白内障の手術後、目の動きが遅くなった…原因は経絡の切断
白内障の手術後、目の動きがおかしいことに困って来院された60代女性(清掃業)。
今回の経緯
以前より白内障で困っていて、手術し解決したかと思ったが右目の動きがおかしいことに気づいた。
ゆっくり動かすと何も起きないが、普通通り動かすと目の水晶体がゴロゴロする。
ゆっくり後から動くのが気持ちが悪く、同じ状態が続いたため手術を行った病院に相談に行ったところ、
「自然に治るかもしれませんがそのままの可能性もあります。もし気になるなら手術をしますか?治らない可能性もありますが、どうしますか?」
と言われたそうです。
患者さんに「この症状はどうしようもないのかな?」と言われたので
院長「やってみましょうか」
とやってみることにしました。
今回の症状
右目の違和感
右半身が重だるい
食欲がない
今回の検査
右膝・足の動き悪い
胸椎上部の硬さ
首の筋肉のアンバランス
今回の施術
右目の水晶体の動きを左目と同じくらいに戻せる?
→戻せる
どこをやったらいい?
→第6チャクラ
これで再検査したところ、右胸椎上部・足の動きが改善。
目の動きを患者さんに聞いたところ、「うーん」とあまり効果はない感じ。
ダメなのかな?と感じましたが動きは変わると出たので再度調整。
首と膝どちらをやったら目の改善に向かう?
→首
首の筋肉のアンバランスを改善するには?
→右の下顎骨
調整している途中に患者さんが「お腹がゴロゴロする」「体が熱くなってきた」と伝えてきました。
しばらく置いていたほうがいい?
→置いておく
1分くらいそのまま休憩してもらったところ、「頭がスッキリしてきた」と話してきました。
これで右目を動かしてもらうと「あれ、ゴロゴロが減ってる」とのこと。
まだやったほうがいい?
→終わり
これで様子をみてくださいといい終了。
解説
下顎骨は胃と関係が深く、胃の経絡は目から始まり足の指先まで下っていきます。
白内障の手術をした際に胃経が途切れ、胃の経絡のエネルギーが通りにくくなってしまい目に力が入らなくなってしまったようです。
よくあるパターンですが、手術で経絡の流れが途切れて症状が出ることがあります。
経絡が切れることは鍼灸師でもない限りは気付かないかもしれません。
経絡は動脈のエネルギーバージョンのようなものです。
動脈を切断すればそこから血液が漏れてその先に行き届かなくなってしまうように、経絡を切断すればその先に氣が行き届かなくなります。
過去にも乳がんの手術後に肩が上がらなくなった方がいらっしゃいましたが、その方も手術によって経絡が途切れてしまっていることが一因になっていました。
帰り際、
患者「さっきよりも目の動きがスムーズになりました」
院長「次はもっと良くなりますよ」
と笑顔でお見送りしました。
※検査結果は、あくまで筋力検査での反応です。
※まずは医師にご相談ください。