そんなのキレイ事。毎日の仕事はまわっていかない」

「偉そうなこと言ってるあなたは100%実行できてるの?」

もし、あなたが何かに対してそんな気持ちを抱いていたなら、素直に戻るチャンス。

毎日をもっと生きやすくしてみませんか?