腰椎ヘルニアで来院されている３０代女性。

症状

子育て・仕事に忙しくしているうちに、ぎっくり腰になってしまった。数日後、腰に激痛がはしり病院にいったところ、腰椎ヘルニアと判明。

仰向け・うつ伏せ問わず、痛みで横になることができなかった。座っても腰～おしりにかけてが痛く、片足だけあぐらをかく形にするとマシになる。

夜寝る時も椅子に座って寝ていた。

じっと立っていると痛いので、移動の時は小走りになる。

体が回復してきても、「またなるのでは」と不安。

これまでの治療内容と経過

来院ごとに体は回復。

最初は何かに掴まりながら歩いていたのが、3回目には腰をかばいながらも掴まらず歩けるようになった。

6回目の来院で、ひざを立てれば仰向けに寝られるようになった。

今回の症状

■会話中後頭部に頭痛がある

■仰向けで寝ると足を立ててないと腰が痛くなる

今回の調整

何を調整したら今の症状は消える？

→トラウマ（最近）

患者さんに聞いてみると

「体が楽になっていくのは実感しているけど、またヘルニアになるのではないかと心配になる。」

とのことだったので、不安のイメージをして頂きそのまま調整。

立てていた足を下ろしてもらうと腰の痛みは消えていました。

後頭部は来たときよりもスッキリ。

ここで動きの確認をします。

仰向けの状態で、立てた足を右側に倒すとお尻に痛みがはしります。

他に今悩んでいる事はないですか？と聞いたところ

「夜にヘルニアになって以来夜が怖くなった」

ということでした。

これも同じようにイメージしてもらい調整。

動きを見てみると、右側に倒しても痛みが出なくなりました。

解説

今まで育児と仕事をがんばっていらっしゃった患者さん。

今回ヘルニアになり痛みで何も出来なかった時の恐怖が残り、体に悪い影響を及ぼしていていました。

「頭の中にストレス・トラウマなどがあり、引っかかっていると体に影響して動きが悪くなってしまいます。

気になることがあったらお話出来る範囲でいいので教えてくださいね。すぐに取りますので。」

とご説明し、今回の施術は終了しました。

※検査結果は、あくまで筋力検査での反応です。

※まずは医師にご相談ください。