常若整骨院院長が語る顎関節症改善の秘訣|福岡の気功整体

こんにちは、福岡市早良区西新の常若整骨院院長です。10年以上、東洋医学と気功を用いて顎関節症の治療に携わってきた私から、なかなか改善しない顎関節症でお悩みの方へ、本当の改善への道筋をお話しさせていただきます。

はじめに:なぜ私が顎関節症治療に情熱を注ぐのか

私がこの道に入って最初に衝撃を受けたのは、顎関節症で苦しむ患者様の多さでした。そして、どこに行っても治らないという絶望的な声の多さ。マウスピースを何個も作り、噛み合わせを調整し、それでも改善しない…。

でも、東洋医学と気功の視点から見ると、実は顎関節症の原因ははっきりしているんです。それを皆様にお伝えしたくて、今日は私の経験と知識を惜しみなく共有させていただきます。

顎関節症の本当の原因とは?西洋医学では見えないもの

気の流れが全てを語る

東洋医学では「気血水(きけつすい)」という考え方があります。これを分かりやすく説明すると、気は電気のようなエネルギー、血は栄養を運ぶ川、水は体を潤す湖のようなもの。顎関節症の方は、この流れが滞っているんです。

特に重要なのが「気」の流れ。私は気功師として、患者様の体に手をかざすだけで、どこで気が滞っているかを感じ取ることができます。驚かれるかもしれませんが、顎関節症の方の多くは、顎ではなく、実は肝臓や腎臓のあたりで気が詰まっているんです。

五臓六腑と顎の関係

陰陽五行思想では、体の各部位は五臓六腑と密接に関連しています。顎関節症に関わる主な臓腑は以下の通りです。

肝(かん)=木のエネルギー 肝は筋肉を司り、ストレスを受けると真っ先に影響を受けます。木が風で揺れるように、肝はストレスという風で揺れやすいんです。顎周りの筋肉(咬筋や側頭筋)が固くなるのは、肝の気が鬱滞している証拠。

腎(じん)=水のエネルギー 腎は骨を司り、体の土台を支えています。水が枯れると植物が枯れるように、腎が弱ると骨格全体が弱くなります。特に更年期の女性に顎関節症が多いのは、腎の衰えが関係しています。

心(しん)=火のエネルギー 心は血液循環と精神活動を司ります。ストレスで心に火が生じると、その熱が上に昇り、顎関節周辺に炎症を起こします。

私の治療アプローチ:なぜ他では治らなかった症状が改善するのか

1. 気功によるエネルギー診断と調整

正直に言いますと、私が最も得意とするのは気功です。患者様の体に手をかざすと、まるで体が語りかけてくるように、どこに問題があるかが分かります。

「先生、手を当てただけなのに、顎が温かくなってきました」

こんな声をよくいただきます。これは滞っていた気が流れ始めた証拠。気功は目に見えないエネルギーを扱うため、科学的に説明するのは難しいですが、効果は確実に現れます。

実際、私の気功治療を受けた方の約8割が、初回から何らかの変化を感じられています。それは、根本のエネルギーバランスが整い始めるからなんです。

2. 経絡とツボを使った治療

顎関節に関わる主な経絡は以下の通りです。

胃経(いけい) 顎を直接通る経絡。特に「下関(げかん)」というツボは、顎関節症の特効穴として知られています。

胆経(たんけい) 側頭部から顎にかけて走る経絡。「風池(ふうち)」や「完骨(かんこつ)」などのツボが重要です。

三焦経(さんしょうけい) 耳の周りを通る経絡。顎関節は耳の前にあるため、この経絡も大きく関わります。

これらの経絡上のツボを適切に刺激することで、気血の流れが改善し、顎関節症の症状が緩和されていきます。

現代人特有の顎関節症:スマホとストレスの影響

スマホ姿勢が顎を壊す

最近特に多いのが、スマホが原因の顎関節症です。下を向いてスマホを見る姿勢は、首に大きな負担をかけます。頭の重さは約5kg。それを支える首が前に出ると、バランスを取るために顎にも負担がかかるんです。

東洋医学では「頭項は諸陽の会」といって、体中の陽の気が集まる場所とされています。首が前に出ると、この陽の気の流れが阻害され、顎関節にも影響が出るんです。

ストレス社会が生む「肝気鬱結」

現代社会はストレスの塊。仕事のプレッシャー、人間関係の悩み、将来への不安…。これらはすべて「肝」を傷めます。

肝は「将軍の官」と呼ばれ、全身の気の流れをコントロールしています。ストレスで肝が傷むと、気の流れが滞り、それが筋肉の緊張となって現れます。顎関節症の多くは、この肝気鬱結が根本原因なんです。

エネルギーケア:見えない世界からのアプローチ

人のエネルギーを取りすぎている現代人

これは少し不思議な話に聞こえるかもしれませんが、現代人は他人のネガティブなエネルギーを取り込みすぎています。満員電車、職場のストレス、SNSでの批判的なコメント…。これらすべてが、あなたのエネルギーフィールドに影響を与えているんです。

私は気功師として、こうしたエネルギーの影響を実際に感じることができます。顎関節症の方の多くは、自分のエネルギーが枯渇し、他人のネガティブエネルギーに覆われている状態なんです。

3つのエネルギーケア法

私が患者様にお勧めしているエネルギーケアは以下の3つです。

1. 水晶の活用 水晶には浄化作用があります。特にクリアクォーツ(透明水晶)は、ネガティブエネルギーを吸収し、ポジティブエネルギーを増幅させる効果があります。枕元に置いたり、ポケットに入れて持ち歩くだけでも効果的です。

2. 天日塩での浄化 塩には古来より浄化の力があるとされています。特に天日塩(太陽の光で作られた塩)は、そのエネルギーが強力。お風呂に一握り入れて入浴するだけで、一日のネガティブエネルギーを洗い流すことができます。

3. 神社参拝 神社は「気」が清浄な場所。定期的に参拝することで、心身のエネルギーをリセットできます。特に早朝の神社は気が澄んでいて、浄化効果が高いんです。

生活習慣改善:体の内側からの治療

食事で体質を変える

東洋医学では「薬食同源」といって、食べ物も薬になると考えます。顎関節症の方に特に気をつけていただきたい食事のポイントは以下の通りです。

避けるべき食べ物

  • 甘いもの(脾を傷め、湿を生む)
  • 小麦粉製品(体内に湿を溜める)
  • 乳製品(経絡を詰まらせる)
  • 添加物の多い加工食品(肝を傷める)

積極的に摂るべき食べ物

  • 黒い食材(黒豆、黒ゴマ、海苔など):腎を補う
  • 緑の野菜:肝の気を巡らせる
  • 温かい食べ物:脾胃を温め、消化を助ける
  • 発酵食品:腸内環境を整え、気血を生む

体の冷えは万病の元

「冷えは万病の元」という言葉がありますが、これは本当です。体が冷えると気血の流れが悪くなり、筋肉も固くなります。顎関節症の方の多くは、実は体の深部が冷えているんです。

改善策としては:

  • 湯船にゆっくり浸かる(シャワーだけはNG)
  • 冷たい飲み物を避ける
  • 生姜やニンニクなど、体を温める食材を摂る
  • 適度な運動で体温を上げる

睡眠の質が回復力を決める

東洋医学では、夜は「陰」の時間。この時間にしっかり休むことで、体の「陰」のエネルギーが回復します。特に午後11時から午前3時は「肝胆」の時間。この時間に起きていると、肝の回復が妨げられ、顎関節症も悪化しやすくなります。

質の良い睡眠のポイント:

  • 就寝2時間前からスマホを見ない
  • 寝室を真っ暗にする
  • 軽いストレッチをしてから寝る
  • 枕の高さを調整する(高すぎると顎に負担)

実際の治療例:どのように改善していくのか

ケース1:30代女性・IT企業勤務

この方は典型的な「肝気鬱結」タイプでした。仕事のストレスで肝の気が詰まり、それが顎の筋肉を緊張させていました。

初診時、舌は両側が赤く、脈は弦脈(つるのように張った脈)。気功で診ると、右の肋骨の下(肝の領域)で気が渦を巻いているのが分かりました。

治療は、まず気功で肝の気を散らすことから始めました。手を肝の上にかざし、詰まった気を流していくと、患者様は「お腹が温かくなってきた」と。次に太衝(たいしょう)という肝経の重要なツボを刺激。

3回目の治療後、「朝起きた時の顎の重さがなくなった」との報告。10回の治療で、ほぼ症状は消失しました。

※効果には個人差があり、回復を保証するものではありません

ケース2:50代男性・営業職

この方は「心火上炎」タイプ。営業のストレスで心に火が生じ、それが上に昇って顎関節に炎症を起こしていました。

舌は先端が赤く、脈は数脈(速い脈)。気功で診ると、胸の中央(心の領域)から熱気が立ち上っているのを感じました。

治療は、気功で心の火を鎮めることから。両手を胸の前に置き、熱を下に降ろしていきます。次に神門(しんもん)や内関(ないかん)といった心経のツボを刺激。

また、この方には食事指導も重要でした。辛いものや脂っこいものを控え、苦味のある野菜(ゴーヤなど)を摂るよう指導。苦味は心の火を鎮める作用があるんです。

8回の治療で症状は大幅に改善。現在は月1回のメンテナンスで良好な状態を維持しています。

※効果には個人差があり、回復を保証するものではありません

セルフケアの重要性:治療の効果を持続させるために

呼吸法で自律神経を整える

私が患者様に必ず教えるのが「腹式呼吸」です。現代人は胸式呼吸になりがちで、それが自律神経の乱れにつながります。

簡単な腹式呼吸法:

  1. 鼻から4秒かけて息を吸う(お腹を膨らませる)
  2. 4秒間息を止める
  3. 口から8秒かけて息を吐く(お腹をへこませる)
  4. これを5回繰り返す

この呼吸法を1日3回行うだけで、自律神経が整い、無意識の食いしばりも減少します。

ツボ押しで日々のメンテナンス

自宅でできる簡単なツボ押しをご紹介します。

合谷(ごうこく) 手の親指と人差し指の間のくぼみ。万能のツボで、頭部の症状全般に効果的。

太衝(たいしょう) 足の親指と人差し指の間の骨の際。肝の気を巡らせ、ストレスを緩和。

下関(げかん) 頬骨の下、口を開けるとへこむところ。顎関節症の特効穴。

これらのツボを、1日2~3回、各30秒程度押すだけでも効果があります。

心の持ち方:「頑張りすぎない」という治療

顎関節症の方に共通しているのが「頑張りすぎ」です。責任感が強く、人に頼ることが苦手。そんな性格が、無意識の食いしばりにつながっています。

東洋医学では「中庸(ちゅうよう)」という考え方があります。何事もほどほどが一番という意味です。100%を目指すのではなく、80%でよしとする。この心の余裕が、顎関節症の改善には不可欠なんです。

なぜ常若整骨院なのか:私たちの強み

1. 東洋医学と気功の融合

私は東洋医学の理論を深く学びながら、気功の実践も重ねてきました。この2つを融合させることで、理論だけでなく、実際のエネルギーレベルからもアプローチできるんです。

2. 10年以上の臨床経験

顎関節症の治療に10年以上携わり、様々なケースを診てきました。その経験から、一人ひとりに最適な治療法を選択できます。

3. じっくりカウンセリング

完全予約制で、お一人おひとりにしっかり時間をかけます。初回は60分のカウンセリングで、症状の背景にある本当の原因を探ります。

4. 分かりやすい説明

東洋医学の難しい理論も、メタファーを使って分かりやすく説明します。納得して治療を受けていただくことが、効果を高める秘訣なんです。

最後に:あなたの笑顔を取り戻すために

顎関節症は、単なる顎の問題ではありません。それは、体があなたに送っているSOSのサインです。「もっと自分を大切にして」「無理をしないで」という、体からのメッセージなんです。

私は、そのメッセージを読み解き、あなた本来の健康な状態に導くお手伝いをさせていただきます。どこに行っても治らなかった方ほど、当院の価値を感じていただけると確信しています。

なぜなら、私たちは症状だけでなく、あなたという人間全体を診ているから。東洋医学の知恵と気功のパワーで、必ずあなたの笑顔を取り戻します。

まずは一度、お話を聞かせてください。あなたの勇気ある一歩が、新しい人生の始まりになることをお約束します。

常若整骨院 〒814-0005 福岡市早良区祖原4-3 TEL: 092-836-6810 https://tocowaca.com/

診療時間:平日・土曜 12:00~20:00 休診日:日曜・祝日

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