福岡市早良区 台風や低気圧が原因でなる吐き気・頭痛の対処方法
台風、低気圧、高気圧など、天気が変化するときに吐き気・頭痛が起きる方。
こういった方の治療ポイントは首の付け根です。
首の付け根付近には、脳幹(中脳・矯・延髄)があります。
脳幹は体内機能の調節に関わります。首の付け根が硬いと脳幹の働きが鈍くなるため、天気の影響を受けやすくなってしまいます。
首の付け根=脳幹が硬くなっている方の治療ポイントは、頚椎2番。首の骨の上から2番目です。
ここのねじれが取れると呼吸が楽になり、吐き気・頭痛が消えることが多いのです。
今日、吐き気や頭痛、息苦しさで来院された女性は、まさに首の付け根と脳幹がギチギチに硬くなっている状態でした。
首の付け根が動かないため、胸の中心あたりに締め付けられるような苦しさと吐き気が生じ、左肩の動きも悪くなっていました。
頸椎2番をゆるめる施術を行なうと、まず左肩がクルクル回るようになり、胸の苦しさ・吐き気・頭痛もおさまりました。
プラスアルファ、家で出来ることはないかとよく聞かれるのですが
「首を蒸しタオルで温めると良いですよ」とお答えしています。
温めることで首の筋肉がやわらかくなり、締め付けられていた頸椎がゆるんで、脳幹の働きが良くなります。
また、耳を引っ張る・回すなどの耳マッサージも首や頭蓋骨まわりの血流を整えてくれます。
お天気に体調を左右されがちな方は、ぜひ試してみてくださいね。