NHKカルチャー福岡教室で自律神経セミナー開催♪

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー

2018年1月22日より、NHK文化センター(NHKカルチャー)福岡教室にて、常若整骨院による自律神経セミナーがはじまりました!

これから6月まで、月に1回開催する予定です。

 

院長がこれまでに培ってきた自律神経に関する経験や知識、患者さんの症状と傾向などを元に、具体的なケアまでお話していくセミナー。

今回は、第一回目のカンタンなレポートをお届けします。

 

第1回:自律神経失調症について

今回は<自律神経失調症について>というテーマのもと、

 

①自律神経とは何か

②自律神経のはたらき

③自律神経失調症とは

④交感神経がたかぶる理由と症状

⑤副交感神経がたかぶる理由と症状

⑥セルフケアの前に知っておくべきこと

⑦セルフケアの方法

⑧チェックシートから3分アドバイス

 

…といったことをお話しさせていただきました。

 

受講しに来てくださったのは、

 

「身体がアチコチ痛くて苦しいのに、検査してもどこにも異常がない」

「ずっと頻尿で辛く、最初は効いていた鍼も効果が出なくなってきた」

「症状がありすぎて、自律神経から来るものだとは思うけど何から手をつけたらいいかわからない」

「インストラクターをしていて、自律神経の大切さを生徒さんにもっと伝えたい」

 

と、それぞれ抱えているお悩み・環境は違えども、

「自分が抱えている問題は、症状だけを見ていても仕方ないのでは?」

「どうやらカギは自律神経にあるらしい」

と感じていらっしゃる方々。

知識を得るだけでなく、それを日常でどう生かし、自分の体調や気分を良くしていくか?に対してとても貪欲な方ばかりで、頼もしく感じました。

 

内容チラ見せ!自律神経が乱れる理由

自律神経は、ストレスや活動を担当する交感神経と、リラックスや休息を担当する副交感神経がバランスよく働くことで、生命活動(呼吸・血流・消化吸収・生殖・体温・分泌など)を健康に維持しています。

しかし、以下のような原因でどちらかの神経が過剰に働いたり、本来とはちがう働き方をするようになると、めまい・耳鳴り・頭痛・不眠・過眠・動悸・息切れ・痒みなどの症状が出てきます。

 

交感神経が働きすぎるのは…

■身体的ストレス

(長時間労働、重労働、睡眠不足、日光不足、食べすぎ、飲みすぎ など)

 

■環境的ストレス

(食品添加物、放射能、化学肥料、農薬、抗菌グッズ、薬 など)

 

■精神的ストレス

(仕事関係、対人関係、長く続く不安、悩み、不満 など)

 

眠れない・冷え性・カゼをひきやすい・疲れやすい・だるい・ホルモンバランスの乱れ(生理不順など)・便秘…といった状態は、「交感神経が働きすぎですよ」というサインといえます。

このようなストレスをかけ続けること・それに対して対策をとらずにいることが、交感神経を亢進させる原因です。

 

副交感神経が働きすぎるのは…

■不自然にストレスがなさすぎる環境

(冷暖房で季節による温度変化を感じない、一日中灯りがつきっぱなし)

 

■不自然にストレスがなさすぎる生活

(ダラダラとメリハリのない生活リズム・スマホを触りっぱなし・テレビがつきっぱなし)

 

■ストレスから逃げ続ける性質

(習い事をしてみたいけど大変そうだからやらない・掃除しなくちゃいけないけど面倒くさいからやらない)

 

朝起き上がれない・痒みやじんましん・下痢・アレルギーなどは、「副交感神経が働きすぎですよ」という体からのサインです。

不自然にストレスがかからない環境は、楽なようでいて実はジワジワと身体を不健康にしていってしまいます。

 

自律神経セミナーはまだまだ続きます!

2月以降も、

■うつ・パニック障害について

■アトピーやアレルギーについて

といった具合に、毎月1回、テーマを変えてセミナーを開催していきます。

 

興味を持ってくださったら、NHKカルチャーのトップページより「自律神経 福岡」で検索してみてくださいね。