症状×食生活から誰でも分かる!自分に合った食事療法って?
「健康のために食生活を変えたいけど、色んな説がありすぎてわからない!」
そんな風に途方に暮れてしまったことはありませんか?
あるいは、
「糖質オフの食事がいいっていうからやってみたけど、効果が出ない…」
といった壁にぶつかったことがあるかもしれませんね。
実は、誰にでも合う食事法というのは存在しません。
人によって・症状によって「避けるべき食事」「したほうがいい食事」は違うのです。
■自分の悩みや体質に合った食事はどんなもの?
■今の食事のどんな部分に問題がある?
■結局、何を食べて良くて、何を食べちゃいけないの?
こちらの記事では、そんなお悩みにお答えします。
読み終えた時には、あなたもご自分にピッタリな食事法を見つけられるはず!
食生活×症状から見つける、あなたに合った食事法
「何を食べて良くて、何を食べちゃいけないの?」
その答えはあなたの体が知っています。
体の不調は、大きく
A:骨や筋肉の痛み(腰痛・関節痛・肩こり・捻挫)
B:精神的な不調(うつ・躁鬱・パニック・不安など)
C:内蔵の不調(アレルギー・腸漏れ・女性疾患など)
の3つに分けられます。
食生活の傾向は、
1:糖類多め(ごはん・麺類・パン・お菓子が好き)
2:タンパク質多め(肉好き・魚好き)
3:ベジタリアン寄り(お肉少なめ・和食やマクロビ)
の3つに分けられます。
これら症状×食生活の組み合わせから、あなたにオススメな食事の仕方を見つけていきましょう。
A(骨や筋肉)×1(糖質):糖類による炎症の促進
甘い物や炭水化物と言った糖類によって痛みが促進され、治りが悪くなっている可能性があります。
痛みがある間は甘い物・パン・パスタ・うどん・ラーメン・お菓子などは半分に減らしてください。
ケガをしている場合は、体の再生をうながすビタミンやタンパク質を多めに摂るようにしましょう。
A(骨や筋肉)×2(肉食):ゆがんだ骨格をゆがんだ筋肉で補強(内臓への毒の蓄積)
肉や魚に生体濃縮された毒素や、出来合いの食品に含まれる添加物によって内臓が弱って下垂し、筋肉や骨をゆがめている可能性があります。
朝食か夕食を抜くプチ断食、玄米菜食などのデトックス食がオススメです。
A(骨や筋肉)×3(菜食):栄養不足→筋肉不足の可能性
体を作るたんぱく質や脂質が足りず、体を支えたり補強・修理する筋肉が足りないかもしれません。
小魚・大豆食品・ブロッコリー・ナッツなどでタンパク質を補充しましょう。
モリンガやブルーグリーンアルジーなどの高栄養食品(サプリ)もオススメです。
B(心の不調)×1(糖質):糖類による精神的不安定
甘い物や炭水化物といった糖類は、大変に依存性が高い=脳への影響が大きく、血糖値の乱高下により精神を不安定な状態にします。
不安・イライラ・うつ・躁鬱・癇癪・攻撃的になるといった精神的な不調は、糖類によって引き起こされている可能性があります。
脳が糖類に依存していることを自覚し、徐々に量を減らしていきましょう。
B(心の不調)×2(肉食):生体濃縮された毒素による神経伝達阻害
市販のお肉の中にはホルモン剤やエサに含まれていた毒素が濃縮されていることが多く、それが体内に蓄積されると神経伝達が阻害されることがあります。
一時的に解毒食(断食、菜食)を行いましょう。
タンパク質はジビエ肉や小魚など毒素が少ないものを選び、乳製品を避けることがオススメです。
半身浴や岩盤浴で汗をかくのもオススメです。浴後はきれいな水・天然塩・非加熱の油の補給を!
B(心の不調)×3(菜食):ベジタリアンは神経質になりやすい
周囲の物事に敏感な草食動物・狩り以外はダラダラしている肉食動物に象徴されるように、菜食の方は神経質になりやすい傾向があります。
厳密になりすぎないことを意識し、断食などのデトックスをやりすぎないようにしましょう。
C(内臓不調)×1(糖質):糖類による腸ほか内臓のダメージ
砂糖をはじめとした甘味料や市販されている小麦粉は、腸をはじめ内臓へ大きなダメージを与えます。
小麦粉モノ、甘いものを減らしましょう。乳製品を避けることもオススメです。
C(内臓不調)×2(肉食):社会毒(添加物)による内臓へのダメージ
市販のお肉の中にはホルモン剤やエサに含まれていた毒素が濃縮されていることが多く、それが体内に蓄積されると内臓が機能低下してしまいます。
一時的に解毒食(断食、菜食)を行いましょう。
タンパク質はジビエ肉や小魚など毒素が少ないものを選び、乳製品を避けることがオススメです。
半身浴や岩盤浴で汗をかくのもオススメです。浴後はきれいな水・天然塩・非加熱の油の補給を!
C(内臓不調)×3(菜食):栄養不足や農薬蓄積の可能性
菜食の方の中にはタンパク質が足りず、内臓が弱ってしまう方もいるようです。
ナッツや大豆食品などでタンパク質をしっかり補い、モリンガやブルーグリーンアルジーなどで栄養を補充しましょう。
食事を変えたい時に気をつける事3つ
「これをやりさえすれば、私の体調は良くなるはず!」
情報を得てやる気が出てくるとそんな風に思いがちですが、ちょっと立ち止まってみてください。
人によって体質や状態は違います。
「この症状にはこの食事法!」
と断じてしまう前に、この3つの点に注意してみてください。
栄養不足の時にデトックスはNG
アレルギーやアトピーなど排毒が有効な症状でも、栄養不足や痩せすぎの人は、無茶なデトックス(断食・菜食・発汗療法)を行わないこと。
まずは無理のない範囲で良質なタンパク質をとり、モリンガなどの高栄養食品で栄養補給をする。
太りたいならタンパク質&脂質!
やせすぎが心配だからといって、炭水化物や甘い物で太ろうとしないこと。
良質な肉・魚・ナッツ・大豆食品などでタンパク質と脂質をとることが体を増強する秘訣。
自分の体を観察しながら、合う食品・合わない食品を見極める
体質やこれまでの生活によって、人それぞれ処理が得意な食べ物はちがいます。
たとえば、
■血糖値の調整が得意な人は炭水化物を多少食べ過ぎても大丈夫だけれど、苦手な人は炭水化物から害を受けやすい。
■胃(タンパク質を分解するところ)が鍛えられている人は肉や魚をガンガン処理できるけれど、衰えている人はいきなり肉や魚を食べても胃もたれする。
■ある程度腸が動いている人は野菜の食物繊維を処理できるけれど、腸がほとんど動いていない人は食物繊維の摂り過ぎで腸閉塞などが起こる可能性がある。
「何を食べた時、自分の体はどうなってるだろう?」
「調子を崩す時、どんな食事を続いただろう?」
そう観察してみることが、自分専用の食事法を見つける秘訣です。
まとめ
あなたのにピッタリの食事法は、
■お悩みの症状(筋肉や骨・心の不調・内臓の不調)
■食生活の傾向(炭水化物多め・お肉多め・菜食寄り)
といった要素を組み合わせることで見つけやすくなります。
一番のポイントは、「万人に合う食事法はない」「人それぞれ、体質や状態がちがう」ということ。
さらに自分の体を観察しながら、合う食品・合わない食品を見極めることで、あなたが毎日元気でいられる食事法を作り上げることができます。