勃起不全に関わる骨盤まわりのケアは、常若整骨院でできますか

結論から言うと、できます。勃起不全(ED)の相談では、骨盤まわりの硬さや冷え、骨盤を支える筋肉の緊張を確認し、体の緊張をゆるめるケアを行います。ただし、整体は医療行為ではなく、勃起不全そのものを診断したり、薬の代わりになったりするものではありません。

要点を先に3つ挙げます。
一つ目、骨盤まわりは、血の流れと神経が集まる場所です。ここが固くなったり冷えたりすると、下半身全体が働きにくくなる方がいます。
二つ目、当院では、骨盤だけを単独で見ません。内臓の疲れ、お腹の冷え、足首の状態までを順番に確認します。
三つ目、この記事は、福岡市で勃起不全を相談したいけれど、骨盤の施術で何をするのかが分からず迷っている男性に向けて書いています。

勃起不全と骨盤は、なぜ関係があるのですか

結論として、骨盤は勃起に必要な血液の通り道と、それを支える筋肉が集まる場所だからです。

勃起とは、陰茎の海綿体という組織に血液が流れ込み、その血液が留まることで起こる体の反応です。血液を送り込む血管も、反応を伝える神経も、骨盤の中を通っています。さらに、陰茎の根元を支える骨盤底筋(こつばんていきん、骨盤の底でハンモックのように内臓を支える筋肉)も、勃起の維持に関わるとされています。

ですから、骨盤まわりが固くなったり、冷えて血の巡りが落ちたりすると、下半身が働きにくい状態になる方がいます。当院で25,000人の患者さんを施術してきた経験でも、勃起の悩みを話される男性は、太ももの付け根や下腹部が固い方が少なくありません。これは診断ではなく、触れたときに多く見られる所見です。

骨盤が捻れていると、どのような状態になっているのですか

結論として、骨盤の捻れは、多くの場合、骨そのものの問題ではなく、内臓の疲れの結果として起きています。

骨盤の捻れとは、骨盤の左右の高さや向きがそろわず、体が片側に引っぱられている状態のことです。冨高の見立てでは、次の連鎖で起きると考えています。

| 順番 | 起きていること |
|—|—|
| 1 | 食べすぎ、冷え、ストレスで内臓が疲れる |
| 2 | 内臓の緊張が骨盤の位置を引っぱり、骨盤が捻れる |
| 3 | 下腹部や足への血の巡りが落ちる |
| 4 | 下半身の働きに影響が出る方がいる |

だから、骨盤だけをボキボキと動かしても、内臓の疲れが続いていれば、また戻ります。当院が骨盤だけでなく、お腹の冷えや食事の話を伺うのは、このためです。

常若整骨院では、骨盤まわりをどのように確認し、ケアするのですか

結論として、お腹、骨盤、太ももの付け根、足首の順に、触れて確認してから、ゆるめます。

実際の流れは次のとおりです。

| 手順 | 内容 |
|—|—|
| 問診 | 持病、服薬、睡眠、食事、仕事の負担を伺う |
| 触診 | お腹の冷え、骨盤の左右差、太ももの付け根の硬さを確認する |
| 施術 | 強く押さず、内臓と骨盤まわりの緊張を静かにゆるめる |
| 生活のお話 | 腹巻きや足首の保温、食事の引き算など、続けやすいものを1つ渡す |

骨盤まわりは、デリケートな場所です。下着の中に触れることはなく、服を着たまま、お腹や腰、太ももの付け根の外側から確認します。無理に痛みを出す施術もしません。話しにくいことは、話さないまま進めることもできます。

左右差も参考にします。東洋医学の見立てでは、右側の硬さは仕事や外での負担、左側は家庭や内側の負担が出やすいと読みます。これは判断の手がかりであって、決めつけではありません。

東洋医学では、骨盤まわりと勃起をどう考えるのですか

結論として、東洋医学では、腎(じん)の力と、気血の巡りの両方から見ます。

東洋医学の腎とは、腎臓だけを指す言葉ではなく、生命力の貯金のようなものです。腎の力が目減りすると、下半身の働きに影響が出ると考えます。もう一つの見方が、気(体と心のエネルギー)や血(栄養を運ぶ流れ)の巡りです。ストレスや冷えで滞ると、骨盤の奥に張りが残ります。

当院では、次のような体のタイプに分けて、様子を確認します。

| 体のタイプ | 多い様子 | 見るところ |
|—|—|—|
| 気の巡りが滞るタイプ(肝気鬱結) | 責任が重い、張りつめている、脇腹や下腹部が張る | 脇腹、下腹部 |
| 生命力の貯金が減るタイプ(腎精虚) | 疲れが抜けない、腰がだるい、足が冷える | 腰、足首 |
| 冷えが強いタイプ(陽虚) | お腹と足が冷たい、朝がつらい | お腹、足先 |

ツボは、体の状態を確認する手がかりとして使います。関元(かんげん)は、おへそから指4本ぶん下です。三陰交(さんいんこう)は、内くるぶしの頂点から指4本ぶん上、すねの骨の後ろぎわです。太衝(たいしょう)は、足の甲で、親指と人差し指の骨が合わさる手前のくぼみです。どれも、結果を保証するものではありません。

自律神経と骨盤まわりは、どう関係しているのですか

結論として、緊張が続くと骨盤まわりが固まり、勃起に必要な切り替えが起きにくくなります。

自律神経とは、体のアクセルとブレーキのような働きです。勃起は、ブレーキにあたる副交感神経が優位なときに起こりやすい反応です。仕事や不安で、アクセルの交感神経が入りっぱなしだと、骨盤まわりの筋肉も固いままになりがちです。

また、「うまくいかなかったらどうしよう」という予期の不安は、それだけでアクセルを踏み続けます。骨盤まわりをゆるめることは、体に「今は力を抜いていい」と伝える入り口の一つになりえます。自律神経の乱れが背景にあることは多く、自律神経失調症について書いた記事でも詳しく説明しています。

骨盤底筋のトレーニングは、自分でやってもいいですか

結論として、やってもよいですが、力みすぎるのは逆効果になることがあります。

骨盤底筋のトレーニングとは、座ったまま肛門を軽く引き上げるように力を入れ、5秒ほどで緩める動作のことです。一般的に、勃起の維持に関わる筋肉を意識する方法として紹介されています。

ただし、緊張で骨盤まわりが固まっている方が、力を入れる運動ばかりを頑張ると、かえって固くなることがあります。順番は、先にゆるめて、あとで使う、です。

自宅でのやり方は、次の3つのうち、どれか1つからで十分です。できない日があって当然です。

1. 湯船か、足首までのお湯で、下腹部と足を温める
2. 仰向けで膝を立て、息を吐きながら、お腹と骨盤の力を抜く
3. 腹巻きをして、下腹部と腰を冷やさない

全部を完璧にやろうとしないでください。完璧を目指すこと自体が、緊張を作ります。真面目さが悪いのではなく、真面目さの向け先が、少し違うだけです。

骨盤まわりのケアでできないことは、何ですか

結論として、血管や神経の病気を見つけること、薬の代わりになること、効果を保証することはできません。

整体は、勃起不全の原因を診断したり、血管そのものに直接働きかけたりするものではありません。医療機関の検査で分かる血管の状態、ホルモン、糖尿病などは、泌尿器科や内科の領域です。当院は、体の緊張をゆるめ、回復しやすい土台づくりをサポートする立場です。

泌尿器科に通いながら、当院で体のケアを並行する方もいます。診断と薬は医療機関、緊張と生活のケアは当院、という役割分担で構いません。

骨盤まわりのケアで、どのような経過をたどった方がいますか

以下は、実際のご相談に多いパターンを、特定できない形にまとめた一般例です。

40代の会社員の方は、長時間のデスクワークで、太ももの付け根が板のように硬い状態でした。お腹と足首の冷えもあり、内臓の疲れから見直しました。施術と、夜に腹巻きをする習慣を続けるうちに、足の冷えが和らぎ、体の緊張が抜けやすくなったと話されていました。

50代の自営業の方は、糖尿病の指摘がありました。主治医に先に相談していただき、医療機関にかかりながら、骨盤まわりの緊張をゆるめるケアを続けています。眠りが深くなったとのことでした。

30代の会社員の方は、責任の重い仕事が続き、脇腹と下腹部が張っていました。強く押さず、呼吸と合わせてゆるめるケアを重ねるうち、朝の体の重さが減ったと話されていました。

効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。

自分が弱いから骨盤まわりが固くなった、と思ってしまうのは変ですか

結論として、変ではありません。ただ、自分を責める材料にはしないでください。

下半身の悩みは、男としての自信と結びつきやすく、誰にも言えない形で抱える方が多い相談です。けれど、骨盤まわりが固くなるのは、意志が弱いからではありません。長く責任を背負い、緊張を解かないまま頑張ってきた体が、警報を出しているだけです。感じる力と責任感の強い方ほど、体で受け取ります。

こんなときは、整体より先に医療機関を受診してください

結論として、次の場合は、先に医療機関を受診してください。

  • 数週間から数か月のうちに、急に変化した
  • 朝の反応がまったくなくなった
  • 糖尿病、高血圧、心臓の病気がある、または服薬している
  • 胸の痛み、息切れ、強い動悸がある
  • 血尿、排尿時の強い痛み、陰部の腫れがある
  • 気分の落ち込みが2週間以上続いている

受診の目安や生活習慣との関わりは、厚生労働省のe-ヘルスネットにも載っています。

病院と整体、どちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか

結論として、迷ったときは、問診の中で一緒に判断します。上の受診の目安に当てはまらなければ、まず体の緊張を確認する順番でも構いません。

当院は福岡市早良区、西新駅から徒歩圏にあります。持病と服薬だけは、必ずお伝えください。それ以外の話しにくいことは、無理に話さなくて構いません。

よくあるご質問

勃起不全で、骨盤まわりの施術は受けられますか?

受けられます。服を着たまま、お腹、腰、太ももの付け根の外側から確認し、緊張をゆるめます。下着の中に触れることはありません。

骨盤を矯正すれば、勃起不全は変わりますか?

個人差が大きく、一概にはお答えできません。骨盤の捻れは内臓の疲れの結果であることが多く、骨盤だけを動かしても戻ることがあります。内臓や冷えまで含めて見ます。

施術は痛いですか?

強く押したり、痛みを出したりする施術はしません。静かにゆるめるやり方です。

骨盤底筋トレーニングは、毎日やったほうがいいですか?

毎日でなくて構いません。緊張が強い方は、先に温めてゆるめるほうが合うことがあります。できない日があって当然です。

泌尿器科に通っていても受けられますか?

受けられます。診断と薬は医療機関、体のケアは当院、という役割分担で構いません。

糖尿病や高血圧があっても大丈夫ですか?

主治医に先にご相談ください。そのうえで、医療機関にかかりながら、体のケアを併用する方もいます。

何回くらい通えばいいですか?

個人差が大きく、回数をお約束することはできません。最初の数回で体の緊張の状態を確認し、そこから一緒に決めます。

骨盤まわりが冷えているかは、自分で分かりますか?

お腹と足首を、手で触れ比べてみてください。お腹だけ冷たい、足首が冷たい場合は、冷えが関わっている可能性があります。

椅子に長く座る仕事ですが、関係がありますか?

あります。長く座ると、太ももの付け根と骨盤まわりが固まりやすくなります。1時間に一度、立ち上がるだけでも違います。

話しにくいことは、話さなくても大丈夫ですか?

大丈夫です。持病と服薬だけは安全のためにお伝えください。それ以外は、言える範囲で構いません。

男性院長に直接話せますか?

はい、院長が直接伺います。話しにくいときは、いつでも止めていただけます。

自宅で一番かんたんなケアは何ですか?

腹巻きをして、下腹部と腰を冷やさないことです。道具が要らず、今夜から始められます。

まとめ

福岡市で、勃起不全について、骨盤まわりのケアが受けられるのか迷っている男性へ。骨盤は血の流れと神経が集まる場所であり、内臓の疲れや冷え、緊張の影響を受けやすい場所です。当院では、お腹から足首まで順番に確認し、静かにゆるめます。

一人で抱え込まず、まず体の緊張をゆるめることから始めましょう。カウンセリングと施術、セルフケアで、回復しやすい土台づくりをサポートします。

院長プロフィール

冨高誠治。柔道整復師・鍼灸師。施術歴20年、25,000人の患者さんを施術。福岡市早良区・西新、常若整骨院。整体と東洋医学の見立てを軸に、自律神経と身体の緊張にアプローチしています。整体は医療行為ではないため、強い症状や急な変化があるときは、まず医療機関の受診をお勧めしています。

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