
子宮筋腫がまた大きくなるのはなぜ?スピリチュアルな視点と東洋医学の見立て
結論から言うと、子宮筋腫は子宮を残す対応を選ぶかぎり、医学的にも新しくできる可能性そのものをなくすことはできません。そのうえでスピリチュアルな視点を重ねるなら、繰り返し同じ場所に何かができるとき、そこには「まだ手放しきれていないもの」があるのではないか、という見方があります。
要点は次の3つです。医学的には、筋腫を残す核出術を選んだ場合、単発でも一定の確率で新しい筋腫ができ、多発性であるほどその確率は上がること。整体でできるのは筋腫そのものを小さくすることではなく、骨盤内の血流と自律神経の働きやすさをサポートすることだけであること。そしてこの記事は、手術や経過観察を経てもなお「なぜまた大きくなるのか」を静かに考えている福岡市の方に向けて書いています。
なぜ子宮筋腫は繰り返し大きくなるのですか
結論として、子宮筋腫が繰り返し大きくなる方には、子宮そのものが残っている以上、新しい筋腫の芽ができる医学的な条件が続いているケースが多くあります。
子宮筋腫核出術は、筋腫だけをくり抜いて子宮を残す手術です。妊娠を望む方にとって大切な選択肢である一方、子宮という土台が残るぶん、新しい筋腫がまたできる余地も残ります。実際に、単発の筋腫でも術後に新しい筋腫ができる確率は一定数報告されており、手術のときにすでに小さな筋腫が複数あった方ほど、その後の再発が見つかりやすい傾向があるとされています。当院で25,000人を施術してきた経験でも、手術を経験された方の骨盤内は、初めて来院される方に比べて緊張の残り方に特徴があります。
子宮筋腫とはどのような状態ですか
子宮筋腫とは、子宮の壁を作る筋肉の細胞が増えてかたまりになったもので、ほとんどが良性の腫瘍です。
女性ホルモンであるエストロゲンの影響を受けて育つ性質があり、30代後半から40代にかけて見つかる方が多くなります。できる場所によって、子宮の外側にできる漿膜下筋腫、筋肉の層の中にできる筋層内筋腫、子宮の内側にできる粘膜下筋腫に分かれ、粘膜下筋腫は小さくても経血量が増えやすいなど、場所によって出る症状が変わります。閉経後はエストロゲンの分泌が落ち着くため、自然に縮小していくことが多いとされています。
子宮筋腫に整体はどこまでできますか
結論として、整体は子宮筋腫そのものを小さくしたり、なくしたりすることはできません。整体にできるのは、骨盤内の血流を妨げている筋肉の緊張をゆるめ、自律神経が働きやすい身体の状態をサポートすることです。
具体的には、股関節の付け根から下腹部にかけての血流を妨げやすい腸腰筋のこわばりへのアプローチ、骨盤底と横隔膜の連動を取り戻す施術、そして自律神経の過緊張を落ち着けるための全身の調整です。筋腫そのものへの直接的な効果は期待できませんが、骨盤内の巡りが滞りにくい身体の状態を保つことは、月経に伴うつらさの感じ方を変える一助になり得ます。婦人科での経過観察や医療でのケアと並走する立場であることは変わりません。
福岡市で整体を探すとき、何を見て選べばいいですか
福岡市で整体院を選ぶときは、婦人科での診断や医療での方針を丁寧に確認したうえで施術方針を説明してくれる院かどうかを見てください。
子宮筋腫の大きさや場所によっては、うつぶせでの強い圧迫やお腹まわりへの強い刺激が負担になることがあります。カウンセリングの段階で、筋腫の大きさや症状、通院状況をきちんと聞いたうえで施術内容を組み立てているか、東洋医学の視点から骨盤内の巡りを見てくれるかどうかは、実際に選ぶ際の目安になります。
常若整骨院では子宮筋腫をどう見ていますか
当院では、子宮筋腫の身体のケアを、骨盤内の血流をゆるめる施術と自律神経の調整、そして東洋医学でいう「気血水の巡り」の見立てをセットで行っています。
25,000人を施術してきた中で、子宮筋腫で来られる方には、長く気を張ってこられた方が多い、という印象はあります。ただしこれは医学的な原因の説明ではなく、当院が臨床の中で感じてきた一つの傾向にすぎません。筋腫ができる医学的な背景は年齢やホルモンの変化など複数の要因が重なっており、生き方や性格だけで単純に説明できるものではなく、そう断定することはできません。そのうえで、東洋医学では「気」は巡りの力そのものであり、気を張り続けて緩む時間がないと、血の巡りも一緒に滞りやすくなると考えます。手術の後にまた大きくなるという経過を、当院では「もう一度、体を緩めるタイミングが来ている」というサインとして受け取っています。
東洋医学では子宮筋腫をどう考えるのですか
東洋医学では、子宮筋腫の背景にある体質を、気滞血瘀型・腎虚血瘀型・脾虚湿瘀型の3つに分けて見立てます。
気滞血瘀型は、気の巡りが滞ることで血の巡りまで滞るタイプで、月経前のイライラや張り、月経痛の強さが特徴です。腎虚血瘀型は、腎(生命力の貯金)がすり減った状態に血の滞りが重なるタイプで、加齢や出産、慢性的な疲労の蓄積が背景にあることが多く見られます。脾虚湿瘀型は、消化を担う脾の力が落ちて余分な水分(湿)がたまり、それが血の巡りを邪魔するタイプで、むくみやすさやだるさを伴います。いずれのタイプにも共通して使う代表的なツボが三陰交(さんいんこう)で、内くるぶしの頂点から指4本ぶん上、すねの骨の後ろぎわにあります。婦人科系全般の巡りを整えるとされる場所です。血海(けっかい)は膝のお皿の内側から指3本ぶん上にあり、血の滞りをほぐすとされています。太衝(たいしょう)は足の甲、親指と人差し指の骨が合わさる手前のくぼみにあり、気の張りをゆるめる場所として使います。
子宮筋腫の再発とスピリチュアルにはどんな関係があるのですか
結論として、繰り返し同じ場所に不調が出ることを、東洋医学では「同じ巡りの滞りが、まだ解消しきれていない」という状態として見ることができます。
医学的には、子宮という土台が残っている以上、新しい筋腫ができる可能性そのものをゼロにすることはできません。そのうえで、スピリチュアルな見方を重ねるなら、体は同じ場所に同じことを何度も伝えようとしている、という捉え方があります。当院で施術してきた方の中には、術後に落ち着いていた時期を振り返ると「一番気を張っていた仕事や役割から少し離れられていた時期だった」と話される方が一定数いらっしゃいます。これは原因を特定するものではなく、あくまで巡りが良くなりやすい生活の条件が重なっていた、という一つの見方です。感じる力が強く、周囲の状況を敏感に受け取る方ほど、こうした巡りの滞りを体で先に受け取りやすい傾向がある、という捉え方もできます。これは弱さではなく、感度の高さです。
東洋医学には「不通即痛(ふつうそくつう)」という考え方があります。巡りが通らないところに痛みや不調が生まれる、という意味です。一度筋腫を取っても、巡りが滞りやすい生活のペースそのものが変わらなければ、同じ場所にまた滞りが生まれやすくなる、という見方もこの考え方に沿ったものです。ここで大切なのは、滞りを作った自分を責めることではなく、これまで巡りを止めてでも役割を果たしてきた、という事実に目を向けることです。繰り返す経過を「また同じことになった」という失敗の記録として見るのではなく、「そろそろ緩めていい」という体からの合図として受け取り直すことができるかどうかが、次の一年をどう過ごすかに関わってきます。
子宮筋腫で来られる方に多いのはどんなケースですか
当院に来られる子宮筋腫の方には、家庭や仕事で長く責任のある立場を担い、自分の予定を後回しにしてきた期間が長い方が多くいらっしゃいます。
月に一度の月経のたびに強い痛みや経血量の多さと向き合いながらも、それを周囲に相談せず一人で耐えてきたという経過を語られる方が少なくありません。手術で一度筋腫を取った後に、また同じような生活のペースに戻ってしばらくしてから再発が見つかったという方もいらっしゃいます。もちろん再発の医学的な原因を、生活のペースだけで説明することはできず、単純な因果関係として断定はできませんが、身体に触れてきた臨床の実感として、この傾向はお伝えしておきたいところです。
実際に子宮筋腫の方はどんな経過で身体が変わりましたか
40代女性、会社員として管理職を務めながら、複数の筋腫が見つかった方の例です。婦人科での定期的な経過観察を続けながら、月経前のお腹の張りと腰の重だるさを訴えて来院されました。初診時、下腹部から鼠径部にかけてが硬く、股関節の動きも左右で差がありました。骨盤まわりの緊張をゆるめる施術を続けたところ、3か月ほどで「月経前のお腹の張りが、以前より軽く感じます」と話されるようになりました。効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
30代女性、出産後に育児と仕事を両立する中で筋腫が大きくなっていると指摘された方の例です。核出術を一度経験しており、「またあの手術を受けるのかと思うと不安です」と話されていました。施術と並行して、まずは月に一度、自分のためだけの時間を作ることから始めていただいたところ、半年後には「疲れの抜け方が変わった気がします」という言葉が聞かれるようになりました。骨盤内の緊張と生活のペースの両方に働きかけた例です。
50代女性、更年期にさしかかり、複数回の手術歴がある方の例です。「もう何度目かわからない」と、繰り返す経過に疲れを感じている様子でした。閉経が近づけば自然に縮小していくことが多いという医学的な見通しをお伝えしたうえで、施術では骨盤内の血流と、更年期特有の自律神経の乱れの両方をケアしました。「先が見えてきただけで気持ちが楽になりました」と話されていたのが印象的でした。効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
子宮筋腫は自宅でどうケアすればいいですか
自宅でできることとして、下腹部と足首を冷やさないこと、湯船に浸かって骨盤まわりを温めること、そして深呼吸を意識してみぞおちの緊張をゆるめることの3つをお伝えしています。
どれも巡りをサポートする一般的な工夫ですが、3つ全部を毎日きっちりやろうとする必要はありません。どれか1つからで十分です。実際にお会いしてきた方の傾向として、おおらかに「今日はできなかったから明日」と流せる方のほうが、体調の波が穏やかな印象があります。反対に、真面目にきっちりやろうとする方ほど、できなかった日に自分を責めてしまい、その自責がかえって体の緊張を強めることがあります。真面目さが悪いのではなく、その真面目さの向け先を、少しだけ自分への労いに変えてみてください。
病院と整体、どちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか
子宮筋腫は、まず婦人科での診断と経過観察、必要に応じた医療での対応が前提になります。経血量が急に増えて貧血症状(めまい、動悸、強い倦怠感)が強く出ている場合、下腹部の痛みが急激に強くなった場合、閉経後にもかかわらず筋腫が大きくなっている場合は、すぐに婦人科を受診してください。整体はこうした急な変化に対応する場ではありません。
婦人科での医療の方針が定まっている段階で、日々の骨盤まわりの重だるさや自律神経の乱れによる体調の波を和らげたいという場合に、整体を医療と並行して活用していただくという位置づけです。手術や薬の判断は必ず主治医に相談し、整体はあくまで身体のケアとしてお使いください。
よくあるご質問
子宮筋腫は整体で良くなりますか?
子宮筋腫そのものへ整体が効果を及ぼすことはできません。整体でサポートできるのは、骨盤内の血流を妨げている筋肉の緊張をゆるめ、自律神経が働きやすい身体の状態を作ることです。筋腫そのものを小さくする直接的な効果は期待できません。
子宮筋腫が手術後にまたできるのはなぜですか?
子宮を残す核出術を選んだ場合、子宮という土台そのものが残っているため、新しい筋腫ができる可能性をゼロにすることはできません。手術時に複数の筋腫があった方ほど、その後の再発が見つかりやすい傾向があるとされています。
子宮筋腫のスピリチュアルな意味とは何ですか?
一つの見方として、体は同じ場所に同じことを何度も伝えようとしている、という捉え方があります。ただしこれは医学的な原因の説明ではなく、当院が臨床の中で感じてきた一つの視点です。感じる力が強いことは弱さではなく感度の高さであり、自分を責める材料にはしないでください。
何度も繰り返すのは、自分が変われていないからですか?
そのようには考えないでください。医学的には年齢やホルモンの変化など複数の要因が重なっており、生き方や性格だけで単純に説明できるものではありません。繰り返す経過そのものを、自分を責める材料にする必要はありません。
筋腫があっても妊娠はできますか?
筋腫の大きさや場所によって影響の有無は異なり、これは婦人科での判断が必要な領域です。整体は妊娠のしやすさそのものへ働きかけるものではなく、骨盤内の巡りをサポートする立場としてお使いください。
閉経すれば筋腫は消えますか?
閉経後はエストロゲンの分泌が落ち着くため、自然に縮小していくことが多いとされています。ただし完全に消えるとは限らず、大きさによっては閉経後も経過観察が必要な場合があります。
手術と経過観察、どちらを選べばいいですか?
これは婦人科での診断に基づく判断が必要な領域であり、整体からお勧めできることではありません。症状の強さや今後の妊娠の希望などを踏まえ、主治医とよく相談して決めてください。
施術を受けるときに気をつけることはありますか?
筋腫の大きさや場所、月経中かどうかによって、お腹まわりへの施術の強さを調整する必要があります。事前に現在の状態を必ずお知らせください。
月経前になるとお腹の張りが強くなります。整体で楽になりますか?
骨盤内の血流が滞っていると、月経前の張りが強く出やすくなる傾向があります。骨盤まわりの緊張をゆるめる施術によって、張りの感じ方が変わることはありますが、筋腫そのものへの効果ではありません。
セルフケアはどれくらい真剣にやればいいですか?
3つのケアのうち、どれか1つからで十分です。できなかった日があって当然です。真面目にすべてをこなそうとするより、無理なく続けられる範囲で取り組むほうが、結果として長続きします。
家族が子宮筋腫の再発で落ち込んでいます。何と声をかければいいですか?
「また手術か」と繰り返す経過そのものに疲れてしまっている方が多いです。原因を探して責めるような言葉ではなく、これまでよくやってきたことを労う言葉のほうが、支えになることが多いです。
福岡市のどのあたりで対応してもらえますか?
当院は福岡市早良区、西新駅から徒歩圏にあります。婦人科での通院歴をお持ちの方にも、事前のカウンセリングを丁寧に行ったうえで施術しています。
まとめ
福岡市で子宮筋腫の再発や繰り返す経過に、静かに疑問を抱いている方へ。筋腫が繰り返しできる医学的な条件をなくすことは、整体にはできません。ただ、長く気を張ってきた身体の緊張をゆるめ、巡りが良くなりやすい状態を保つことは、今日からでもできます。一人で抱え込まず、まずは骨盤まわりの緊張から見直してみてください。当院では、カウンセリング・施術・セルフケアをセットにして、婦人科での医療でのケアと並走する身体のケアをサポートしています。
体の不調にスピリチュアルな意味はあるのか、という記事でも、症状と心の関係について詳しく書いています。また、子宮筋腫についてはスピリチュアルな視点から見た子宮筋腫の記事もあわせてご覧ください。
症状についての一般的な情報は、日本婦人科腫瘍学会の子宮筋腫についてのページをあわせてご参照ください。
院長プロフィール
冨高誠治(とみたか せいじ)。柔道整復師・鍼灸師。施術歴20年、25,000人を施術してきた臨床経験をもとに、東洋医学と自律神経の両面から症状の背景を見立てています。福岡市早良区・西新駅から徒歩圏の常若整骨院院長。
季節ごとの体の整え方を、メールでお届けしています。よければ、どうぞ。
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