足のしびれが夜や朝にひどくなるのはなぜ?検査で異常がないしびれを、福岡市の整体院が内臓・骨盤・冷えから読み解く
結論から言うと、検査で大きな異常がないのに続く足のしびれは、足そのものの問題というより、内臓の疲れと冷えから骨盤が捻れ、その影響が足先まで巡りの届きにくさとして出ているケースが多くあります。しびれは、体からの合図です。あなたが我慢強いから出ているわけでも、気にしすぎだから出ているわけでもありません。
要点を3つにまとめます。
原因は、腰やお尻の神経の通り道の圧迫に加えて、内臓の疲れ、下半身の冷え、骨盤の捻れ、そして睡眠中や安静時の血の巡りの低下が重なっていることです。
整体でできることは、しびれそのものに直接働きかけることではなく、お腹・骨盤・腰・足首の緊張をゆるめ、末端まで巡りが届きやすい土台を整えるサポートです。
この記事は、整形外科や内科で大きな異常はないと言われたのに、足のしびれが何週間も何か月も続いている福岡市の方に向けて書いています。
福岡市早良区・西新の常若整骨院で、施術歴20年、25,000人の患者さんを施術してきた現場の経験から、足のしびれの見立てと、今日からできる小さなことをお伝えします。
なぜ足のしびれは、夜や朝にひどくなることがあるのですか
結論として、夜や朝にしびれが強くなるのは、体が冷えて巡りが落ちる時間帯だからです。日中は動くことで足の血が回っていても、止まると、その回りが一気に弱くなります。
昼間は歩いたり立ったりして、ふくらはぎのポンプが働き、足先まで血が届きます。ところが夜、布団に入って動かなくなると、体温が下がり、血管が細くなり、足先への巡りが落ちます。明け方は一日のうちで体温がいちばん低くなる時間帯です。ここで、足の裏がじんじんする、ふくらはぎがチリチリする、足の指先がしびれて目が覚める、といったことが起きやすくなります。
当院で25,000人の患者さんを施術してきた経験では、足のしびれで来られる方の多くが、こう話されます。
夜、布団に入ってしばらくすると、足の裏がじんじんしてきて眠れない。
朝、起きて最初の一歩目が、足の裏に砂がついているような感じがする。
座っていると、足の外側がしびれてきて、立つと少し楽になる。
冬になると増える。お風呂で温まると、そのときだけ軽くなる。
こうした波があるしびれは、神経が壊れたというより、冷えと巡りの低下で、神経に栄養が届きにくくなっている状態のことが少なくありません。波があるということは、変わる余地がある、ということでもあります。
足のしびれとは、どのような状態ですか
足のしびれとは、足に触れていないのに、じんじん、ピリピリ、ジーンとした異常な感覚が出る状態です。感覚が鈍くなる、正座のあとのようにジンとする、冷たいのに熱く感じる、といった形で表れます。
医学的な診断名ではなく、症状の名前です。しびれの背景には、腰の神経の通り道が狭くなる腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、お尻の筋肉の下で神経が圧迫される梨状筋症候群、糖尿病などによる末梢神経のトラブル、血管の問題など、幅広いものがあります。だからこそ、最初に医療機関で大きな病気がないかを確かめておくことが、安心して体のケアに進む土台になります。
しびれは、場所と出方で、ある程度の見当がつきます。
| しびれの場所と出方 | 考えられる背景の例 |
|—|—|
| 片側の足の外側から足の甲、お尻から太ももの裏まで | 腰の神経の通り道、お尻の筋肉の緊張 |
| 歩くとしびれて、少し休むと楽になる | 腰の神経の通り道の狭さ、血管の問題 |
| 両足の先から対称にじわじわ広がる | 末梢神経のトラブル、糖尿病などの全身の要因 |
| 足の裏だけ、または足の指だけ | 足首まわりの神経の通り道、冷え、足の使い方 |
| 夜や明け方に強く、温まると軽くなる | 冷え、巡りの低下、自律神経 |
これはあくまで目安で、自己判断の材料ではありません。診断は医療機関で受けてください。
足のしびれで、病院へ行く目安と整体を考えてよい目安は何ですか
結論として、足が思うように動かせない、急に力が入らなくなった、排尿や排便の感覚がおかしいといった症状を伴う場合は、整体より先に医療機関を受診してください。
下の表を、まず確認してください。左側に当てはまるものがあれば、今日、医療機関へ。右側にだけ当てはまるなら、その後で体のケアを考えます。
| すぐ医療機関を受診する場合 | 経過を見ながら体のケアを考えてよい場合 |
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| 足に力が入らない、つまずく、足が上がらない | 数週間から数か月、しびれが続いている |
| 尿が出にくい、漏れる、便の感覚がない、股のあたりの感覚がない | 夜や朝など、時間帯に波がある |
| 突然のしびれと同時に、ろれつが回らない、顔がゆがむ、片側の手足が動かない | 冷えた日、疲れた日に強くなる |
| 両足に左右対称でしびれが広がり、足先の感覚が鈍くなってきた | 温めたり、ゆっくり動いたりすると軽くなる |
| 足が急に腫れて痛い、片方だけ赤く熱を持っている | 整形外科や内科で、大きな異常はないと言われた |
| 発熱、体重の急な減少、がんの既往がある | 歩くと楽になる日と、そうでない日がある |
とくに、尿や便の感覚が変わる、股のあたりがしびれる、足に力が入らないという組み合わせは、神経が強く圧迫されている可能性があります。迷わず当日中に受診してください。糖尿病の指摘を受けている方は、足先の感覚が鈍くなる変化を見逃さないことが大切です。足のしびれの一般的な原因と受診の目安については、MSDマニュアル家庭版の「しびれ」の解説も参考になります。
整体は医療行為ではありません。診断や薬の判断は、必ず医師にご相談ください。
足のしびれは、なぜ長引くのですか
結論として、足のしびれが長引くのは、しびれが出ている足そのものではなく、その上流にある内臓と骨盤の問題が残っているからです。足先だけを揉んだり温めたりしても、戻ってしまうのはこのためです。
しびれは、神経に十分な血と栄養が届かないときに出やすくなります。そして、足先に血が届くかどうかは、足の問題というより、体の真ん中がどうなっているかで決まります。
当院で大切にしている見立ては、下半身の症状を「内臓、骨盤、末端」の順に見ることです。
内臓が疲れる。食べすぎ、冷たいもの、甘いものの取りすぎ、遅い夕食、夜更かしが重なると、胃腸や肝臓が休めず、お腹が硬く、冷たくなっていきます。
骨盤が捻れる。お腹が硬くなると、その奥にある骨盤が引っ張られ、左右でねじれた位置に固まります。
足先に巡りが届かなくなる。骨盤の捻れで、腰からお尻、太もも、ふくらはぎへ向かう神経と血管の通り道が窮屈になり、足先まで届く巡りが細くなります。
この順番でしびれが起きている方は、しびれる足を揉んでも、一時的に感覚が戻るだけで、翌日にはまた同じ場所がしびれます。実際に、お腹を触ると、冷たい、硬い、押すと痛い、という所見が見つかる方が多くいます。そして、内臓を休め、お腹を温めていくと、骨盤の位置が戻りやすくなり、足先まで巡りが届くようになって、しびれが気にならない日が増えていきます。
数か月続いているしびれは、使いすぎ、年のせい、で片づけないでください。内臓の疲れが続いていて、骨盤の捻れが戻らない状態であることが多いのです。
足のしびれに整体はどこまでできますか
結論として、整体にできるのは、お腹・骨盤・腰・足首の緊張をゆるめ、足先まで巡りが届きやすい体の土台を整えるサポートです。神経や血管そのものを変えるものではなく、病気そのものを変えるとも言いません。
できることは、次のようなことです。
お腹の硬さと冷えを確かめ、内臓が休まりやすい状態へ整える。
骨盤の左右差を確かめ、捻れをゆるめる。
腰、お尻、太ももの裏、ふくらはぎの緊張をゆるめる。
足首と足の裏の動きを出して、巡りを助ける。
生活の中で、どこを温め、何を減らせばよいかを一緒に考える。
できないこと、してはいけないこともあります。
しびれの原因が神経の強い圧迫や、手術が必要な状態であれば、整体は向きません。
糖尿病などの全身の病気そのものを整体で変えることはできません。
医師の薬を、自己判断でやめるよう勧めることもしません。
整体と医療は、どちらかを選ぶものではありません。大きな異常がないかを医療機関で確かめたうえで、体の土台を整える。この順番が、いちばん安心です。
福岡市で整体を探すとき、足のしびれの場合は何を見て選べばいいですか
結論として、足のしびれでは、足だけを見て揉む院より、お腹・骨盤・生活まで含めて見立てる院を選ぶほうが、遠回りになりません。
選ぶときに見てほしいことは、次の5つです。
1. 最初に、しびれの出る時間帯、場所、左右、始まった時期を丁寧に聞いてくれるか。
2. 赤信号の症状(足に力が入らない、排尿排便の異常など)を伝えたとき、医療機関を先に勧めてくれるか。
3. 足だけでなく、お腹や骨盤、生活習慣まで見ようとするか。
4. 「一回で変わります」「必ず良くなります」と断定しないか。
5. 通う回数や料金を、最初に説明してくれるか。
足のしびれは、人によって背景が違います。同じ「足のしびれ」でも、冷えが主役の方もいれば、腰の神経の通り道が主役の方もいます。見立てなしに、足を強くもんだり、引っ張ったりすることは、かえって神経を刺激して、しびれが強くなることがあります。
常若整骨院では足のしびれをどう見ていますか
結論として、常若整骨院では、足のしびれを足の問題として扱わず、内臓の疲れ、骨盤の捻れ、冷え、そして考えグセや生活習慣までをひとつながりで見て、お話を聞いて、体を整えて、日常の過ごし方を一緒に決めていきます。
最初のカウンセリングでは、次のことを必ず聞きます。
どちらの足か。右か左か。右は仕事の負担、左は家庭の負担と関わりやすいという目安があり、左右を聞くだけで、見当がつくことがあります。
いつ強くなるか。夜、明け方、座っているとき、歩いているとき。
食事の時間と内容。夕食の時刻、冷たい飲み物、甘いものの量。
睡眠と休み。休みの日があるか、体を休める時間があるか。
何年前から、どのくらいの頻度か、きっかけは何か。
施術では、お腹の硬さと冷え、骨盤の左右差、腰からお尻、ふくらはぎ、足首までの緊張を確かめます。足のしびれがあっても、足を強く揉むことはしません。巡りが届かない理由は上流にあるからです。
そのうえで、毎日の暮らしの中でできる、小さなことをお渡しします。これは、あとの節で詳しくお話しします。
東洋医学では足のしびれをどう考えるのですか
結論として、東洋医学では、足のしびれを、血と気の巡りが足先まで届いていない状態として読みます。とくに、巡りの源になる脾と腎、巡りを調整する肝のはたらきを見ます。
専門用語は、言い換えながらご説明します。
気とは、体と心のエネルギーの流れのことです。血とは、体に栄養を運ぶ、血液とそのはたらきです。しびれは、この気血が、足先まで届ききらないときに出ると考えます。
足のしびれでよく見るタイプは、次の3つです。
| タイプ | 特徴 | 主に見る臓 |
|—|—|—|
| 脾の疲れ型 | 食後に重くなる。足がだるくむくむ。胃腸が弱く、冷たいものを好む | 脾(胃腸のはたらき) |
| 肝の張りつめ型 | ストレスや緊張が強い日に増える。こむら返りが起きやすい。目が疲れる | 肝(巡りの調整役) |
| 腎の消耗型 | 冷えると強くなる。夜や明け方に出る。腰が重く、足先が冷たい | 腎(回復力の貯金) |
脾とは、食べたものから血とエネルギーをつくる、体の補給所のことです。ここが疲れると、足先まで運ぶものが足りなくなります。
肝とは、巡りを調整して、筋肉や神経をやわらかく保つ、調整役のことです。ここが張りつめると、足の筋肉がこわばり、しびれが出やすくなります。
腎とは、回復力の貯金のことです。ここが消耗すると、足腰が冷え、夜や明け方に強いしびれが出やすくなります。
人によって、これらが重なって出ることもあります。
ツボも、場所を添えてご紹介します。強く押す必要はありません。心地よい強さで、ゆっくり押してください。
足三里(あしさんり)は、膝のお皿の外側の下のくぼみから、指4本ぶん下がったところ、すねの骨の外側のきわにあります。胃腸のはたらきを助けるツボです。
陽陵泉(ようりょうせん)は、膝の外側の下、すねの外側にある骨の出っぱり(腓骨の頭)の、すぐ前下のくぼみにあります。筋肉のこわばりをゆるめるツボです。
湧泉(ゆうせん)は、足の裏の、指を丸めたときにできる、真ん中のくぼみにあります。足先の冷えと、腎のはたらきに関わるツボです。
自律神経と足のしびれはどう関係しているのですか
結論として、自律神経とは、体のアクセルとブレーキのような働きで、足先の血の流れの強さを調整しています。このバランスが乱れると、足先への巡りが不安定になり、しびれが出やすくなります。
アクセルが交感神経、ブレーキが副交感神経です。昼間はアクセルが優位になり、血管がやや締まります。夜はブレーキが優位になり、血管がゆるみ、足先に血が流れ込んで温まります。この切り替えが上手にできると、眠る前に足がぽかぽかしてきます。
ところが、緊張や不安、考えごとが続いている方は、夜になってもアクセルが踏まれたままです。血管が締まったままだから、足先が冷え、しびれやすくなります。眠りも浅くなり、そこで回復できないまま次の日を迎えます。
「休んでいるつもりでも、体が休めていない」ということが、しびれが長引く背景にあることは少なくありません。足のしびれは、体が休めていないことを教えてくれている合図です。
足のしびれで来られる方に多いのはどんなケースですか
結論として、足のしびれで来られる方に多いのは、頑張りすぎて休めていない方と、冷えと食生活の偏りが長く続いている方です。
私たちが現場でよく出会うのは、次のようなケースです。
仕事や家のことで、座っている時間が長く、夕方になると足がしびれてくる方。
お風呂に入らず、シャワーだけで済ませ、体を温める時間がない方。
冷たい飲み物や甘いものを、毎日欠かさず取っている方。
夜遅くに食べる習慣があり、胃腸が休めていない方。
休みの日がなく、趣味もなく、補充する場所がない方。
がまんが得意で、人に頼れず、一人で抱えている方。
こうした方に共通するのは、体の補給が止まっていて、使うばかりになっていることです。足のしびれは、頑張ってきた証であり、あなたが悪いわけではありません。
下のように、場面ごとに、しびれの出方が少し違うことがあります。
| 場面 | 多い出方 | 見ておきたいこと |
|—|—|—|
| 夜、布団に入ってから | 足の裏がじんじんして眠れない | 冷え、夕食の時刻、入浴 |
| 明け方 | 足先がしびれて目が覚める | 体温の底、睡眠の浅さ |
| 座っているとき | お尻から足の外側がしびれる | お尻の筋肉、座り方、骨盤 |
| 歩いているとき | 歩くと足が重く、しびれる | 腰の通り道、血管、受診の判断 |
| 冬、冷えた日 | 足先が強くしびれる | 下半身の冷え、お腹の冷え |
実際に足のしびれが楽になった方はどんな経過でしたか
結論として、足のしびれは、お話を聞いて、お腹や骨盤の緊張をゆるめ、暮らしの小さなことを変えていく中で、少しずつ気にならない日が増えていく方が多くいます。ただし、効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
以下は、実際に当院に寄せられた患者さんの声をもとに、特定されないよう属性などを変えてまとめたものです。
50代女性・手足のしびれと不眠で来られた方
腰を痛めたことをきっかけに、めまい、吐き気、不眠が始まり、ここ一年半ほどは手足のじんじんとしたしびれ感に悩んでいた方です。初回の施術後、しびれそのものは変わらなかったものの、足取りが軽くなったと話されていました。2回目の施術中に、涙があふれてきたそうです。我慢していたものが出てきたのかもしれない、と本人も話されていました。施術を重ねるうちに、症状が気にならない日が増え、気持ちも明るくなり、自然と笑えるようになったと伝えてくださいました。
80代女性・股関節の痛みと手先足先のしびれで来られた方
股関節、手先、足先、太ももが痛く、歩けないほどだった方です。知人の紹介で、藁をもつかむ思いで来院されました。4回目くらいで、少し痛みがやわらぐ感覚があり、それでも痛みが戻るので、最初は週に2回通われました。だんだんと体が軽くなり、むくみも落ち着いて、少しずつ歩けるようになったそうです。今も、月に2〜3回は体が欲しがる、と話されています。
50代女性・首肩の張りと腕のしびれ、めまい、不眠で来られた方
首や肩のこり、背中の痛み、腕のしびれがあり、年に2、3回は入院を伴うめまいも起きていた方です。夜は5〜6回トイレに起き、眠れず、毎日がとてもつらい状態でした。回を重ねるごとに、体と心が軽くなり、頭のもやもやも晴れてきたと話されていました。施術の中でお伝えした考え方のアドバイスから、自分で自分を追い詰めていたことに気づけた、とも話されていました。
どの方も、しびれだけを足元から取ろうとしたのではなく、体全体と、心の緊張のほうに向き合うことで、少しずつ変化が出てきたケースです。効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
足のしびれが悪くなりやすい日常の習慣には、どんなものがありますか
結論として、足のしびれを強くしやすいのは、冷たい飲み物、遅い夕食、座りっぱなし、シャワーだけの入浴、そして休みのない毎日の5つです。どれも特別なことではなく、頑張っている人ほど当てはまりやすい習慣です。
当院で25,000人の患者さんを施術してきた中で、しびれのある方に問診で必ず確かめることがあります。
夕食は何時ごろか。寝る直前まで胃腸が動いていると、お腹が冷えて硬くなり、骨盤まわりの巡りにも影響します。
冷たい飲み物を一日何杯飲むか。夏でなくても氷入りを毎日、という方は、お腹の冷えが抜けにくくなります。
座っている時間はどのくらいか。座りっぱなしは、お尻の筋肉と、ふくらはぎのポンプを止めてしまいます。
湯船に入る日があるか。体の芯の温まりは、夜から明け方の足先の巡りに直結します。
休みの日や、楽しみがあるか。補充する時間がないと、回復の貯金が減り、足先まで巡りが届かなくなります。
この5つを、全部変える必要はありません。いちばん簡単に変えられそうなものを、1つだけ選んでください。たとえば、冷たい飲み物を常温に変える、それだけでも、お腹の冷えは少しずつ変わっていきます。
しびれがあると、どうしても足そのものに意識が向きます。けれども、しびれの出ている場所は、結果が出ている場所であって、原因のある場所とは限りません。上流にある内臓の疲れや冷えに手を当てることが、遠回りに見えて、いちばんの近道になることが多いのです。
足のしびれは自宅でどうケアすればいいですか
結論として、自宅でのケアは、足先を温めることと、お腹を温めること、そして休む時間をつくることの3つで十分です。そして、どれか1つからで十分です。
できない日があって当然です。きっちり3つやろうとして、できなかった日に自分を責めることのほうが、体の緊張を強くしてしまいます。まじめさが悪いのではなく、まじめさの向け先が、少し違うだけです。
1つ目は、お腹と足首を温めることです。お腹に、腹巻きやカイロを当てる、足首にレッグウォーマーを巻くだけで、骨盤から足先までの巡りが助けられます。足先だけでなく、足首とお腹を温めます。
2つ目は、お風呂にゆっくり入ることです。湯船に10分、体の芯が温まるまで浸かります。夜の体温の底を、少し上げることになります。シャワーだけの日が続いている方は、週に2回からで十分です。
3つ目は、冷たいものと甘いものを減らすことです。ゼロにする必要はありません。7〜8割守れたら合格です。完璧にやめようとして、ストレスをためるほうが、体にとってはよくありません。
そのほか、無理のない範囲で、次のことも役に立ちます。
夕食を寝る3時間前までに済ませ、腹八分でやめる。
寝る前に、ふくらはぎをさする。強く揉まず、足先から膝に向かって、やさしく手のひらで撫でる。
座りっぱなしを避け、1時間に1回は立ち上がって、足首を回す。
しびれを揉みほぐそうとして、強く揉むのは避けてください。神経を刺激して、かえって強くなることがあります。
足のしびれで、病院と整体のどちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか
結論として、迷ったら、まず医療機関で大きな異常がないかを確かめてください。そのうえで、異常がないと言われたのにしびれが続くとき、整体で体の土台を整えるという順番が安全です。
受診先は、症状によって変わります。
腰からお尻、足にかけて広く出る場合は、整形外科。
両足の先から対称に出る、糖尿病の指摘がある場合は、内科、または神経内科。
突然のしびれ、ろれつ、顔のゆがみを伴う場合は、救急。
通院しながら整体を併用することも、できます。医師に伝えておくと、安心です。整体では、医師の指示や薬を変えることはしません。必要に応じて、医師と連携しながら、体のケアを進めます。
よくあるご質問
足のしびれは整体で良くなりますか?
整体は医療ではないので、必ず良くなるとは言えません。ただ、お腹や骨盤の緊張をゆるめ、冷えを取る体の土台づくりで、しびれが気にならない日が増える方はいます。まず医療機関で大きな異常がないかを確かめてから、ご相談ください。
足のしびれがずっと続くのはなぜですか?
足先ではなく、内臓の疲れや骨盤の捻れ、冷えが残っていることが多いからです。しびれる場所だけを揉んでも戻るのは、このためです。生活の中で、お腹と足首を温め、休む時間を確保することが、まず土台になります。
足のしびれは何科に行けばいいですか?
腰からお尻、足に広がるしびれは整形外科、両足の先から広がる場合は内科や神経内科が目安です。突然のしびれやろれつの異常があれば、迷わず救急へ。迷うときは、まず整形外科で相談するのが一般的です。
足のしびれが夜になると強くなるのはなぜですか?
夜は、体温が下がり、動きが止まって、足先への巡りが落ちるからです。明け方は一日でいちばん体温が低くなる時間帯で、しびれで目が覚める方もいます。夕食を早めに済ませ、お風呂で体の芯を温めると、助けになることがあります。
足のしびれは冷えが関係していますか?
関係していることが多くあります。冷えると血管が細くなり、神経に栄養が届きにくくなります。お腹と足首を温めるだけで、気にならない日が増える方もいます。ただし、冷えだけで説明がつかないしびれもあるので、医療機関での確認も大切です。
足のしびれで、すぐ病院に行くべきなのはどんなときですか?
足に力が入らない、尿や便の感覚がおかしい、股のあたりがしびれる、突然しびれてろれつが回らないといったときは、すぐに受診してください。発熱や急な体重減少、足の腫れと痛みを伴う場合も同様です。
足のしびれは糖尿病と関係がありますか?
関係していることがあります。糖尿病で、両足の先から対称にしびれが広がり、足先の感覚が鈍くなる場合は、神経のトラブルの可能性があります。血糖の指摘を受けている方は、内科で相談してください。整体で変えられるものではありません。
片足だけしびれるのはなぜですか?
片側だけの場合は、腰やお尻から出る神経の通り道が、片側で窮屈になっていることがあります。骨盤の左右差が関わることもあります。急な脱力や、排尿排便の異常があれば、すぐ受診してください。右か左かを聞くことで、見当がつくこともあります。
足の裏だけがしびれるのはどういう状態ですか?
足首まわりの神経の通り道や、足の冷え、足の使い方が関わることがあります。内臓の疲れから巡りが届きにくくなっている場合もあります。糖尿病などの全身の病気が隠れていることもあるので、続くときは医療機関で確認してください。
足のしびれを自分で揉んでもいいですか?
強く揉むのは避けてください。神経を刺激して、かえってしびれが強くなることがあります。やさしく足先から膝に向かって撫でるくらいにして、お腹と足首を温めるほうが、遠回りに見えて近道です。
足のしびれがあるとき、運動はしてもいいですか?
強い痛みや脱力がなければ、ゆっくり歩くことは巡りを助けます。ただし、歩くとしびれが強くなって休まないと進めない場合は、腰の神経の通り道の問題が隠れていることがあるため、先に受診してください。無理に頑張らず、心地よい範囲で十分です。
足のしびれの原因が分からないまま通っても大丈夫ですか?
まず医療機関で大きな異常がないかを確認してから、お越しください。そのうえで、整体では体の状態を確かめながら、できること、できないことを正直にお伝えします。原因を決めつけず、見立てを一緒に確かめていきます。
足のしびれは年のせいですか?
年齢が関わることはありますが、年のせいだけで片づけないでください。同じ年代でも、しびれのない方は多くいます。内臓の疲れや冷え、骨盤の捻れなど、手をつけられる部分があります。数か月続くしびれは、一度見直してください。
整体と病院は両方通ってもいいですか?
併用して大丈夫です。医師には、整体に通っていることを伝えておくと安心です。整体では、薬や医師の指示を変えることはしません。医療で確認し、整体で体の土台を整える、という役割分担になります。
足のしびれは、何回くらい通えば変化を感じますか?
人によって違い、一概には言えません。数回で足取りが軽くなる方もいれば、数か月かけて少しずつ変わる方もいます。初回に、体の状態を確かめたうえで、通う目安を正直にお伝えします。
足のしびれにセルフケアだけで対応できますか?
軽い冷えによるしびれなら、お腹と足首を温める、お風呂に入るといったセルフケアで、気にならない日が増えることがあります。ただ、数週間たっても変わらない場合や、赤信号の症状がある場合は、医療機関や専門家に相談してください。
足のしびれで眠れないときはどうすればいいですか?
布団に入る前に、足首とお腹を温め、ふくらはぎを手のひらでやさしくさすってください。強いしびれで眠れない日が続く場合は、我慢せず医療機関に相談してください。眠れない自分を責めないことも、大切です。
足のしびれは、スピリチュアルな意味がありますか?
そう読む方もいますが、当院では、まず体の巡りと冷え、骨盤の状態から見ます。足は、前に進む力、地に足をつける感覚と結びつけて語られることもあります。ただ、気持ちのせいにして自分を責める材料にはしないでください。
福岡市で足のしびれを相談するなら、どんな院がいいですか?
足だけでなく、お腹や骨盤、生活まで聞いてくれる院が目安です。赤信号の症状では、医療機関を先に勧めてくれることも大事です。西新の常若整骨院でも、初回にしびれの時間帯と左右、生活を丁寧にうかがいます。
まとめ
足のしびれで悩み、整形外科や内科で大きな異常はないと言われたけれど、つらさが残っている福岡市の方へ。
足のしびれは、足だけの問題ではなく、内臓の疲れ、骨盤の捻れ、冷えが重なって、巡りが足先に届きにくくなっているサインのことが多くあります。まず医療機関で赤信号がないかを確かめて、そのうえで、お腹と足首を温め、休む時間を少しだけ増やしてみてください。それも、できる日にできることを、どれか1つでかまいません。
一人で抱え込まず、体の緊張をゆるめるところから始めましょう。カウンセリング、施術、セルフケアの3つで、あなたの回復しやすい体づくりをサポートします。
足のしびれと、頭の重さや不眠が重なっている方もいます。そちらは、別の記事で詳しく書いています。体が休めていない状態は、つながっているからです。冷えや内臓の疲れと体の不調については、常若整骨院の症状別ガイドもご覧ください。
院長プロフィール
冨高誠治。柔道整復師・鍼灸師。施術歴20年。これまで25,000人の患者さんを施術してきました。福岡市早良区・西新の常若整骨院で、東洋医学の見立てをもとに、体と心の両面から、回復しやすい体づくりをサポートしています。
季節ごとの体の整え方を、メールでお届けしています。よければ、どうぞ。
▼ 常若だより 登録はこちら
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