薬だけに頼らない関節リウマチ対策:整体×東洋医学で“巡り”を整える7つのステップ
第1章:「関節がつらい…」は身体からのサイン:リウマチを“全身”で捉える視点
朝、手がこわばってグーが握れない。階段の上り下りが地味につらい。そんな「関節の痛み」が日常になってしまっている人は少なくありません。関節リウマチは、名前の通り「関節の病気」と思われがちですが、実はその“本質”はもう少し深いところにあります。
■ 痛みの出る場所に原因はないことも?
例えば、右膝が痛いとします。でも実際に整体や東洋医学の視点から体を見ていくと、痛みの原因が左の股関節のズレや、骨盤のゆがみにあることが多いのです。つまり「痛い場所=悪い場所」とは限らないんですね。リウマチは、炎症があちこちの関節に起こる病気ですが、それがどこに出るかは、その人の“身体全体のバランス”に深く関係しています。
整体では、関節を支える筋肉や骨格、さらには内臓の位置や動きまで見ていきます。痛みだけにフォーカスすると、根本的な解決にはつながりにくい。だからこそ「全体を見る」視点が大切なんです。
■ リウマチは“関節の病気”じゃなく“巡りの乱れ”?
ここで少し視点を変えてみましょう。東洋医学では、身体の不調を「気・血・水(き・けつ・すい)」という3つのエネルギーの乱れとして捉えます。リウマチに関しても、「関節に熱がこもっている」「気の巡りが悪くて冷えている」など、体の中の“流れ”の問題として見ます。
つまり、「関節が炎症を起こしている」という事実は、西洋医学的には免疫の暴走とされますが、東洋医学では“バランスの崩れ”という全体像からアプローチするのです。
この“巡り”という感覚がとても大事で、整体でも「流れを良くする」「詰まりを取る」という表現を使う施術者が多いです。そう考えると、リウマチも“全身のめぐり”を見直すことで、痛みやこわばりをやわらげることができるんですね。
■ 西洋医学と東洋医学、それぞれの視点を合わせると見えてくるもの
もちろん、薬を使わないでリウマチと向き合うのは簡単ではありません。でも、薬だけでは解消できない「だるさ」や「むくみ」、「気分の落ち込み」などは、整体や東洋医学の出番だったりします。
たとえば、整体で骨盤の傾きを調整し、血流を良くした結果、朝のこわばりが軽くなったという人もいれば、ツボ押しで腸の動きが改善し、便秘や疲労感が軽くなったという人もいます。
大事なのは、「薬 or 代替医療」の二択ではなく、「薬 × 体の整え方」で、今の自分に合った方法を見つけていくこと」なんです。どちらも味方にすることで、痛みに支配されない日常が少しずつ戻ってくるかもしれません。
第2章:整体で痛みをゆるめる:骨格と筋肉の“余白”がカギ
リウマチによる関節の痛みやこわばり。これは単に「そこが炎症を起こしているから」だけではなく、身体の構造そのものが“余裕を失っている”ことが背景にあるケースも多いのです。
整体の世界では、この「余裕のなさ=余白のなさ」が、痛みの大きな原因とされています。
■ 関節の可動域を取り戻すとはどういうことか
関節は本来、ぐるっと回ったり、ゆるやかに動いたりする“余裕”がある構造です。でも、リウマチで炎症が繰り返されると、その関節の周りの筋肉がギュッと縮こまって、防御モードに入ります。
結果、可動域(=動かせる範囲)はどんどん狭まり、少し動かしただけで「痛っ!」となるわけです。
整体では、この“防御モード”に入っている筋肉や関節の周りにアプローチし、「もう大丈夫だよ」と体に教えてあげるようにゆるめていきます。力任せにバキバキやるのではなく、優しく、じんわり。これが基本です。
すると不思議と、動きに“余白”が戻ってきて、「あれ、前よりラクかも…」という感覚に変わっていくんですね。
■ 筋肉のこわばりと自律神経の関係
さらに見逃せないのが、自律神経との関係です。リウマチの人は「体がいつも緊張している」状態になっていることが多く、自律神経が興奮気味。交感神経(戦闘モード)が優位になってしまって、リラックスできない。
整体では、筋肉のこわばりをゆるめると同時に、副交感神経(リラックスモード)を刺激して、身体全体を「緊張→緩和」の方向に持っていきます。これによって、痛みの感じ方そのものが変わってくることも。
痛みって、物理的な問題だけじゃなく「感じ方」によって大きく変化するもの。整体は、その“感じ方の土壌”までアプローチできるのが魅力なんです。
■ リウマチに特化した整体アプローチの特徴
「整体って、腰痛とか肩こりの人が行くものでしょ?」と思っていませんか? 実は最近では、リウマチのような慢性的な炎症疾患に特化した整体院も増えています。
特徴的なのは、無理に関節を動かさないこと。
そして、関節そのものではなく「関節に負担をかけている周辺」に働きかけていくスタイルです。
たとえば、手の関節がつらい場合、腕や肩の筋肉、肩甲骨の可動域、背骨のしなり、骨盤の傾き…と、全体の連動を見るんですね。
これが、「痛みの根本にアプローチする」という意味なんです。
もちろん、通院の頻度や方法は人それぞれ。ですが、週1回でも整体で体を整える時間を持つことで、「痛みのない日がある」という感覚を取り戻す人は少なくありません。
次の章では、この整体の考え方に「東洋医学」をどう絡めていくのか?
不思議ワードに見えがちな「気・血・水」を、わかりやすく紐解いていきます。
第3章:東洋医学の“気・血・水”って実際どう効くの?整体と融合させる理由
「東洋医学って、ちょっとスピリチュアルな感じがして苦手…」
「“気”って言われても、正直よく分からない」
そんな声、よく聞きます。たしかに、東洋医学は見慣れない用語が多くて、なんだか胡散臭いと思ってしまいがち。でも、リウマチのように西洋医学だけではコントロールしきれない症状があるとき、東洋的な“体の見方”は、とても役に立つ武器になります。
しかも、整体と組み合わせるとその効果は何倍にもなるんです。
■ 「気・血・水」って結局なんなの?
まず基本からいきましょう。
東洋医学では、身体の中を「気・血・水(き・けつ・すい)」という3つの要素が巡っていると考えます。
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気:目に見えないエネルギー。やる気・活力・体を動かすパワーの源
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血:いわゆる血液だけじゃなく、栄養やホルモンも含む「命の潤滑油」
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水:リンパ液や体液など、体をうるおすもの全般
この3つがスムーズに巡っていれば健康。どこかで滞ったり、不足したりすると不調が出るという考え方です。
リウマチの人は、このうち「血」が熱を持って炎症を起こしたり、「気」が滞って冷えを感じやすかったりすることが多いんですね。
■ 気の巡りが滞るとどうなるのか
たとえば、気が滞っていると、こんな状態になりやすいです。
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朝からだるくて動けない
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気分が落ち込みやすい
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常に体のどこかが重い・冷たい
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呼吸が浅くて息苦しい感じがある
…どうでしょう?思い当たること、ありませんか?
これは、体がちゃんと“流れていない”サイン。気は、血や水の巡りをガイドする役割もあるので、まずはこの「気の巡り」を良くすることがとても大切なんです。
整体の中でも、東洋医学の要素を取り入れている施術では、「気が詰まっているところ=筋肉がガチガチのところ」と考え、そこに優しく刺激を入れていきます。
■ 整体で“流れ”を整えるという東洋的考え方
ここが面白いところなんですが、整体って実はすごく東洋的なんです。
たとえば、肩がこってるから肩を揉む…ではなく、「肩に負担がかかっている理由は?」「どこの流れが詰まってる?」と“原因”を探すのが東洋の視点。
気の流れは、いわば川のようなものです。どこかにゴミが詰まっていれば、上流も下流も流れが悪くなる。つまり、膝が痛いからって膝だけに注目しても、根本的な改善にはならないということ。
実際、手首の痛みに対して、背中のツボを緩めたら楽になった…というケースもあります。
このように、整体で体を整えるときに「気・血・水の巡り」に意識を向けると、施術の精度も上がりますし、自分の体との向き合い方も変わってきます。
■ こんな人は、東洋医学との相性が良いかも?
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西洋医学の薬だけでは症状が落ち着かない
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体調に波があって、自分でもコントロールしにくい
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気圧や天気で症状が悪化する
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気分の浮き沈みも体調に影響する
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“なんとなく不調”が続いている
これらに当てはまるなら、気・血・水のバランスを見直す価値は大アリ。
そして、それをサポートする整体を取り入れることで、今までとは違う体の整え方が見えてきます。
第4章:自宅でできるセルフ整体:体の歪みを整える簡単ルーティン
「整体に通いたいけど、忙しくてなかなか…」
「体調が悪くて外出できない日もある」
そんなときに心強いのが、自分でできる“セルフ整体”です。
もちろんプロの施術とまったく同じ効果は望めませんが、ちょっとした動きや習慣を取り入れるだけでも、体の巡りや歪みは少しずつ変わっていきます。
ここでは、関節リウマチの人にも負担なくできる「やさしい」「続けやすい」セルフ整体ルーティンをご紹介します。
■ 朝にやるべき3分の全身ストレッチ
リウマチの人にとって、朝のこわばりはつらいものですよね。
そこでおすすめなのが、「目覚めの3分ストレッチ」。ポイントは、“伸ばす”というより“ゆする”感覚です。
● やってみよう! 朝の全身ゆらゆら体操
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布団に座って、背筋を軽く伸ばす
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両手をヒザに添えたまま、体を左右にやさしく揺らす(10秒)
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前後にもゆらゆら揺れる(10秒)
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最後に肩をぐるぐる、首をゆっくり回す
このゆるやかな動きが、関節液や血流を促し、全身を“動けるモード”に切り替えてくれます。
■ 肩甲骨まわりをゆるめることで関節も変わる?
「え?肩甲骨?リウマチって手足が痛いんだけど?」と思ったあなた、いいところに気づきました。
実は、肩甲骨まわりの柔軟性が全身の関節の可動性に影響しているんです。
肩甲骨は背骨や腕と連動して動くパーツ。ここが固まっていると、体が一枚板のように動かなくなって、あちこちの関節に負担がかかります。
● 肩甲骨ゆるゆる運動(イスに座ってOK)
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両肩を耳に近づけるように上げて、ストンと落とす(3回)
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肩甲骨を寄せるイメージで、肩を後ろに引く(10秒キープ)
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肩を後ろに大きく回す(5回)
ちょっとしたことですが、これを毎日やると体の軽さが変わってきます。
■ 日中の“ながらケア”でコツコツ整える習慣
リウマチの症状は、長時間の同じ姿勢でも悪化しやすいです。だからこそ、「ながら」でできるケアを生活に散りばめておくのがコツ。
● 例えばこんな“ながらケア”
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歯みがき中に、足の裏をゴルフボールでコロコロ
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テレビを観ながら、手のひらのツボを押す
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洗い物中に、かかとを上下して足首ストレッチ
これらはすべて、「体の巡り」を少しずつ整えていくためのプチ習慣です。
ポイントは、“がんばらないこと”。
セルフ整体は「ちょっと気持ちいいな」でやめてOK。やりすぎは逆効果になることもあるので、無理せず、気軽に取り入れてください。
■ 「自分で整えられる」という自信が、体を変える
セルフ整体の一番のメリットは、「自分の体を、自分でケアできるんだ」という感覚を取り戻せることです。
関節リウマチという症状は、どうしても「自分の体に振り回されている」感じになりがち。でも、自分の手で、少しでも体を変えられる。そう実感できると、気持ちがグッと前向きになります。
もちろん、症状がひどいときは無理せず休むことも大切。でも、調子のいい日はぜひ、セルフ整体で自分の体と仲直りしてみてください。
第5章:ツボ押し×呼吸:東洋的アプローチで炎症を穏やかにする方法
「ツボ押しってなんとなく気持ちいいけど、本当に効くの?」
「呼吸を意識するだけで何か変わるの?」
…そう思っている方も多いと思います。正直、その気持ち、めちゃくちゃわかります。
ただ、これがあなどれない。特に関節リウマチのように、体の内側に“火”がついている状態(=慢性炎症)には、東洋的アプローチがじわじわと効いてくるんです。
この章では、痛みや炎症にやさしく寄り添う「ツボ押し+呼吸法」の実践法を紹介していきます。
■ リウマチにおすすめのツボ3選
まずは、リウマチに効果的とされる3つのツボを紹介します。どれも自分で押せる位置にあります。
① 合谷(ごうこく)
場所:手の甲、親指と人差し指の骨が交わる部分のくぼみ
効果:全身の痛み緩和、ストレス軽減、自律神経の調整
ポイント:やや強めに3秒押して3秒離すを10回ほど繰り返す
② 足三里(あしさんり)
場所:膝のお皿の外側から指4本分下、スネの外側
効果:免疫力アップ、消化器系の改善、足の冷え対策
ポイント:やさしく円を描くように刺激(片足2分ずつ)
③ 内関(ないかん)
場所:手首の内側、手首のシワから指3本分下の中央
効果:不安・緊張の緩和、気の巡りを整える
ポイント:深呼吸しながら5秒ずつ押す(5回繰り返す)
ツボは“押す”だけでなく、“感じる”のが大事。
「気持ちいい」「じんわりあたたかくなる」くらいの強さでOKです。
■ 「吐く呼吸」を深めるだけで起こる変化
次に紹介するのは、ツボ押しと組み合わせたい“呼吸”のテクニック。
ここで重要なのは、吸うより「吐く」こと。
現代人はストレスが多く、どうしても呼吸が浅くなりがちです。リウマチの人は特に、自律神経が乱れやすく、交感神経が優位になって体が常に緊張している状態に陥りやすい。
そこで、「吐くこと」に意識を向ける呼吸を取り入れてみましょう。
● リウマチにやさしい“吐ききり呼吸法”
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背筋を軽く伸ばして座る
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鼻からゆっくり3秒吸う
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口をすぼめて、6秒かけて細く長〜く吐く
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吐ききったら3秒ほど“何もしない”間を作る
(1日5セット程度、朝・夜に)
これを続けていると、「あ、体が緩んでるな」という感覚が分かるようになります。呼吸が整うと、筋肉の緊張もゆるみ、痛みの感覚もやわらぐ人が多いんです。
■ ツボ押しと整体を一緒にやると相乗効果が出る理由
ここまで読んで、「ツボ押しって整体とどう関係あるの?」と思った方もいるかもしれません。
実は、整体の施術中にも、東洋医学のツボに相当するポイントを自然と刺激していることがよくあります。
たとえば、背骨まわりの筋肉をゆるめるときに「腎兪(じんゆ)」というツボを通ったり、手首の調整で「外関(がいかん)」を押していたり…。
つまり、ツボ押しと整体は“流れを整える”という点で共通しているんですね。
そこで、自宅でツボ押し+呼吸を行うことで、整体で整えた体の状態をキープしやすくなる。
逆に、整体で巡りを良くした体にツボ刺激を加えると、ツボの効果がグンと高まる。
まさに“いいとこ取りの相乗効果”です。
■ 続けるコツは「気持ちいい」で終わること
ツボ押しや呼吸法も、続けてこそ意味があります。でも、続けるって難しいですよね。
そこで大事なのが、“やりすぎない”こと。
「もうちょっと押したいな」「もうちょっとやりたいな」くらいでやめるのがベスト。
気持ちよさが残っているうちに終えると、またやりたくなります。
逆に、「効かせよう」と思って強く押しすぎたり、無理に深呼吸しすぎると疲れてしまいます。
大切なのは、「体と対話する時間を持つこと」。
そのリズムが整ってくると、痛みとの向き合い方も、少しずつ変わってきます。
第6章:「痛くない日」を増やす食と習慣:整体と東洋の視点で整える生活
リウマチの症状に波があることは、経験者なら誰もが知っている事実。
「昨日は動けたのに、今日は全身が鉛みたいに重い…」
「調子がいい日が続くとホッとするけど、いつまた悪くなるか不安」
そんな“波”に翻弄されないために、整体や東洋医学では、日々の生活習慣に着目します。
ここでは、「痛くない日」を増やすための、食と暮らしの整え方を提案します。
■ “冷え”が関節を固くする?
リウマチの人に共通している体の特徴、それが冷えやすさです。
東洋医学では「冷えは万病のもと」と言われるほど、体内の巡りを乱す原因とされます。
とくにリウマチの場合、「冷えて血流が悪くなる→関節がこわばる→動かさなくなる→さらに冷える」という悪循環に陥りやすい。
整体でも、「この人、冷えてるな」と感じる部位は、たいてい痛みやこわばりが出ている場所とリンクしています。
● 冷え対策のポイント
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足首、手首、首の“3つの首”を温める
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寝る前に白湯を一杯飲む
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カイロは“仙骨(おしりの真ん中あたり)”に貼るのが効果的
たったこれだけでも、体の内側の巡りが変わって、関節がほぐれやすくなります。
■ 食べ物で「巡り」は変わるのか
答えはYES。ただし、「この食材がリウマチに効く!」みたいな即効性は期待しないでください。
東洋医学では、「体を冷やす食材」と「温める食材」という考え方があります。
● 温める食材(積極的に摂りたい)
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生姜、ねぎ、にんにく
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黒ごま、黒豆
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鶏肉、羊肉などの赤身肉
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シナモン、ナツメ、クコの実
● 冷やす食材(体調によって控えめに)
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トマト、きゅうり、ナス
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バナナ、柿、スイカ
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白砂糖たっぷりの甘いお菓子
もちろん、食べてはいけないわけではありません。バランスが大事。
「今日はなんとなく体が冷えてるな」と感じたら、温める食材を中心にメニューを考えてみてください。
■ 睡眠とリズムが“痛みの感度”に影響する?
痛みは、単に“炎症があるから”だけでなく、脳がどう感じているかによっても変わってきます。
睡眠不足や生活リズムの乱れがあると、自律神経が不安定になり、痛みに敏感になることが分かっています。
特にリウマチの方は、ただでさえ痛みと付き合っているので、脳を休ませてあげることがとても大切。
● 痛み感度を下げる生活リズム
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毎日同じ時間に起きる(できれば太陽光を浴びる)
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寝る前のスマホは30分前にOFF
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夕方以降はカフェインを控える
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睡眠前のストレッチやツボ押しで副交感神経をON
このあたり、整体で「リラックスのスイッチ」を入れてもらうことと似ていますよね。
生活習慣の中で、そのスイッチを自分で入れることができると、体調がブレにくくなります。
■ “体を整える”は、暮らしの積み重ね
リウマチにとって、「今日は痛みが少なかった」がどれほどの喜びか。
そしてその「少なかった日」が少しずつ増えていくことが、どれだけ希望になるか。
整体もツボ押しも、もちろん大切。でも、毎日の食事、睡眠、過ごし方が“土台”なんです。
土台がしっかりしていれば、施術やセルフケアの効果も何倍にもなります。
無理に完璧を目指す必要はありません。
でも、「今日はちょっと意識してみようかな」そんな小さな行動が、1週間後、1ヶ月後のあなたの体を変えていきます。
第7章:信頼できる施術者を見つけるコツ:“相性”があなたの未来を変える
整体や東洋医学がリウマチの症状に役立つとわかっても、
「どこに行ったらいいの?」「どんな先生がいいのか分からない」
という不安が出てくるのは当然です。
なぜなら、どんなに素晴らしい施術内容でも、“人”との相性がすべての結果を左右するから。
ここでは、あなたに合った施術者と出会うためのチェックポイントと、ちょっとした“勘”の使い方をお伝えします。
■ 一般的な整体と東洋的アプローチ、どう見分ける?
まず、リウマチに整体を取り入れる場合、“何を重視している施術者か”を確認することが大切です。
● 東洋医学的な視点を取り入れているかのチェックリスト
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ホームページやSNSに「気・血・水」や「巡り」「体質」というワードがある
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リウマチや自己免疫疾患への施術経験を明記している
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「全身バランス」や「内臓調整」「自律神経へのアプローチ」などの記述がある
一方で、単に「腰痛・肩こり専門」「矯正メイン」「バキバキ系」などの表現が多い場合は、リウマチへの配慮が少ない可能性も。
優劣ではなく、“あなたに合っているかどうか”を見極める材料としてチェックしてみてください。
■ 施術者の「言葉」と「触れ方」に注目
施術を受けているとき、実は施術者の“言葉”や“触れ方”が体に影響を与えていることをご存知でしょうか?
例えば、「あ〜ここ固まってますね!だいぶ悪いですよ〜」なんて言われると、ちょっと心が緊張しますよね。
逆に、「少しずつほぐれてきてますよ」「体はちゃんと変わろうとしてますね」といった声かけをされると、安心して体がゆるむことが多いのです。
そして、触れ方も重要。
・無理に押し込まない
・手がやさしく、温かい
・“整えよう”ではなく“寄り添おう”という姿勢がある
そんな施術者に出会えたら、その人は「あなたの体に敬意を持っている人」です。これは本当に大切なポイントです。
■ 続けやすい距離感・通い方とは?
どんなに良い施術でも、続けられなければ意味がないですよね。
そこでチェックしたいのが、次の3つの「通いやすさ」。
● 距離とアクセス
→ 通うだけで疲れてしまうような場所は、長続きしません。
理想は「ちょっと気が向いたら行ける距離」。
● 施術者との距離感
→ グイグイ来すぎる、あるいは冷たい感じ…どちらもNG。
「話しやすい」「押しつけがましくない」「適度にプロっぽい」が◎。
● 金額と頻度の提案スタイル
→ 初回で「週3で通ってください」と強く勧めてくるようなところは要注意。
あなたの生活や症状をふまえて、無理のないペースを提案してくれるかがポイントです。
■ 最後に:あなたの“勘”は、だいたい正しい
いろんな情報をチェックしたとしても、最後に頼るべきは自分の感覚です。
・なんかこの人、信頼できそう
・空気感が合う
・帰るときにちょっと気持ちが軽くなる
そう感じたなら、その人は“相性のいい施術者”です。
逆に、どんなに口コミが良くても、「なんか落ち着かない」「次は行きたくないかも」と思ったら、それはあなたの体がNOを出しているサインかもしれません。
施術者選びは、言ってみれば「体と心の伴走者」を選ぶようなもの。
焦らず、でも丁寧に。
そして、何よりも“あなた自身の感覚”を信じてください。
まとめ:リウマチと“共存”ではなく、“対話”していくということ
整体や東洋医学は、リウマチという難しい症状に魔法のような解決を与えるわけではありません。
でも、「今の自分にできることがある」と感じさせてくれる、小さな灯りのような存在です。
薬だけに頼るでもなく、自己流で頑張りすぎるでもなく、
「自分の体と向き合いながら、日々を少しずつ整えていく」
そんな生き方が、きっと“痛みの少ない未来”につながっていきます。
あなたの体には、まだまだ可能性があります。
焦らず、ゆっくり、でも確実に。
今日からその一歩を踏み出してみてください。