肌が荒れやすいのは体質のせいですか?福岡市の整体からみた本当の理由

結論から言うと、肌が荒れやすいのは体質だけが原因ではありません。生まれ持った肌質は関係しますが、そこに自律神経の乱れと腸の状態が重なることで、同じ体質の人でも荒れやすい時期とそうでない時期が生まれます。

  • 原因は何か:遺伝的な肌質に、自律神経の乱れと腸の不調が重なって表面化する
  • 整体でできることは何か:自律神経の働きを整えやすい身体づくりと、緊張をゆるめるサポート
  • この記事は誰向けか:スキンケアを変えても肌荒れを繰り返す方、体質だからと諦めかけている方

肌荒れは体質だけが原因ですか

結論として、体質は要因の一つであって、すべてではありません。名古屋大学と日本メナード化粧品の共同研究では、約1200名の日本人女性のゲノムを解析し、肌荒れのしやすさに関わる遺伝子領域が発見されています。つまり荒れやすい肌質は確かに存在します。ただし同じ遺伝的傾向を持つ人でも、生活が安定している時期は肌が落ち着き、ストレスが強い時期に荒れる、という波を経験している方がほとんどです。体質は土台であり、そこに何が重なるかで結果が変わります。福岡市で当院に来られる方の多くも「昔からではなく、ここ数年で急に荒れやすくなった」と話します。体質だけが原因なら、それは説明できません。

肌が荒れやすい人にはどんな特徴がありますか

結論として、皮膚のバリア機能が下がりやすい生活習慣を重ねている方に多く見られます。皮膚は角質層の皮脂膜・角質細胞間脂質・天然保湿因子の三つのバランスで潤いを保っており、睡眠不足や季節の変わり目、ストレスが続くとこのバランスが崩れます。東洋医学では、皮膚は肺が主る領域と考えます。肺とは、呼吸だけでなく、外の刺激から体を守る力全体を指す言葉です。肺が弱ると、外部刺激への防御が弱まり、荒れやすくなります。当院で施術してきた方の傾向として、人に気を使いすぎる方、頑張り屋で弱音を出しにくい方に、肌荒れが慢性化しているケースが多く見られます。優しさや我慢強さが、皮膚という一番外側の場所に出やすいのです。

自律神経と肌荒れはどう関係していますか

結論として、自律神経は体のアクセルとブレーキのような働きで、そのバランスが崩れると肌の回復力も落ちます。ストレスが続くと交感神経、つまりアクセル側が働き続け、腸のはたらきを支える副交感神経、ブレーキ側が抑えられます。腸のはたらきが落ちると便秘や下痢が起こりやすくなり、腸内環境が乱れます。腸は体の免疫の多くを担っている器官で、ここが乱れると、その負担の一部を皮膚が肩代わりするように過剰な反応を起こすことがあります。腸で出しきれなかったものを、皮膚から出そうとする、という体の仕組みです。夜になると痒みや赤みが強くなる、という方は、日中に緊張を溜め込み、夜になって体がようやく処理を始めているケースも少なくありません。

整体で肌荒れにどこまで対応できますか

結論として、整体は皮膚に直接手を加える場ではありませんが、自律神経の働きを整えやすい身体づくりと、体の緊張をゆるめるサポートはできます。具体的には、首や背中、お腹まわりの緊張を丁寧にゆるめ、副交感神経が働きやすい状態に近づけていきます。皮膚科的な診断や薬の判断は医師の領域であり、当院ではそこに立ち入りません。あくまでも、体が回復しやすい土台を整えるお手伝いという立場です。スキンケアだけでは変わらなかった方が、体の緊張がゆるんだことで、結果として肌の調子も落ち着きはじめた、という経過はよくあります。

常若整骨院では肌荒れをどう見ていますか

結論として、当院ではカウンセリング、施術、セルフケアの三つをセットで行います。カウンセリングでは、肌荒れが出始めた時期、生活の変化、睡眠や食事の状況を丁寧に伺います。施術では、触診で首の付け根やお腹の張りを確認し、そこだけ冷たい、板のように硬いといった所見を手がかりに、緊張がどこに溜まっているかを見ていきます。東洋医学の視点では、肺と大腸は表裏の関係にあり、皮膚と便通は連動していると考えます。まず便が毎日出ているかを確認するのは、そのためです。汗をかける体に戻すことも、出口を増やすという意味で重視しています。ただし急な運動や熱すぎる入浴は、かえって負担になる時期もあるため、段階を見ながら進めます。

東洋医学では肌荒れをどう考えるのですか

結論として、肺と大腸、そして脾(消化を担う働き)の状態を合わせて見ます。証(体質のタイプ)には主に三つの傾向があります。一つ目は肺陰虚型で、乾燥が強く、皮膚がかさつきやすいタイプです。二つ目は脾虚湿熱型で、皮脂が多くべたつきながら荒れるタイプです。三つ目は肝鬱化火型で、ストレスによる赤みやかゆみが出やすいタイプです。ツボでは、合谷(ごうこく)、手の甲、親指と人差し指の骨が合わさる手前のくぼみが、皮膚と大腸の巡りに関わるとされます。曲池(きょくち)、肘を曲げたときにできるしわの外側の端も、熱を冷ます働きがあるとされ、よく用いられます。

肌荒れで来られる方に多いのはどんなケースですか

福岡市で来院される方には、季節の変わり目に決まって肌が荒れる方、仕事の繁忙期と肌荒れの時期が一致している方、育児で自分の時間が取れず後回しになっている方が多くいらっしゃいます。共通しているのは、体のサインより先にスケジュールを優先してしまう傾向です。真面目で責任感が強い方ほど、この傾向が強く出ます。まじめさ自体は悪いものではなく、その向け先が、自分の体に向いていないだけです。

実際に肌荒れが楽になった方はどんな経過でしたか

30代女性、営業職の方は、繁忙期になると頬から顎にかけて赤みとかゆみが出るという相談で来院されました。カウンセリングでは、睡眠時間が5時間程度まで削られていることがわかり、首から肩、お腹の緊張をゆるめる施術を重ねる中で、夜の眠りが深くなったとの声がありました。数か月かけて、繁忙期でも以前ほど荒れにくくなったと話されています。

40代女性、子育て中の方は、下の子の卒乳後から肌の乾燥とかゆみが続いていました。自分のケアが後回しになっていたことに気づき、週に一度、自分だけの時間を意識的に作るようにしたところ、肌の状態にも変化が見られるようになりました。

50代男性、経営者の方は、長年の肌荒れに加えて胃腸の不調も抱えていました。施術と合わせて食事の量を腹八分に見直したことで、胃腸の調子が整い、それに伴って肌の状態も落ち着きやすくなったとのことです。

いずれも効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。

肌荒れは自宅でどうケアすればいいですか

三つご紹介しますが、どれか一つからで十分です。一つ目は、寝る前にスマートフォンを見る時間を減らし、部屋を軽く換気すること。二つ目は、深呼吸を三回、ゆっくり行うこと。三つ目は、湯船に短時間でもつかり、体を冷やさないことです。できない日があって当然です。三つ全部やらなければと気負うこと自体が、体を緊張させてしまいます。真面目さが足りないのではなく、その真面目さを、完璧にやることではなく、続けることに向けてみてください。

病院と整体、どちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか

強いかゆみで眠れない、皮膚が広範囲でただれている、発熱を伴う、急激に悪化している、こうした場合は、まず皮膚科など医療機関の受診を優先してください。整体は医療行為ではなく、診断や薬の判断はできません。当院では、必要に応じて医師との連携を大切にし、医療機関にかかりながら並行して身体のケアを受けていただくことも可能です。まず体の緊張をゆるめることから始め、カウンセリング、施術、セルフケアでサポートしていきます。

よくあるご質問

肌荒れは体質だから諦めるしかないのですか?

いいえ、体質は要因の一つですが、すべてではありません。自律神経や腸の状態を整えることで、体質の影響を受けにくい状態に近づけることができます。

スキンケアを変えても肌荒れが続くのはなぜですか?

外側からのケアだけでは、体の内側にある緊張やストレスの影響までは届きにくいためです。自律神経の乱れが背景にある場合、外用のケアと並行して体のケアが必要になることがあります。

ストレスが減れば肌荒れも落ち着きますか?

ストレスの軽減は良い方向に働くことが多いですが、それだけで完結するとは言い切れません。睡眠、食事、腸の状態も合わせて整えることが大切です。

整体で肌荒れが良くなった例はありますか?

体の緊張がゆるんだ結果、肌の調子も落ち着きやすくなった、という経過をたどる方はいらっしゃいます。ただし個人差があり、保証するものではありません。

何回くらい通えば変化を感じられますか?

体の状態や生活習慣によって差があるため一概には言えませんが、数回の施術を重ねながら経過を見ていく方が多くいらっしゃいます。

気を使いすぎる性格は肌荒れに関係していますか?

東洋医学の見立てでは、優しさや我慢強さが皮膚という外側の場所に出やすいと考えます。性格が悪いという話ではなく、そのエネルギーの向け先の話です。

腸の状態と肌荒れは本当に関係がありますか?

腸は体の免疫の多くを担っており、腸内環境が乱れるとその負担を皮膚が肩代わりすることがあると考えられています。便通の確認は肌荒れのケアの出発点です。

子どもの肌荒れも同じ考え方で良いですか?

基本的な仕組みは共通していますが、お子さんの場合は成長や環境の変化も大きく関わります。心配な症状があれば、まず小児科や皮膚科への相談を優先してください。

季節の変わり目に毎年肌荒れするのは異常ですか?

珍しいことではありません。気温や湿度の変化が自律神経に負担をかけやすい時期のため、体が反応しやすくなっています。

病院の薬を使いながら整体に通っても大丈夫ですか?

はい、多くの方が医療機関でのケアと並行して当院に通われています。薬の使用や中止の判断は必ず医師にご相談ください。

男性でも肌荒れの相談はできますか?

もちろんです。経営者や営業職の男性など、ストレスの影響を受けやすい方からのご相談も多くいただいています。

生理周期と肌荒れが連動しているのは体質ですか?

体質というより、ホルモンの変化に自律神経が反応している状態と考えられます。周期に合わせて緊張が強くなる時期があるため、その時期だけ体のケアを厚くするという考え方もできます。

化粧品を変えても改善しない場合、次に何をすればいいですか?

外側からのケアで変化がない場合は、睡眠、食事、便通といった体の内側の状態を一度見直してみてください。それでも続く場合は、皮膚科と体のケアを並行することをおすすめします。

まとめ

福岡市で肌荒れを繰り返している方へ。それは体質だけの問題ではなく、自律神経や腸の状態が重なって表れているサインかもしれません。一人で抱え込まず、まずは体の緊張をゆるめることから始めてみませんか。当院では、カウンセリング、施術、セルフケアをセットにして、回復しやすい身体づくりをサポートしています。

肌荒れと関係の深い自律神経の乱れについては、こちらの記事で詳しく書いています。また、皮膚のトラブルと腸の関係についてはこちらの記事もあわせてご覧ください。肌荒れの遺伝的な要因については、名古屋大学とメナード化粧品の共同研究も参考になります(名古屋大学メナード協同研究講座)。

院長プロフィール

冨高誠治。柔道整復師・鍼灸師。施術歴20年、25,000人を施術してきた経験をもとに、整体・気功を軸とした施術を行う。福岡市早良区、西新駅から徒歩圏の常若整骨院院長。

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