痒みの元・乾燥対策に!塗る保湿&飲む保湿のススメ

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー

冬になると増えるのが、じんましんや皮膚の痒みのお悩みです。

アトピー性皮膚炎の方からも「乾燥する季節は痒みが増して掻き毟ってしまう」という声をよく伺います。

 

皮膚の炎症・湿疹・かゆみ・蕁麻疹などの根本原因は、ほとんどの場合にあります。

しかし腸のケアを頑張っている間にも、冬の乾燥&日照時間の少なさで痒みを強く感じやすいため、症状の改善を感じにくい方もいらっしゃいます。

そんな時は、身体の内側&外側から保湿をしていきましょう!

 

根本対策と対症療法

症状や悩みに対してのアプローチには、根本対策と対症療法があります。

 

■根本対策:

症状の原因を狙い撃ちにすること。皮膚(表面のバリア機能)のお悩みは腸(身体全体のバリア機能)から来ていることが多いため、腸に負担をかけるものを減らすこと、腸を助けるものを摂取することが根本対策に当たる。

 

■対症療法:

症状そのものを抑え込もうとすること。原因自体を解決するわけではないので対症療法だけだとリバウンドしやすいが、症状が軽くなることで心身がラクになる。皮膚そのものにアプローチするお薬・保湿剤などが対症療法に当たる。

 

症状を改善したいなら、一番にやるべきは根本対策=生活習慣を変えることです。

それと並行して対症療法=症状を軽くするものを取り入れれば、より一層回復を実感しやすくなります。

 

冬の痒み対策・保湿の上手な方法

乾燥対策には、①塗る保湿、②飲む保湿の2種類があります。

 

①塗る保湿

最もポピュラーな保湿方法は、保湿剤を塗ること。

基礎化粧品と同じように、ローションや化粧水+クリームやオイルの組み合わせで塗ると保湿効果が高くなりますが、肌が敏感になっているとローションが刺激になることが多いため、クリームやオイルのみを使いましょう。

 

■アロエローション

■グリセリン10mlを精製水100mlに混ぜたもの

■白色ワセリン

■馬油

■ホホバオイル

■アルガンオイル

■その他ボディクリーム

 

とにかく低刺激を求めるなら、白色ワセリンが最もオススメです。

人によって合う保湿剤は様々。

無添加のものでも、植物成分はとくに人によって合う合わないがハッキリ現れます。

色々なものを試して自分に合うものを見つけることがオススメです。

 

②飲む保湿

飲む保湿というと、コラーゲンやヒアルロン酸のサプリメントを想像する方が多いかもしれません。

しかし、実は最も効率的な飲む保湿は、非加熱の油(酸化していない油)を飲むこと!

体内に上質な油を取り入れると、体内で皮膚の表面を守るバリアとして使われるようになります。

 

■オリーブオイル

■グレープシードオイル

■パンプキンシードオイル

■アマニ油

■シソ油

 

オススメは、お風呂上りにオリーブオイル(オメガ9)とアマニ油(オメガ3)を小さじ1杯ずつ飲むこと。

お風呂で汗と一緒に古い油を排出したスキマを、上質な油ですぐに埋めるイメージです。

白湯や常温のお水を飲んで、水分補給も忘れずに!

 

乾燥から身を守って、ツヤツヤお肌を目指そう

肌の炎症・湿疹・じんましんなどの痒みに拍車をかけてくる、憎き乾燥。

お肌の悩みのほとんどは腸に原因がありますから、根本対策になるのは腸に負担をかける食べ物飲み物を減らすこと

同時に、症状そのものにアプローチする対症療法=保湿を取り入れることで、よりスムーズに痒みを改善していくことができます。

 

乾燥対策として有効なのは、

①塗る:クリーム・オイルなど、肌に合う保湿剤を塗る

②飲む:オリーブオイルやアマニ油など、非加熱の上質な油を飲む

といったもの。

どれも手軽にできますから、かゆみが強くて困っている方はぜひ試してみてくださいね。

 

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