免疫の偏りを整える東洋医学|福岡市のアトピー治療
福岡市内でアトピー性皮膚炎に悩んでいるあなた。「風邪をひきやすい」「疲れやすい」「ストレスがかかると症状が悪化する」「季節の変わり目に体調を崩す」「免疫力を高めたいけど、どうすればいいかわからない」─こんな悩みを抱えていませんか? 実は、アトピーは免疫力の低下ではなく、「免疫の暴走」が根本原因なんです。
私は福岡で東洋医学の整体師として20年、数え切れないほどのアトピー患者さんと向き合ってきました。その中で確信していることがあります。アトピーを根本から治すには、単に免疫力を高めるだけではダメなんです。免疫の暴走を鎮め、バランスを整え、本来あるべき姿に戻すことが唯一の道なんです。
実は僕自身も、36歳の頃に過労とストレスで免疫バランスが崩れて、手足のアトピーが一気に悪化して、同時に月2回も風邪をひくっていう状態だったんです。「免疫力が低いからアトピーになるのかな」って思ってサプリを飲みまくったら、逆に症状が悪化しました。でも、東洋医学のアプローチで免疫のバランスを整えたら、半年でアトピーも風邪も激減しました。免疫は「高ければいい」ってもんじゃないんだって痛感しました。
今日は、アトピーと免疫力の深い関係、そして東洋医学による「免疫の暴走を鎮め、本来の力を取り戻す」根本治療の方法を、20年の臨床経験から詳しくお伝えします。
なぜアトピーは「免疫力が低い」のではなく「免疫が暴走している」のか
まず、アトピーと免疫力の関係について、多くの人が誤解している点を明らかにしましょう。
【現代医学が明かすアトピーと免疫の関係】
現代医学では、アトピー性皮膚炎は「免疫の過剰反応」によって起こると考えられています。つまり、免疫力が低いのではなく、免疫が過剰に働きすぎて、本来無害なはずのものにまで攻撃してしまう状態なんです。
健康な人の免疫系は、ウイルスや細菌などの本当の敵だけを攻撃します。しかし、アトピーの人の免疫系は、ダニ、花粉、食べ物など、本来無害なものにまで過剰反応して攻撃してしまいます。これがアレルギー反応であり、アトピーの炎症なんです。
免疫細胞には、Th1細胞とTh2細胞という2つのタイプがあります。Th1細胞は、ウイルスや細菌と戦う細胞です。Th2細胞は、アレルギー反応を起こす細胞です。健康な人は、この2つのバランスが取れています。しかし、アトピーの人は、Th2細胞が過剰に働き、Th1細胞が抑制されている状態です。これを「Th1/Th2バランスの崩れ」と言います。
Th2細胞が過剰に働くと、IgE抗体という物質が大量に産生されます。IgE抗体は、アレルゲンに反応して、ヒスタミンという炎症物質を放出します。これが、アトピーの激しい痒みと炎症を引き起こします。
また、近年の研究では、「Th17細胞」という新しいタイプの免疫細胞が、アトピーの慢性化に関わっていることがわかってきました。Th17細胞は、慢性的な炎症を引き起こし、皮膚のバリア機能を低下させます。
つまり、アトピーの人は、免疫力が低いのではなく、免疫が間違った方向に暴走している状態なんです。だから、単に免疫力を高めようとすると、かえって炎症が悪化することがあります。
以前、福岡市中央区の34歳男性クライアントさんが、「免疫力を高めるためにサプリメントを飲みまくったら、アトピーが一気に悪化した」と相談に来られました。彼は、高麗人参、プロポリス、エキナセアなど、免疫を刺激するサプリを1日10種類以上飲んでいました。「免疫力を高めれば治ると思ったのに、なんで悪化したんですか?」と困惑していました。
【東洋医学が見るアトピーと免疫の関係─正気と邪気のバランス】
東洋医学では、免疫力を「正気(せいき)」と呼びます。正気とは、体を守る力、病気に打ち勝つ力、自己治癒力のことです。一方、病気を引き起こす外部からの悪い影響を「邪気(じゃき)」と呼びます。
健康な人は、正気が充実していて、邪気が侵入しても跳ね返すことができます。しかし、正気が不足すると、邪気に侵入されやすくなり、病気になります。
ここまでは、現代医学でいう「免疫力が低い」状態に似ています。しかし、東洋医学では、もう一つ重要な概念があります。それが「正気の偏り」です。
正気が不足していなくても、バランスが崩れていると、体は正常に機能しません。例えば、正気が過剰に働きすぎると、体を守るはずの力が、逆に自分自身を攻撃してしまいます。これが、アトピーのような自己免疫的な症状です。
東洋医学では、アトピーを以下のように捉えます。まず、「肺気虚」です。肺は、皮膚を守る正気を全身に巡らせる役割を担っています。肺の気が不足すると、皮膚のバリア機能が低下し、外からの刺激(アレルゲン)に弱くなります。
次に、「脾気虚」です。脾は、食べ物から正気(気血)を生み出す「エネルギー工場」です。脾の働きが低下すると、正気の生成が不十分になり、免疫力が低下します。また、脾が弱ると、体内に「湿気(湿邪)」がこもりやすくなり、これがアレルギー反応を増幅させます。
そして、「腎虚」です。腎は、生命力の源であり、先天的な正気を蓄える場所です。腎が弱ると、根本的な免疫力が低下し、慢性的な病気になりやすくなります。
さらに、「肝鬱化火」です。ストレスで肝の気が滞り、やがて熱に変化します。この熱が、免疫を過剰に刺激し、炎症を引き起こします。これが、ストレスでアトピーが悪化するメカニズムです。
最後に、「心火亢盛」です。過度の不安やストレスで、心に熱がこもると、免疫が過剰に反応し、アレルギー症状が悪化します。
つまり、東洋医学では、アトピーを「正気の不足」と「正気の偏り(暴走)」の両方が絡み合った状態として捉えます。だから、単に正気を補うだけでなく、バランスを整えることが重要なんです。
以前、福岡市南区の38歳女性クライアントさんが、まさにこの状態でした。仕事のストレスで毎日イライラ、睡眠不足で慢性的な疲労感、そして全身のアトピーが悪化していました。「免疫力が低いんだと思って、栄養ドリンクを毎日3本飲んでいますが、全然良くなりません」と話していました。彼女は、免疫力を上げようとすればするほど、症状が悪化していたのです。
福岡市で多い免疫バランスの乱れのパターン─あなたはどのタイプ?
20年の臨床経験から、福岡市で特に多い免疫バランスの乱れのパターンを4つご紹介します。
【パターン1】肺脾気虚型─正気が不足して免疫力が低下
このタイプは、肺と脾の気が不足し、正気の生成と巡りが不十分な状態です。風邪をひきやすく、疲れやすく、アトピーもなかなか治らない方に多いタイプです。
特徴的な症状:
- 風邪をひきやすい(月2回以上)
- 慢性的な疲労感
- 息切れしやすい
- 顔色が青白い
- 食欲不振
- 軟便、下痢しやすい
- アトピーの症状は、なかなか治らない、繰り返す
- 季節の変わり目に体調を崩す
このタイプの方の特徴: 生まれつき虚弱、過労、睡眠不足、偏食、運動不足
改善のポイント: 肺と脾の気を補い、正気を増やすことがマジで大事です。具体的には、山芋、蓮根、白米、鶏肉、きのこ類など、気を補う食材を積極的に摂り、十分な休息を取り、軽い運動をすることが効果的です。
以前、福岡市博多区の32歳女性クライアントさんが、まさにこのタイプでした。IT企業で毎日残業続き、睡眠時間は5時間以下、食事もコンビニで済ませがち。風邪は月2〜3回、アトピーも慢性化していました。「もう体がボロボロです」と力なく話していました。
【パターン2】肝鬱化火型─ストレスで免疫が暴走
このタイプは、ストレスで肝の気が滞り、熱に変化し、免疫が過剰に反応している状態です。福岡市内の働く世代に最も多いタイプです。
特徴的な症状:
- イライラしやすい、怒りっぽい
- ストレスを感じやすい
- 胸や脇腹が詰まった感じがする
- 頭痛、めまい
- 不眠(特に寝つきが悪い)
- アトピーの症状は、赤く腫れ、痒みが激しい
- ストレスがかかると一気に悪化する
このタイプの方の特徴: 仕事のプレッシャーが大きい、人間関係のストレスが多い、完璧主義的な傾向がある
改善のポイント: 肝の気を流し、熱を冷まし、免疫の暴走を鎮めることが重要です。具体的には、深呼吸、ストレッチ、軽い運動、ストレス発散、柑橘類、セロリ、春菊など、気を流す食材を摂ることが効果的です。
以前、福岡市中央区の36歳男性クライアントさんが、まさにこのタイプでした。金融機関で毎日プレッシャーにさらされ、帰宅後もイライラが止まらない。そして、ストレスがかかるたびにアトピーが一気に悪化していました。「もう心も体も限界です」と涙を流していました。
【パターン3】腎陰虚型─根本的な免疫力が枯渇
このタイプは、腎の陰液(生命力の源)が不足し、根本的な免疫力が枯渇している状態です。40歳以上の方、更年期の女性、過労が続いている方に多いタイプです。
特徴的な症状:
- 慢性的な疲労感
- 腰や膝がだるい
- ほてり、のぼせ、寝汗
- 不眠(夜中に目が覚める)
- 耳鳴り、めまい
- アトピーの症状は、カサカサと乾燥し、なかなか治らない
- 風邪は引かないが、体力がない
このタイプの方の特徴: 40歳以上、更年期、長期間の過労、睡眠不足
改善のポイント: 腎の陰液を補い、根本的な免疫力を回復させることが重要です。具体的には、黒ごま、黒豆、山芋、白きくらげ、くるみ、海藻類など、腎を補う食材を積極的に摂り、十分な睡眠を確保することが効果的です。
以前、福岡市東区の48歳女性クライアントさんが、まさにこのタイプでした。更年期に入ってから、慢性的な疲労感とアトピーの悪化に悩まされていました。「もう体にエネルギーが残っていない感じがします」と話していました。
【パターン4】脾虚湿盛型─体内の湿気が免疫を乱す
このタイプは、脾の働きが低下し、体内に湿気がこもり、免疫系が正常に機能していない状態です。胃腸が弱い方、食生活が乱れている方に多いタイプです。
特徴的な症状:
- 体が重だるい
- むくみやすい
- 軟便、下痢しやすい
- 食欲不振
- 頭が重い
- アトピーの症状は、ジュクジュクしている
- 梅雨時期や湿気の多い日に悪化する
このタイプの方の特徴: 胃腸が弱い、脂っこいものが好き、甘いものが好き、冷たいものをよく食べる
改善のポイント: 脾の働きを高め、体内の湿気を排出し、免疫系を正常化することが重要です。具体的には、ハトムギ、冬瓜、小豆、とうもろこしなど、湿気を排出する食材を積極的に摂り、脂っこいもの、甘いもの、冷たいものを避けることが効果的です。
以前、福岡市南区の30歳女性クライアントさんが、まさにこのタイプでした。ラーメンとスイーツが大好きで、梅雨時期になるとアトピーが一気に悪化していました。「梅雨が大嫌いです」と話していました。
免疫バランスを整えてアトピーを根本から治す東洋医学の7つの方法
では、具体的にどうやって免疫バランスを整え、アトピーを根本から治していくのか。東洋医学の視点から、効果的な方法をお伝えします。
【方法1】正気を補う食養生─免疫の土台を作る
免疫バランスを整える最も重要な方法が、食養生です。正気を補う食材を積極的に摂ることで、免疫の土台が作られます。
正気を補う食材(積極的に摂りたい):
まず、きのこ類です。椎茸、舞茸、しめじ、えのき、エリンギなど。きのこ類に含まれるβ-グルカンは、免疫を正常化する効果があります。毎日食べましょう。特に椎茸は、正気を補う最強の食材です。
次に、発酵食品です。味噌、醤油、納豆、ぬか漬けなど。これらは腸内環境を整え、免疫の約70%が集中する腸の働きを高めます。毎日摂りましょう。
そして、山芋です。山芋は、肺と脾と腎の3つの臓腑を養い、正気を補います。週3〜4回は食べましょう。
さらに、蓮根です。蓮根は、肺を養い、正気を補い、炎症を鎮めます。週2〜3回は食べましょう。
そして、ニンニクとショウガです。これらは、正気を補い、体を温め、免疫を活性化します。毎日料理に使いましょう。
最後に、黒い食材です。黒ごま、黒豆、黒きくらげ、ひじきなど。これらは腎を補い、根本的な免疫力を高めます。毎日少しずつ摂りましょう。
免疫を乱す食材(避けたい):
まず、砂糖(特に白砂糖)です。砂糖は、白血球の働きを著しく低下させ、免疫力を下げます。摂取後5時間は免疫力が30%低下すると言われています。完全にやめましょう。
次に、トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング、揚げ物)です。これらは、免疫細胞の働きを阻害します。避けましょう。
そして、添加物が多い食品(インスタント食品、コンビニ弁当、ファストフード)です。これらは、腸内環境を乱し、免疫力を低下させます。避けましょう。
さらに、アルコールです。アルコールは、免疫細胞の働きを抑制します。適量(ビール1缶、日本酒1合程度)にしましょう。
最後に、冷たいものです。冷たいものは、脾胃を冷やし、正気の生成を妨げます。常温か温かいものにしましょう。
免疫バランスを整える最強レシピ:きのこ山芋味噌汁
椎茸、舞茸、しめじをたっぷり入れ、すりおろした山芋を加えた味噌汁。これを毎日飲むことで、正気が補われ、免疫バランスが整います。
以前、福岡市博多区の女性クライアントさんに、「毎日このきのこ山芋味噌汁を飲んで、砂糖と添加物を完全にやめて、納豆を毎日1パック食べてください」と指導したところ、2ヶ月後には「風邪を全くひかなくなった」「アトピーの炎症が治まってきた」と報告がありました。6ヶ月後には「アトピーがほぼ完治した。こんなに体調が良いのは人生で初めてです」と喜んでいました。食事の力は本当にすごいんです。めちゃくちゃ効きます。
【方法2】腸内環境を整える─免疫の70%は腸にある
体の免疫細胞の約70%は腸に集中しています。腸内環境を整えることが、免疫バランスを整える最も効果的な方法です。
腸内環境を整える方法:
毎日発酵食品を摂りましょう。味噌汁、納豆、ぬか漬けを毎日食べることで、善玉菌が増え、免疫バランスが整います。
食物繊維をたっぷり摂りましょう。野菜、海藻、きのこ、大豆製品を毎日たっぷり摂ることで、腸内環境が改善されます。
水分を十分に摂りましょう。1日1.5〜2リットルの水分を摂ることで、便通が改善され、腸内環境が整います。
規則正しい食事をしましょう。毎日同じ時間に食事を摂ることで、腸のリズムが整います。
よく噛んで食べましょう。1口30回噛むことで、消化が良くなり、腸への負担が減ります。
【方法3】整体で正気を巡らせる─肺兪・脾兪・腎兪へのアプローチ
東洋医学整体では、肺兪(はいゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)というツボを刺激することで、正気を補い、免疫バランスを整えます。
肺兪(はいゆ): 背中の第3胸椎の両側、背骨から指2本分外側にあるツボ。肺の働きを高め、皮膚のバリア機能を高めます。
脾兪(ひゆ): 背中の第11胸椎の両側、背骨から指2本分外側にあるツボ。脾の働きを高め、正気の生成を促します。
腎兪(じんゆ): 腰の第2腰椎の両側、背骨から指2本分外側にあるツボ。腎の働きを高め、根本的な免疫力を高めます。
以前、福岡市中央区の女性クライアントさんに、週1回の整体施術(肺兪・脾兪・腎兪への施術)を3ヶ月続けたところ、「風邪をひかなくなった」「疲れにくくなった」「アトピーの症状が劇的に改善した」という結果が出ました。
【方法4】気功で正気を養う─呼吸と意念の力
気功は、呼吸と意念(イメージ)の力で、正気を養い、免疫バランスを整える養生法です。
正気を養う気功:三焦呼吸
立位または座位で、両手を頭上に上げます。鼻からゆっくり息を吸い込み、頭上から新鮮な正気が全身に満ちるイメージを持ちます。
そして、口からゆっくり息を吐き出しながら、両手を下ろします。この時、体内の邪気や炎症が足の裏から地面に流れ出ていくイメージを持ちます。
これを毎日朝晩10回ずつ行うことで、正気が養われ、免疫バランスが整います。
【方法5】睡眠の質を高める─免疫は睡眠中に作られる
睡眠中に、免疫細胞が作られ、修復されます。質の良い睡眠は、免疫バランスを整えるために絶対に必要です。
質の良い睡眠のポイント:
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きましょう。理想は、夜11時就寝、朝6時起床です。
7〜8時間の睡眠を確保しましょう。睡眠不足は、免疫力を著しく低下させます。
寝室を真っ暗にしましょう。光があると、メラトニンの分泌が妨げられ、免疫力が低下します。
寝る2時間前からはスマホやパソコンを見ないようにしましょう。
【方法6】ストレス管理─免疫の暴走を止める
ストレスは、免疫を暴走させる最大の要因です。ストレスを適切に管理することが、免疫バランスを整える鍵になります。
ストレス管理の方法:
深呼吸をする習慣をつけましょう。イライラした時、不安な時、深呼吸を10回するだけで、免疫の暴走が鎮まります。
軽い運動をしましょう。1日30分のウォーキングで、ストレスホルモンが減り、免疫バランスが整います。
趣味の時間を持ちましょう。自分の好きなことをする時間は、免疫を正常化します。
笑う時間を増やしましょう。笑うことで、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)が活性化し、免疫力が高まります。
【方法7】適度な運動─免疫を鍛える
適度な運動は、免疫バランスを整える最も効果的な方法の一つです。
免疫バランスを整える運動:
1日30〜40分のウォーキングが理想です。福岡市内なら、大濠公園、舞鶴公園、西公園などがおすすめです。
ヨガやストレッチも効果的です。体をゆっくり伸ばすことで、自律神経が整い、免疫バランスも整います。
注意点: 激しい運動は避けましょう。激しい運動は、かえって免疫力を低下させます。「気持ちいい」「体が温まる」程度の運動が理想です。
私の経験から伝えたいこと─免疫バランスを整えれば人生が変わる
20年間、東洋医学の整体師として、数え切れないほどのアトピー患者さんと向き合ってきました。その中で確信したことがあります。アトピーを根本から治すには、免疫バランスを整えることが絶対に必要だということです。
以前、福岡市博多区の35歳男性が、幼少期からアトピーに苦しみ、ステロイドを25年以上使い続けていたものの、症状は一向に良くならず、むしろ悪化していると相談に来られました。彼は「免疫力を高めるため」に、高麗人参、プロポリス、エキナセアなど、免疫を刺激するサプリを1日15種類以上飲んでいました。
私は彼に、「サプリを全部やめてください。あなたに必要なのは、免疫を高めることではなく、免疫のバランスを整えることです」と伝えました。そして、毎日の食養生(きのこ山芋味噌汁、納豆、砂糖と添加物をやめる)、週1回の整体施術、毎日の気功、睡眠の改善、ストレス管理を提案しました。
最初の1ヶ月は、サプリをやめることに不安を感じていたようですが、2ヶ月目から徐々に変化が現れ始めました。「風邪をひかなくなった」「アトピーの炎症が治まってきた」と報告してくれました。
半年後、彼の肌は見違えるほどきれいになり、ステロイドもほぼ使わなくなりました。そして何より、彼は「人生が変わりました。免疫を高めるのではなく、バランスを整えることが大事なんですね。もっと早く知りたかった」と涙を流して喜んでくれました。
アトピーは確かに辛い症状です。免疫の暴走を止めることは簡単ではありません。
しかし、諦めないでください。免疫バランスを整えることで、あなたの体は必ず良くなります。東洋医学の叡智は、その力を引き出すための道しるべです。
福岡市内にお住まいのあなたが、一日も早くアトピーの苦しみから解放され、笑顔で過ごせる日々を取り戻せることを、心から願っています。
あなたの心と体は、今日からどのような変化を始めたいと思いますか?