福岡市早良区 喉のつまり感やのどの違和感・圧迫感
<自律神経のバランスが乱れることから起こる喉のつまり>
更年期に多い症状として、食べ物が飲み込みにくい、喉が狭くなったように感じる、水を飲んでもつまり感が治らないなど、喉のつまり感やのどの違和感・圧迫感があります。
このような症状があって内科や耳鼻咽喉科で診察・検査をしても、異常が見られないものを咽喉頭異常感症と言うのです。
咽喉頭異常感症は、原因となる病気が見つからなくて、ヒステリー球とも呼ばれる喉の違和感が特徴としてあって、異常なしと言われても確かに喉には違和感があります。
その為、そのまま放置していても良いものなのかどうか、どうしても心配になるのです。
咽喉頭異常感症は、心身のストレスで自律神経のバランスが乱れることから起こると考えられています。
更年期に多くみられる理由は、女性ホルモンが低下することで自律神経が乱れやすい時期だからです。
また、それに加えて40~50代は仕事での役職や親の介護などが重なりストレスも多い年代というのも関係しています。
このように心身のストレスを受けると自律神経が乱れて交感神経が優位になることが多くて、特に喉はストレスが現れやすく喉の過緊張や粘膜過敏の反応などが起こります。
その結果、喉の違和感や圧迫感、喉のつまりなどといった症状が出るので、疲れやストレスが溜まっていないかを見直してみると良いです。
また、それと共に不快な症状を和らげるためには、自分なりのリラックス法を取り入れて、できる限りストレス解消を心がけましょう。
それから、食事においては刺激物や極端に熱いもの、辛いものなどの摂取を避けて、十分な睡眠・休息をとることも大切です。
適度な運動も大事で、こうしたことで自律神経のリズムを整えると、症状が軽減されることが多いです。
しかし、喉のつまり感がいつまでも続くような時には、内科や耳鼻咽喉科などを受診してきちんと診察を受けることをおすすめします。
この症状は鼻・喉・食道などの炎症、アレルギー、がんなどといった病気が隠れている可能性が多いため、精査をした上で診断してもらうことが必要です。
具体的には、血液検査・のどや上部消化管の内視鏡などといった検査を実施して、他の疾患や異常がないか判断します。
特に更年期世代では逆流性食道炎も増えていて、この疾患が原因でも喉の症状が起こる場合もあるのです。
咽喉頭異常感症の治療法として漢方薬も効果的なので、受診した医師に漢方薬を試してみたいと相談して見るのもひとつの選択肢といえます。
よく処方されるのは半夏厚朴湯で、胃炎・咳・動悸・不眠などにも有効です。
その他には、ビタミンB12剤や安定剤、抗うつ剤などが処方されることもあります。
また心因的要素が強い場合にはカウンセリングなども有効なので、その点も一度医師に相談してみるのもおすすめです。
それから、現在更年期でほてり・発汗・冷えのぼせ・頭痛・不眠などの症状がある人は更年期障害の治療も必要ですし、更年期による症状が複数ある時は、女性外来や婦人科に相談してみるのもおすすめします。
<東洋医学からみる、喉の詰まり>
体調を崩した原因のほとんどは、今までに送ってきた生活の中にあります。
ストレス、食生活、生活習慣などが、持って生まれた性質や体質に合っていなかったから、喉の詰まりや違和感という症状を引き起こしてしまったのです。
東洋医学では「どんなストレスが身体のどの部位に出るか」「身体のどの部位とどの内臓が連動しているか」といったことを分類している、五行学説という考え方があります。
人体・季節・感情・味・方位など、様々なものを木・火・土・金・水という5つの要素に分類し、その関わりから体調を崩した原因を見つけ、対策を立てていきます。
喉の詰まりに関わってくるのが<金>です。
<金>には、
■肺(呼吸器)
■大腸
■鼻
■皮膚・体毛
■寂しい・悲しい・言いたいことが言えない・受け入れられないことがある・どうせわかって貰えない・諦め・過保護過干渉・ネグレクト
■免疫・排泄・コミュニケーション
といったことが当てはまります。
喉の詰まり・違和感で悩んでいる方には、
■言いたいことが言えないストレス
■受け入れられないことを強いられているストレス
■ご家族からの過保護過干渉・DVのストレス
■腸が弱りやすい食事(甘い物・パンや麺類・乳製品)が多すぎる
■口呼吸をしがち
といったことを抱えている傾向があります。
こういった生活のダメージを減らすことで、喉の詰まりや違和感は緩和しやすくなります。
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