EDは何歳くらいから増えるものですか|福岡市・常若整骨院

結論から言うと、EDは30代後半から衰えを感じ始める方が多く、40代で急に増え、50代後半から60代にかけてさらに増えていきます。ただし年齢だけで決まるものではなく、生活習慣や心の状態によって早まったり遅れたりします。

  • 原因は何か:加齢に伴う血管や神経の変化に加えて、疲労やストレスによる自律神経の乱れが年代を問わず関わっています
  • 整体でできることは何か:年齢そのものを止めることはできませんが、血流や自律神経の働きやすさへ体のケアとして関わることはできます
  • この記事は誰向けか:福岡市で「自分は何歳くらいから気をつければいいのか」を知りたい方向けの記事です

EDは何歳くらいから増え始めるのですか

結論として、勃起力の衰えそのものは30代後半から感じ始める方が多く、EDとして自覚されるのは40代からという方が中心です。2022年に日本人男性を対象に行われた調査では、EDの割合は20代でおよそ7パーセントだったのに対し、40代では12パーセント前後、50代では30パーセント近くまで上がっています。調査によって数字には幅がありますが、40代を境に増え始め、55歳を過ぎるころからさらに増加する、という流れはおおむね一致しています。

大切なのは、この数字が「40代になったら必ずそうなる」という意味ではないという点です。同じ40代でも、まったく気にならない方もいれば、30代のうちから悩み始める方もいます。年齢は一つの目安であって、絶対の基準ではありません。

なぜ年齢とともにEDが増えていくのですか

結論として、年齢とともに血管がしなやかさを失っていくことと、東洋医学でいう「腎精」という生命力の貯金が少しずつ減っていくこと、この二つが重なるためです。

勃起という現象は、脳からの指令が神経を通って伝わり、陰茎の血管が広がって血液が流れ込むことで起こります。年齢を重ねると、この血管は動脈硬化によって硬くなりやすく、広がる力そのものが弱くなっていきます。糖尿病や高血圧といった生活習慣病があると、この変化はさらに早まります。

もう一つ見落とされがちなのが、心臓や脳の血管より先に、陰茎の血管のほうが変化のサインを出しやすいという点です。陰茎の血管は心臓の血管より細いため、動脈硬化の初期段階がここに先に現れやすいと言われています。つまりEDは、単なる年齢のサインではなく、体全体の血管の状態を映し出す早期のサインでもあります。

30代や40代で早くEDを感じるのはなぜですか

結論として、年齢の割に早くEDを感じる方には、慢性的な疲労と緊張状態が長く続いているという共通点があります。

働き盛りの30代・40代は、仕事の責任が重くなる時期と重なります。緊張や興奮を担う交感神経が一日中優位になったまま眠りにつき、朝からまた気を張る生活が続くと、体を休める副交感神経へ切り替わる時間が短くなっていきます。勃起には血管がゆるみ血流が増える必要がありますが、交感神経が優位な状態はこれと逆方向に働くため、年齢による血管の変化がまだ軽いうちから、機能面での鈍さとして出てきてしまいます。

このタイプは、血液検査をしても数値上は大きな異常が見つからないことが少なくありません。体そのものより、体を休められない生活のリズムが先に影響している状態です。

東洋医学では年齢によるEDの変化をどう見ていますか

結論として、東洋医学では「腎精(じんせい)」という生命力の貯金の減り方を、年齢による自然な減少と、生活によって早まった減少に分けて見ていきます。

腎精とは、生まれ持って蓄えている生命力の源のことで、成長・発育・生殖に関わる働き全体を支えています。年齢とともに少しずつ減っていくこと自体は自然な流れであり、悪いことではありません。問題になるのは、無理な生活や慢性的な消耗によって、実年齢よりも早いペースで減ってしまっている場合です。

25,000人を施術してきた臨床の中では、年齢に関する相談の背景に、大きく三つの傾向が見えます。

  • 腎精漸減型 年齢に見合ったゆるやかな変化として現れているタイプ。足腰の重さや、以前より疲れが抜けにくくなったという実感を伴うことが多い印象です
  • 腎精早耗型 年齢の割に早く変化を感じているタイプ。慢性的な睡眠不足や、休みなく働き続ける生活が続いている方に多く見られます
  • 肝腎両虚型 加齢による変化に加えて、精神的な緊張や不安が重なっているタイプ。将来への焦りや、周囲と比べてしまう気持ちが体をさらに硬くしている状態です

ツボでは、腎精漸減型には腎兪(じんゆ・腰の高さで背骨から指2本ぶん外側)、腎精早耗型には気海(きかい・おへそから指2本ぶん下)、肝腎両虚型には照海(しょうかい・内くるぶしの真下のくぼみ)が目安になります。いずれも強く押すのではなく、手のひらで温めるように触れる程度で十分です。

生活習慣によってEDが増える時期は変わりますか

結論として、変わります。同じ年齢でも、生活習慣によって早まる方と、なかなか変化を感じない方に分かれます。

血管の変化を早める代表的な要因は、喫煙、運動不足、偏った食事、過度な飲酒、そして慢性的な睡眠不足です。これらはいずれも動脈硬化を進めたり、自律神経のバランスを崩したりする方向に働きます。反対に、適度な運動を続けている方、湯船に浸かる習慣がある方、睡眠時間を確保できている方は、同じ年代でも変化を感じにくい傾向があります。

つまり「何歳から増えるか」という問いには、年齢という時間の軸と、生活習慣という別の軸が同時に関わっています。年齢は自分では止められませんが、生活習慣は今日から見直すことができる部分です。

常若整骨院では年齢によるEDの変化をどう見ていますか

当院では、EDそのものを診断したり医学的な対応を行ったりすることはしません。福岡市で25,000人の患者さんを施術してきた中で見えてきたのは、年齢による変化を相談される方の多くが、体の緊張と生活リズムの乱れを同時に抱えているという傾向です。

カウンセリングでは、いつ頃から変化を感じ始めたか、同年代の周囲と比べて早いと感じているか、疲れている日とそうでない日で差があるかを丁寧にうかがいます。そのうえで、骨盤まわりや下半身の血流の巡りやすさ、体の緊張の強さを確認しながら、施術とセルフケアの両方から関わっていきます。

年齢そのものを変えることはできませんが、実年齢より早く消耗している部分をゆるめ、体が本来持っている巡りを取り戻しやすくする手伝いはできると考えています。

整体は年齢によるEDの変化にどこまで対応できますか

結論として、整体ができるのは、加齢そのものを止めることではなく、生活習慣や慢性的な緊張によって早まっている部分に働きかけることまでです。

できることとしては、骨盤まわりや下半身の血流が滞りにくい体づくり、交感神経が優位になり続けている状態をゆるめるサポート、冷えやすい体質への働きかけがあります。できないこととしては、加齢による血管の変化そのものを検査で見極めること、専門の薬の処方、糖尿病や高血圧など基礎疾患そのものへの医学的な対応です。これらは医療機関の領域になります。

とくに、これまで問題がなかったのに短期間で急激に変化した場合や、糖尿病・高血圧などの持病がある場合は、年齢のせいだと自己判断せず、まず泌尿器科での確認を優先してください。

実際に年齢による変化を相談された方はどんな経過でしたか

当院にいらした患者さんの傾向として、次のような経過をたどられる方が多くあります。効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。

一人目は、38歳の会社員男性です。周囲からはまだ早いと言われる年齢でしたが、慢性的な残業と睡眠不足が続いており、腎精早耗型の傾向が強く出ていました。施術と合わせて、就寝前のスマートフォンを減らす習慣を続けるうちに、疲れの抜け方に変化を感じるようになったと話されていました。

二人目は、48歳の管理職男性です。父親が60代で同じような相談をしていたことを思い出し、自分も同じ道をたどるのではと不安を感じて来院されました。肝腎両虚型の傾向があり、将来への焦りが体の緊張にも表れていましたが、カウンセリングで不安を言葉にしていく中で、少しずつ肩の力が抜けていったとのことでした。

三人目は、55歳の自営業男性です。年齢相応の変化として腎精漸減型の傾向があり、足腰の重さも合わせて感じていました。無理に若さを取り戻そうとするのではなく、今ある力を保つ生活を一緒に考えたところ、日々の体の軽さに違いを感じるようになったと話されています。

EDの年齢による変化は自宅でどうケアすればいいですか

現実的にできることとして、次のようなものがあります。

  • 湯船にしっかり浸かり、骨盤まわりを温める時間をつくる
  • 長時間座りっぱなしを避け、こまめに立ち上がって歩く
  • 就寝前のスマートフォンを減らし、深呼吸を数回してから眠りにつく

ただし、三つ全部を完璧にやろうとする必要はありません。どれか一つからで十分です。できない日があって当然です。むしろ真面目な方ほど、できなかった日に自分を責めてしまい、その自責がかえって緊張を強めてしまうことがあります。真面目さが悪いのではなく、真面目さの向け先を、完璧な習慣ではなく、自分自身への労いに変えていただくことが大切です。

病院と整体、どちらに相談すればいいですか

次のような場合は、年齢のせいだと自己判断せず、先に泌尿器科など医療機関への相談を優先してください。数週間から数か月という短期間で急激に変化した場合、勃起がまったく起こらない状態が続く場合、糖尿病・高血圧・心臓の病気など基礎疾患をお持ちの場合です。陰茎の血管は心臓や脳の血管より変化が早く現れると言われており、体からの警告として軽視しないことが大切です。EDの一般的な仕組みについてはMSDマニュアル家庭版でも解説されています。

そのうえで、日常的な体のケアや自律神経の働きやすさを整えたいという場合には、整体がお役に立てる部分があります。病院での確認と、体のケアは対立するものではなく、併走できるものです。

よくあるご質問

EDは何歳から気にすればいいですか?

明確な境界はありませんが、40代を境に増える傾向があります。30代でも慢性的な疲労やストレスがあれば同じような変化を感じることがあるため、年齢よりも生活状態を目安にしてください。

40代なら誰でもEDになるのですか?

いいえ、そうではありません。40代のED割合はおよそ1割から3割弱とされており、多くの方は変化を感じずに過ごしています。生活習慣によって差が出る部分です。

60代になるとどのくらいの割合になりますか?

調査によって幅がありますが、60代では4割から6割程度に達するという報告があります。加齢による血管の変化に加え、生活習慣病を抱える方が増える年代でもあります。

若いうちからEDになるのは異常ですか?

異常ではありません。30代後半から衰えを感じ始める方は珍しくなく、働き盛りの世代では心因性の要因も重なりやすいため、年齢だけで判断する必要はありません。

年齢によるEDは医学的な対応で若い頃に戻せますか?

医学的な対応については医療機関にご相談ください。整体の立場からは、加齢そのものを戻すことはできませんが、実年齢より早く消耗している部分をゆるめる手伝いはできると考えています。

父親がEDだった場合、遺伝しますか?

EDそのものが直接遺伝するという確立された証拠はありません。ただし、動脈硬化になりやすい体質や生活習慣は家庭内で似やすいため、家族に同じ傾向がある場合は生活習慣を見直す目安にしてください。

何歳までEDにならない人もいますか?

います。生活習慣が整い、慢性的なストレスが少ない方の中には、60代以降も変化をほとんど感じないという方もいらっしゃいます。年齢は一つの目安であって、絶対の基準ではありません。

東洋医学でいう「腎精」は何歳から減り始めますか?

年齢とともに少しずつ減っていくのが自然な流れとされていますが、慢性的な疲労や不摂生があると、実年齢より早いペースで減ることがあります。

整体に通えば年齢によるEDの進行を遅らせられますか?

進行を止めると言い切ることはできませんが、実年齢より早く消耗している部分に働きかけ、体の緊張や血流の巡りを整えることは、体のコンディションを保つ助けになり得ます。

何歳くらいから整体で体のケアを始めるのがいいですか?

年齢に決まりはありません。30代のうちから慢性的な疲労や緊張を感じている場合は、早い段階で体のケアを始めておくことをおすすめします。

まとめ

福岡市で「自分は何歳くらいから気をつければいいのか」と感じている方へ。EDは40代から増え始め、55歳を過ぎるころからさらに増える傾向がありますが、年齢だけで決まるものではありません。生活習慣や心の状態によって、早まることも、ゆるやかに保たれることもあります。年齢のせいだと諦める前に、まずは自分の体の緊張状態を確かめることから始めてみてください。当院では、カウンセリング・施術・セルフケアを組み合わせ、年齢とともに変化していく体のコンディションを整えるお手伝いをしています。急激な変化や持病がある場合は、まず医療機関への相談を優先してください。

院長プロフィール

冨高誠治(とみたか せいじ)。柔道整復師・鍼灸師。施術歴20年、福岡市早良区・西新の常若整骨院院長。これまでに25,000人の患者さんを施術し、東洋医学と気功を軸とした体づくりのサポートを行っている。西新駅から徒歩圏。

自律神経の働きやすさについてはこちらの記事で詳しく書いています。また、朝の勃ちの弱まりと年齢の関係についてはこちらの記事もあわせてご覧ください。

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