腰椎ヘルニアで、椅子に座って寝ている女性。痛み改善のカギは腎臓にあり。原因とセルフケア

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー


久しぶりに来院された30代女性。

掃除中に坐骨に激痛がはしり、病院に行ったところ、L5〜S1(腰椎5番と仙骨1番の間)のヘルニアと診断されました。

1回目の施術時はまともに歩けない状態。

座った状態が痛みが一番辛く、右足だけあぐらを組むと楽になるそう。

仰向けでは寝れないので椅子で寝ていらっしゃり、食欲もまったくなく、仕事にも行けず、家事もほとんど出来ない状況でした。

4回目の施術を受けにいらっしゃった時は、姿勢は傾いているがスムーズに歩けるようになっていました。

 

今回のお悩み


■右大腿・膝の外側に痛み

■足裏にしびれ

■足の痛みをかばって左に体が傾いている

 

調整

どの症状から取ったらいい?

→体の傾き

 

傾きを改善するには?

→ティッシュソルト:ケーライアルミナソーファー(大腸)

→風邪(外邪)

 

次はどれを取ったらいい?

→大腿

 

大腿の痛み取るには?

→皮膚(上半身)

→腎臓

 

これで歩いてもらったところ、体の傾きが消え、スムーズに歩けるようになりました。

膝の痛みと足裏のしびれは消失。

大腿の痛みが奥にあったのが、皮膚表面に痛みが移動したとのこと。

 

表面の痛みをとるには?

→脊髄視床路

 

もう一度歩いてもらったところ痛みが消失。

 

おわりに

患者さんにお話を聞いたところ、クーラーの風を直接当たるところで長時間同じ姿勢で寝ていて、体がだるく腸がもたれている感じだったそう。

調整後は体がスッキリしたそうです。

前回までは旦那様が送り迎えをされていましたが、今回はご自分でお車を運転していらしていました。

ドンドン回復していくよう、サポートしていきます!

 

腰椎ヘルニアの原因

ストレス・食事・生活習慣の乱れ

内臓疲労(胃腸・肝臓・腎臓) → 神経が立て直し 最初はこれで元に戻るが原因が解決されないと次第に元に戻らなくなると

内臓が弱ってきてその周りの筋肉が硬くなってくる。長期間続くと骨盤・骨格が次第に捻じれてくる。

神経が疲れてくると神経の通り道である背骨ラインがが硬くなる。

身体の重心がズレてきて腰椎の3・4・5に負荷がかかりヘルニアとなる

 

腰椎ヘルニアのセルフケア

ストレス

将来の不安・恐怖で腎臓の調子が落ちます。骨盤周りが硬くなる

怒りすぎると肝臓の調子が落ちます。右肩が下がり猫背になりやすい。

気を使いすぎ、自分の意見を言わないと腸の調子が落ちます。左の腰へ影響。

ストレスは出来る限りその日に発散して次の日には持ち込まないようにすることが大事

(発散しないと体内に徐々に蓄積されていき、身体をむしばんでいきます)

 

食事

甘いもの、炭水化物、乳製品・・・腸へのダメージ。骨盤周りが硬くなる。

外食・お惣菜・・・添加物。腸へのダメージ。

お酒・・・毎日飲んでいる方は要注意。身体ガチガチになっていて腰に負担かかっています。

以上を減らすと体が柔らかくなりやすいです。

 

お腹が空いて食べるようにすると内臓が活性化され筋肉が柔らかくなります。

1日2食。寝る3時間前までには食事を終わらせるようにしましょう。