パニック障害と向き合うために:自分を大切にする勇気を持つ
突然、胸がドキドキして息苦しくなり、手足が震える。
「このまま倒れるんじゃないか」と感じるほどの強い不安が襲ってくる。
何度も繰り返されるこの症状に、「また来るかもしれない」という恐怖がつきまとう。
パニック障害は、心と体が限界を迎えたときに起こる 「エネルギーの暴走」 です。
特に、「自分よりも家族を優先しすぎる人」 や 「パートナーの顔色を常にうかがってしまう人」 は、気の流れが滞りやすく、パニック障害の症状が悪化しやすい傾向があります。
そして、「少しでも好きなことをしたい」と思っても、罪悪感が邪魔をして楽しめない ことが多いのではないでしょうか。
でも、安心してください。
東洋医学では、パニック障害は 「気の流れを整えることで改善できるもの」 だと考えます。
少しずつ、自分を大切にする習慣を作っていけば、心と体は確実に変わっていきます。
今回は、パニック障害を引き起こす東洋医学的な原因を解説しながら、症状を和らげるための具体的な方法をお伝えします。
1. パニック障害の東洋医学的な原因
1-1. 気が急激に乱れる「肝気の暴走」
パニック障害の発作が起こるとき、体の中では 「肝(かん)の気」が暴走している状態 です。
東洋医学において、「肝」は 感情のコントロール や 気の流れの調整 を司ります。
しかし、ストレスが蓄積すると 肝の気が暴走し、急激な動悸や息苦しさを引き起こす のです。
これは、ダムの水が一気に決壊するようなもの。
普段から気をため込みすぎると、ある日突然、そのエネルギーがあふれ出してしまうのです。
1-2. 「家族を優先しすぎる人」がパニック発作を起こしやすい理由
「自分より家族のことを優先しないといけない」
「パートナーの顔色を気にして、自分の本音を押し殺している」
このような生活を続けていると、肝の気が滞りやすくなります。
肝の気は、本来 「のびのびと自由に動くことで安定する」 もの。
しかし、自分を抑えてばかりいると、気が内側にこもり、圧力が高まりすぎてしまう のです。
こうして 「抑え込まれた気」がある限界を超えたときに、一気に爆発するのがパニック発作 です。
1-3. 「好きなことをすると罪悪感」を感じる心理と体への影響
「自分の好きなことをしていると、なんだか落ち着かない」
「家族が頑張っているのに、自分だけ楽しんでいいのだろうか」
こうした 罪悪感が強い人ほど、パニック障害になりやすい です。
東洋医学では、罪悪感は「脾(ひ)」と「腎(じん)」のエネルギーを弱らせる と考えます。
- 脾(ひ) … 自分を受け入れる力を司る
- 腎(じん) … 心の土台を支え、不安を鎮める力を持つ
罪悪感があると、脾と腎が弱り、心のバランスが崩れやすくなる のです。
すると、さらに 「自分を大切にするのが怖い」という感覚」 が強まり、パニック障害の悪循環に陥ります。
2. パニック障害を和らげるための具体的な方法
2-1. 「肝の気」を整えるためにできること
肝の気が暴走しないようにするためには、「少しずつ気を流す習慣」 を作ることが大切です。
おすすめの方法は、「深呼吸+小さな動作」 を組み合わせること。
肝の気を整える呼吸法
- 背筋を伸ばして座る
- 4秒かけて鼻から息を吸う(お腹をふくらませる)
- 8秒かけて口から息を吐く(ゆっくりと全て吐き切る)
- これを 5回繰り返す
呼吸とともに、腕を軽く回す・首をゆっくり傾ける などの動作を加えると、より気がスムーズに流れます。
2-2. 「自分の時間」を確保する練習をする
パニック障害を改善するには、「自分のための時間」を少しずつ増やすこと が必要です。
しかし、いきなり「自分を最優先にしよう」と言われても、罪悪感が邪魔をして難しいですよね。
そこで、最初は 「1日5分だけ、自分のために使う時間」を作る ことから始めましょう。
例えば、
- 好きな飲み物をゆっくり味わう
- お気に入りの音楽を1曲だけ聴く
- 窓の外を眺めながら深呼吸する
こうした 「小さな自分の時間」 を積み重ねることで、少しずつ 「自分を大切にすることが怖くなくなる」 のです。
2-3. 「〜しなくちゃいけない」思考をゆるめる
「ちゃんとしなくちゃ」
「失敗しちゃいけない」
こうした思考は、肝の気を固めてしまいます。
そこで、意識的に 「まあ、これくらいでいいか」 という言葉を口にしてみてください。
- 「今日は7割できたからOK」
- 「ちょっと休んでも、大丈夫」
こうして 自分に許しを与える習慣 をつけると、肝の気がゆるみ、パニック発作の頻度が減っていきます。
3. まとめ:自分を大切にすることから始めよう
パニック障害は、「自分を後回しにしすぎた結果」 体が悲鳴をあげている状態です。
- 肝の気の暴走を抑えるために、深呼吸+軽い動作を取り入れる
- 1日5分だけでも「自分の時間」を作る
- 「〜しなくちゃいけない」という思考をゆるめる
少しずつ、自分を大切にする習慣を作っていけば、必ず回復していきます。
あなたが 「自分の幸せを大事にしてもいい」と思える日が来ることを、心から願っています。