視力の左右差でぎっくり腰

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー

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視力が悪い方は、左右差がある場合が多いですよね。

左だけ極端に視力が低かったり、右目だけ乱視があったりすると、良いほうの目ばかりが頑張ってしまいがちです。

目にも筋肉がありますから、頑張るほうの眼筋は疲労しやすく、周囲の筋肉にも影響を及ぼします。

「右だけ片頭痛がする」

「左の首がいつも凝っている」

こういう場合、視力の左右差が影響していることが少なくないんです。

 

視力の左右差でギックリ腰に!

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先日ギックリ腰で来院されたAさんは、幼少の頃の事故で左目が見えず、右目の視力のみで生活されています。

そのため少し目を使いすぎると右首が凝ってしまうそう。

首は背骨によって腰と繋がっていますから、今回のギックリ腰も元をただせば首の疲労、つまり右目の疲労によるものでした。

 

眼鏡やコンタクトで矯正できる範囲であれば、できるだけ両目の視力が同じくらいになるようにすることが大切です。

しかしAさんのように片目の視力をなくされている場合は、眼筋~首~腰のこまめなケアと、目に負担をかけない生活習慣が一番の対策になります。

 

■スマホを長時間見続けない。

■細かい作業をする時は、タイマーをかけてこまめな休憩をとる。

■目の周りを温め、疲労が抜けやすくする。

■首や背中、腰に違和感を感じたら、<正しい姿勢キープ>を行う

 

<正しい姿勢キープ>

①壁に背中を向けて立ち、カカト・ふくらはぎ・お尻・肩甲骨・後頭部を壁につける。

②腰のうしろに手のひらを重ねたくらいの隙間ができるよう、骨盤を傾けて調整する。

③手をおろし、そのままの姿勢を2分キープ。

 

毎日大量の情報を取得してくれている目。

思わぬ症状や痛みを防ぐためにも、マメに労わってくださいね。