高校生のめまい、生理痛…原因は副腎×ストレス対処ホルモン

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー


今日で2回目の施術を受けた、高校生の女の子。

前回の施術の翌日に修学旅行に出発され、帰ってきてすぐに来院されました。

 

お悩み

■立ったらめまいがする(ふわふわした感じ)

■生理痛(中学の時に生理不順)

■冷え

■骨盤のズレ

■首・肩のコリ

 

…という様子でした。

 

1回目の施術後

骨盤のズレを取ったことにより頭痛・冷え・首・肩のコリは軽くなりました。

めまいは、施術時は出ていなかったのでその場での判断ができませんでした。

 

 

2回目の施術

■一回目の調整後一日とても調子よかったが次の日からの旅行で元に戻った。

■スノーボードで全身がきつい。

■立ったらめまいがする(ふわふわした感じ)昨日はめまいがきつくて寝ていた。

 

調整

体の調子を戻すには?

→霊障

→マヤズム(乾癬、医原)小腸、副腎

→活性酸素

→腫瘍(副腎)

 

めまいを治すには?

→トラウマ(中学生)

→ストレス(中学生)

→糖質コルチコイド(副腎ホルモン)

 

この時点で立って頂くと、めまいが完全に消えていました。

 

おわりに

この方は「副腎」がキーワードでした。

副腎では、ストレスに対処するホルモン・糖質コルチコイドが作られています。

この糖質コルチコイドを使う事によって、状況の変化やストレスに対処していますが、あまりに膨大なストレスに見舞われると糖質コルチコイドの生産が追いつかなくなり、副腎が疲れて機能が落ちてしまいます。

 

お話しを聞いてみると、中学の時、部活・塾と忙しく、まったく休んだ記憶がないそうで、部活の先生、塾の先生ともに厳しく精神的に辛かったそうです。

この時に副腎が疲労して機能低下を起こしたことで、めまいに繋がったと考えられます。

 

「若い時の苦労は買ってでもしろ」という言葉があります。

確かに学生の時から部活や勉強で鍛えられることは、とてもいい面もありますが、休息も取れない環境では時に大きな不調につながります。

ストレスは心の問題と考えられがちですが、体はストレスに対処するための物質を作ります。つまり、ストレスはダイレクトに身体の問題でもあるのです。

 

頑張ったら、頑張った自分を労わる、休息をとることがとても大切です。

一日も早く元気な体を取り戻せるよう、お手伝いしていきます。

 

※検査結果は、あくまで筋力検査での反応です。

※まずは医師にご相談ください。