疲れて帰った日ほど起こりやすいED(勃起不全)はなぜですか|福岡市・常若整骨院
結論から言うと、EDが疲れている日ほど起こりやすい方には、体が一日じゅう緊張したまま夜を迎えているケースが多くあります。
原因は加齢や自信の問題だけではなく、交感神経が優位に張りつめたまま抜けない自律神経の状態にあることが少なくありません。整体でできることは、股関節まわりや骨盤底の緊張をゆるめ、副交感神経へ切り替わりやすい身体をつくるサポートです。この記事は、40代以降で「病院に相談するほどではないが気になっている」という福岡市の方、そして真面目に働いてきた結果として体が休めなくなっている方に向けて書いています。
福岡市で日々働く40代、50代の男性の中には、仕事帰りに疲れきっているのに、なぜかベッドに入っても身体の力が抜けきらないと感じている方が少なくありません。EDというと加齢や気持ちの問題として片づけられがちですが、実際には自律神経と骨盤まわりの血流という、体そのものの状態が深く関わっています。当院で25,000人を施術してきた中でも、EDの背景に「一日じゅう気を張ったまま帰宅している」という共通点を持つ方を多く見てきました。
こうした悩みは、家族にも友人にも、ましてや職場の誰にも相談しにくいものです。多くの方が「歳のせいだから仕方がない」と自分を納得させ、一人で抱え込んだまま何年も過ごしています。しかし、体を実際に触ってみると、加齢そのものよりも、日々の緊張の蓄積が体をこわばらせているケースのほうがずっと多いというのが、現場での実感です。原因が体の使い方の癖にあるのだとすれば、そこには変えていける余地があります。
なぜEDは疲れている日ほど起こりやすいのですか
結論として、EDが疲れている日に強く出る方には、交感神経が優位なまま切り替わらない体の状態があります。
勃起という反応は、体がリラックスして副交感神経が優位になったときに起こりやすくなります。反対に、緊張や興奮、ストレスを感じているときは交感神経が優位になり、血管は収縮方向に働きます。仕事で神経を張りつめて一日を過ごし、帰宅してもその緊張が抜けないまま夜を迎えると、体はまだ交感神経側にスイッチが入ったままの状態です。頭では「休みたい」と思っていても、体は戦闘モードから抜けられていない。これが、疲れている日ほどEDが起こりやすくなる仕組みです。
さらに、疲労が慢性化すると股関節の前面やみぞおち周辺の筋肉が硬く縮こまり、骨盤内への血流そのものが滞りやすくなります。心理的な緊張と、身体的なこわばりの両方が重なることで、体は「今は休息して機能を回復させる場面ではない」という信号を送り続けてしまうのです。
当院に来られる方の生活を伺うと、朝から晩まで座りっぱなしでパソコンに向かい、昼食もそこそこに次の予定へ向かい、帰宅する頃には肩から首にかけて岩のように硬くなっているという方が少なくありません。休日も仕事のメールが気になって完全に気を抜けないという方もいます。こうした「気を抜く時間がほとんどない」生活が積み重なることで、体はブレーキを踏む感覚そのものを忘れてしまいます。
EDとはどのような状態ですか
EDとは、勃起が得られない、または性交を満足に終えるまで勃起を維持できない状態が持続することをいいます。
医学的には、加齢に伴って動脈硬化や血管の弾力低下が背景にある器質性ED、心理的な要因が主体となる心因性ED、その両方が混在する混合性EDに分類されます。日本での調査では、40代男性のうち中等度以上のEDを抱える割合はおよそ12パーセント前後、50代ではおよそ30パーセント近くにのぼるという報告があり、軽度のものまで含めると3人に1人が何らかの勃起の悩みを抱えているとされています。決して珍しい状態ではなく、年齢とともに増えていく、多くの男性が通る道のひとつです。
加齢による血管の変化は避けられない部分がありますが、40代、50代で急に強く出てきた場合には、加齢だけでは説明できない、生活の負荷や自律神経の状態が重なっていることが多くあります。
医療機関では、国際勃起機能スコア(IIEF)と呼ばれる問診表を用いて重症度を評価することもあります。ただ、こうした点数化以前に、本人が「以前と比べてどう変わったか」「どんな場面で強く感じるか」を自分の言葉で把握しておくことが、原因を見極める最初の手がかりになります。
器質性か心因性かを見分けるひとつの目安として、朝の目覚めの際に自然な勃起があるかどうかが挙げられることがあります。睡眠中には器質的な問題がなければ自然な勃起が起こりやすいとされ、これがある場合は心理的な要因の関与が大きい可能性が考えられます。ただし、これはあくまで一つの目安であり、正確な診断には医療機関での検査が必要です。自己判断で決めつけず、気になる場合は専門家に相談することをおすすめします。
EDに整体はどこまでできますか
結論として、整体はEDそのものを対応するものではなく、自律神経が副交感神経に切り替わりやすい身体の土台を整えるストレス管理と身体のケアの立場でサポートします。
具体的には、股関節前面や骨盤底、仙骨まわりの緊張をゆるめ、下半身への血流が通りやすい状態をつくること、横隔膜まわりの呼吸を深くして自律神経の切り替えを助けることが中心になります。糖尿病や高血圧、動脈硬化などの基礎疾患が背景にある器質性EDについては、整体でできることの範囲を超えます。その場合は泌尿器科や専門のクリニックでの検査と対応が優先です。整体と医療は競合するものではなく、体の緊張という土台を整える役割と、医学的な原因を特定して対応する役割は、はっきり分けて考える必要があります。
ここではっきりさせておきたいのは、整体が症状の重さを保証したり、期間を約束したりすることはできないという点です。体質や生活背景は一人ひとり違うため、変化の出方にも個人差があります。それでも、日々の緊張が積み重なって体を硬くしているのであれば、その緊張をゆるめる作業そのものには意味があると、25,000人の施術を通じて実感しています。
福岡市で整体を探すとき、何を見て選べばいいですか
福岡市でEDに関する相談ができる整体院を探す際は、次の3点を確認すると選びやすくなります。
まず、デリケートな相談内容に対して問診を丁寧に行っているかどうかです。EDは人に話しにくい悩みであるぶん、初回のカウンセリングで生活状況やストレスの背景まで踏み込んで聞いてくれるかが重要になります。次に、股関節や骨盤、自律神経まで含めた全身の評価をしているかどうかです。腰やお尻だけを揉んで終わる施術では、根本にある緊張のパターンまでは変わりません。最後に、医療機関との連携について誠実な説明があるかどうかです。器質性の可能性がある場合に、きちんと受診を勧めてくれる院は信頼できます。
もうひとつ意外と見落とされがちなのが、男性が安心して話せる環境かどうかという点です。EDはデリケートな相談であるぶん、施術者の対応が事務的すぎたり、逆に踏み込みすぎたりすると、本音を話しにくくなります。初回の問診で急かされず、こちらのペースで話を聞いてくれるかどうかも、選ぶ際の一つの目安になります。
常若整骨院ではEDをどう見ていますか
当院では、EDの相談を受けたときにまず問診で「いつ、どんな場面で強く感じるか」を丁寧に確認します。疲れた日に強いのか、特定の相手や状況で緊張が強くなるのか、寝つきそのものが悪いのかによって、体に出ているパターンが変わってくるためです。
そのうえで、股関節前面のこわばり、みぞおちから鎖骨にかけての硬さ、仙骨周辺の血流、呼吸の浅さを実際に触って確認します。25,000人を施術してきた中で、EDの相談をされる方の多くに共通していたのは、股関節の前面が板のように硬く、みぞおちを押すと強い抵抗を感じるという所見でした。これは、体が長期間にわたって気を張り続けてきた結果として現れる、身体的な緊張のサインです。
初回のカウンセリングでは、まず生活のリズムを一日単位で聞いていきます。起床から就寝までどのタイミングで緊張が高まり、いつ緩む瞬間があるのか。休日は本当に休めているのか。多くの方は、話しながら自分の生活に「休む時間がほとんどない」ことに初めて気づかれます。そのうえで、股関節、みぞおち、仙骨、呼吸の深さを一つずつ確認し、どのタイプの緊張パターンが強いのかを見極めていきます。カウンセリング、施術によるこの緊張のゆるめ直し、そして自宅でのセルフケアをセットで行うことで、体が副交感神経へ切り替わりやすい状態をつくっていきます。
東洋医学ではEDをどう考えるのですか
東洋医学では、EDは肝、腎、心という三つの臓の働きの乱れとして読み解きます。専門用語はそのつど言い換えながら説明します。
肝とは、東洋医学でいう「気の巡りを調整する働き」のことで、自律神経に近い役割を担っています。ストレスや緊張が続くと肝の巡らせる力が滞り、これを気滞と呼びます。腎とは、生まれ持った生命力や生殖に関わるエネルギーの貯金のようなもので、加齢や慢性的な疲労によって少しずつ消耗していきます。この貯金が減った状態を腎精虚と呼びます。心とは、東洋医学における「精神活動の中心」を指し、不安や緊張が強いと心と腎のつながりが乱れ、これを心腎不交と呼びます。
臨床でよく見られるタイプを大きく3つに分けて紹介します。どのタイプに近いかは、問診と実際に体を触って確かめる中で見極めていきます。
肝気鬱結型は、仕事のストレスや人間関係の緊張が続き、気の巡りが滞っているタイプです。みぞおちや脇腹の張り、ため息の多さ、寝つきの悪さを伴うことが多く見られます。責任のある立場で、感情を表に出さずに我慢することが多い方に見られる傾向があります。腎精虚型は、加齢や慢性的な過労によって根本のエネルギーが消耗しているタイプです。腰やひざの重だるさ、耳鳴り、朝の疲労感の抜けにくさを伴うことがあります。長年、休みなく働き続けてきた方に多く見られます。心腎不交型は、不安や緊張が強く、頭が休まらないまま夜を迎えているタイプです。動悸や寝汗、夢を多く見るといった症状を伴うことがあります。人間関係やパートナーとの関係に強いプレッシャーを感じている方に見られやすいタイプです。
実際には、これらが一つだけ単独で現れるとは限らず、複数が重なり合っていることも珍しくありません。大切なのは型に当てはめることそのものではなく、自分の体がいまどちらの傾向に近いのかを知り、そこに合わせたケアを選んでいくことです。当院では、この見立てをもとに施術の中心となる部位やツボを決め、そのうえで生活の中でできるセルフケアを組み合わせてご提案しています。
ツボについても触れておきます。太衝(たいしょう)は、足の甲側、親指と人差し指の骨が合流する手前のくぼみにあり、肝の巡りを助けるとされる場所です。関元(かんげん)は、おへそから指4本ぶん下にあり、腎精を補うとされる場所です。三陰交(さんいんこう)は、内くるぶしの頂点から指4本ぶん上、すねの骨の後ろぎわにあり、生殖器系に関わる巡りを整えるとされる場所です。命門(めいもん)は、おへその真裏、背骨の第2腰椎あたりにあり、腎の陽気を補うとされる場所です。
肝と腎の関係は、東洋医学では「腎は肝を生む」というつながりで説明されます。腎精という根本のエネルギーが十分にあれば、肝はしなやかに気を巡らせることができますが、慢性的な疲労で腎精が減っていくと、肝も気を巡らせる力を失い、余計に気滞を起こしやすくなります。加齢とともにEDが増えていく背景には、この腎精の消耗と肝の疏泄機能の低下が同時に進んでいくという、東洋医学的な理由づけがあります。若いうちは腎精に余力があるため多少の緊張があっても持ちこたえられますが、年齢を重ねるほど、その余力そのものが目減りしていくのです。
自律神経とEDはどう関係しているのですか
結論として、自律神経は体のアクセルとブレーキのような働きをしており、EDはこのアクセルとブレーキの切り替えがうまくいかない状態と深く関わっています。
交感神経はアクセルにあたり、緊張や興奮、活動している場面で優位になります。副交感神経はブレーキにあたり、リラックスして体を回復させる場面で優位になります。勃起という反応は、ブレーキ側である副交感神経が優位になったときに起こりやすくなる仕組みです。日中、仕事や人間関係で神経を張りつめる時間が長い方ほど、夜になってもアクセルを踏んだままの状態が続き、ブレーキに切り替わりにくくなります。
当院で施術する際に多くの方に共通して見られるのが、呼吸が浅く、胸から肩にかけて力が入ったままの状態です。呼吸が浅いと、それだけで交感神経が優位な状態が続きやすくなります。逆にいえば、股関節や横隔膜まわりの緊張をゆるめて呼吸を深くすることは、副交感神経への切り替えを後押しする、体からのアプローチになります。
呼吸は、自律神経の中でも数少ない、自分の意思でコントロールできる部分です。横隔膜が大きく動く深い呼吸をすると、副交感神経の働きを担う迷走神経が刺激され、心拍が落ち着きやすくなります。反対に、緊張しているときの浅く速い呼吸は、交感神経の優位な状態を維持し続けてしまいます。EDの相談に来られる方の多くが、呼吸の浅さに自分では気づいていないという点も、臨床でよく見られる特徴です。
EDが起こりやすい人にはどんな生活習慣の特徴がありますか
結論として、睡眠不足、運動不足、そして食事を含めた生活全体を完璧にコントロールしようとする姿勢の3つが、EDを起こりやすくする生活習慣として共通して見られます。
睡眠は、体が交感神経優位から副交感神経優位へ切り替わる、もっとも重要な時間です。慢性的な睡眠不足は、この切り替え自体を難しくします。運動不足も同様に、日中に適度な運動で交感神経を使い切っておかないと、夜になってもエネルギーが行き場を失い、緊張として体に残り続けます。ウォーキングなど軽い有酸素運動を日中に取り入れるだけでも、夜の切り替わりやすさは変わってきます。
食事については、当院では完璧を目指さないことを大切にしています。糖質や脂質を完全に断とうとすると、それ自体が強いストレスとなり、かえって自律神経を乱してしまうことがあります。7割から8割を目標にする、というくらいの緩やかさのほうが、長く続けられて結果的に体には良い影響を与えます。血流を意識した食事(青魚、野菜、発酵食品など)を、無理のない範囲で増やしていくという考え方をおすすめしています。
運動についても、激しいトレーニングを新たに始める必要はありません。むしろ、長時間座り続けることで骨盤内の血流が滞っている方が多いため、1時間に1回立ち上がって歩く、通勤時に一駅分歩くといった、生活の中に自然に組み込める範囲から始めるほうが続きやすく、効果も感じやすい傾向があります。運動不足を一気に解消しようと激しい運動に飛びつくと、体への負荷そのものが新たなストレスになってしまうこともあるため、まずは小さな習慣の積み重ねを優先することをおすすめしています。
EDで来られる方に多いのはどんなケースですか
当院にEDの相談で来られる方には、いくつかの共通したパターンがあります。
ひとつは、責任のある立場で働く40代から50代の男性です。部下のマネジメントや取引先とのやり取りで神経を使う時間が長く、家に帰ってからも仕事のことが頭から離れないという方が多く見られます。もうひとつは、慢性的な睡眠不足を抱えている方です。仕事の都合で就寝時間が遅く、朝も早いという生活が続き、体を回復させる時間そのものが足りていないケースです。さらに、パートナーとの関係性に緊張を感じている方もいます。うまくやらなければというプレッシャーがかえって交感神経を優位にし、悪循環を強めてしまうことがあります。もうひとつ、飲酒に頼って一日の緊張をほどこうとしている方もいます。アルコールは一時的にリラックス感を与えますが、量が増えると血管や神経の働きそのものに影響し、かえって症状を悪化させることがあります。
これらに共通しているのは、「頑張り続けてきたこと」自体は決して悪いことではないという点です。真面目に働き、家族のために責任を果たそうとしてきた結果として、体が休むタイミングを見失っているだけであり、本人の弱さの問題ではありません。
実際にEDが楽になった方はどんな経過でしたか
ここでは、当院での施術の傾向を踏まえた一般的な経過として3つのケースを紹介します。効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
1人目は、経営者として働く40代の男性です。日々の意思決定と資金繰りのストレスが続き、寝つきの悪さとEDの両方を感じていました。初回のカウンセリングでは、常に気を張っていることへの自覚がほとんどなく、股関節前面とみぞおちの硬さが強く見られました。肝気鬱結型として、太衝を中心に週1回のペースで股関節と横隔膜まわりの施術を続けたところ、1か月ほどで寝つきが少しずつ良くなり、3か月を過ぎた頃には日中の緊張感にも変化が生まれたと話されていました。
2人目は、営業職として全国を飛び回っている40代後半の男性です。慢性的な睡眠不足と移動の多さから、腰の重だるさと耳鳴りを伴う腎精虚型の状態でした。触診では、腰まわりの筋肉に張りというより、力の抜けたような頼りなさが見られたのが印象的でした。命門と関元まわりの施術と合わせて、移動中の休息の取り方を見直したところ、半年ほどかけて疲労感の抜け方に変化が出てきたということでした。
3人目は、家庭内でのプレッシャーを強く感じていた50代の男性です。うまくやらなければという緊張が強く、動悸と寝汗を伴う心腎不交型でした。呼吸が浅く、胸の上のほうだけで息をしている状態が続いていました。呼吸を深くする施術と、パートナーとの関係についての考え方を一緒に整理していく中で、2か月ほどかけて少しずつ体の緊張がゆるみやすくなっていったと話されていました。
EDは自宅でどうケアすればいいですか
自宅でできるセルフケアとして、次の3つを紹介します。ただし、どれか1つからで十分です。3つすべてを完璧にこなそうとする必要はありません。
1つ目は、寝る前の深呼吸です。仰向けになり、お腹に手を当てて、吸う時間の倍の長さで息を吐くことを3回ほど繰り返します。副交感神経への切り替えを後押しする、もっとも手軽な方法です。2つ目は、股関節前面を伸ばすストレッチです。片膝を立てて反対の足を後ろに伸ばし、股関節の前側が軽く伸びる程度に体重をかけます。長時間座りっぱなしで硬くなった股関節をゆるめることで、骨盤内の血流を助けます。3つ目は、寝る1時間前にスマートフォンを手放すことです。画面の光と情報は交感神経を刺激し続けるため、これを減らすだけで寝つきが変わる方もいます。
このほかにも、湯船に浸かって体の芯から温めること、休日に何も予定を入れない時間をあえてつくることも助けになります。共通しているのは、どれも「頑張って行う」ものではなく、「意図的に力を抜く」ための時間だという点です。
大切なのは、できなかった日があっても自分を責めないことです。真面目な方ほど「毎日きちんとやらなければ」と考えがちですが、その義務感自体が新たな緊張を生み、かえって体を休みにくくしてしまいます。真面目さが悪いのではなく、真面目さの向け先を「完璧にこなすこと」から「できる範囲で続けること」へ変えるだけで、体は変わりはじめやすくなります。
病院と整体、どちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか
結論として、糖尿病や高血圧、動脈硬化などの持病がある方、急に強い症状が出た方、胸の痛みや息切れを伴う方は、まず医療機関の受診を優先してください。
ED症状の背景に、血管や神経の器質的な問題が隠れていることがあります。特に、突然EDが強く出た場合や、他の体の症状(胸の痛み、強いしびれ、急激な体重減少など)を伴う場合は、自己判断で様子を見ず、泌尿器科や内科での検査を受けることが優先です。糖尿病や高血圧、脂質異常症といった生活習慣病は動脈硬化を進め、血管そのものの弾力を奪っていくため、EDが最初のサインとして現れることも報告されています。心当たりのある方は、EDを入り口として、体全体の状態を見直すきっかけと捉えることもできます。
医師による薬を使った対応が必要な場合は、それに従うことが第一です。整体は医療行為ではなく、診断や薬の判断は行いません。持病がなく、日々のストレスや疲労の蓄積が背景にあると考えられる場合には、身体の緊張をゆるめるケアが助けになることがあります。必要に応じて医師や専門家と連携しながら進めることをおすすめします。迷ったときは、まず一度医療機関で検査を受け、器質的な問題がないことを確認したうえで、生活の緊張を整えるケアを取り入れていくという順番が、もっとも安心できる進め方です。
よくあるご質問
EDは整体で良くなりますか?
整体そのものがEDに直接対応するものではありませんが、股関節や骨盤まわりの緊張をゆるめ、自律神経が副交感神経に切り替わりやすい身体の土台を整えるサポートは可能です。器質性の要因が疑われる場合は、まず医療機関での検査をおすすめします。
EDは何歳から増えるのですか?
40代から明確に増え始めるとされています。調査では40代で中等度以上のEDが約12パーセント、50代ではおよそ30パーセント近くにのぼると報告されており、加齢とともに徐々に増えていく傾向があります。
ストレスだけでEDになることはありますか?
はい、あります。心因性EDと呼ばれ、身体的な病気がなくても、強いストレスや緊張が続くことで自律神経のバランスが乱れ、勃起に必要なリラックス状態をつくりにくくなることがあります。
EDと自律神経失調症は関係がありますか?
関係があります。どちらも交感神経が優位な状態が続き、副交感神経への切り替えがうまくいかないことが背景にある点で共通しています。自律神経失調症の症状を併せ持つ方も少なくありません。
何回くらい施術を受ければ変化を感じますか?
体質や生活背景によって差がありますが、まず寝つきの変化など、体の緊張がゆるむサインが先に出てくることが多く見られます。週1回のペースで数か月続けながら経過を見ていく方が多い印象です。
病院に行くべきか整体に行くべきか迷ったらどうすればいいですか?
糖尿病や高血圧などの持病がある方、急に症状が強く出た方は、まず医療機関を受診してください。持病がなく、日々の疲労やストレスが背景にあると考えられる場合には、整体でのケアが助けになることがあります。
薬を使った対応と整体は併用できますか?
医師の指示のもとで薬を使った対応を受けている場合、整体でのケアを併用することは可能です。ただし、薬の使用や中止については必ず医師の判断に従ってください。
若い年代でもEDになることはありますか?
はい、あります。特に心因性のEDは、性行為への不安や過去の経験、日常生活での強いストレスが背景にあり、年齢に関わらず起こることがあります。
パートナーにEDのことをどう伝えればいいですか?
伝え方に正解はありませんが、多くの方は「自分だけの問題」として抱え込みがちです。パートナーとの関係性そのものが緊張の一因になっている場合もあるため、専門家に相談しながら、少しずつ言葉にしていくことも一つの方法です。
疲れている日ほどEDが強く出るのはなぜですか?
疲れている日は交感神経が優位なまま抜けにくく、勃起に必要な副交感神経への切り替えが起こりにくいためです。体を休める時間の確保と、日中の緊張をゆるめるケアの両方が助けになります。
セルフケアはどれくらい続ければいいですか?
まずは1つだけ、できる範囲で続けてみてください。毎日完璧に行う必要はなく、できなかった日があっても問題ありません。続けやすい形を見つけることが何より大切です。
男性不妊とEDは同じ原因で起こりますか?
重なる部分があります。どちらも自律神経の緊張状態や、東洋医学でいう腎精の消耗、肝の気の巡りの滞りが背景にあることが多く、体質の傾向としては共通する部分が見られます。デスクワークによる骨盤内の血流低下が背景にある男性不妊については、別の記事で詳しく取り上げています。
食事で気をつけることはありますか?
特定の食品を完全に断つ必要はありません。青魚や野菜、発酵食品など血流を助ける食材を無理のない範囲で増やし、全体として7割から8割を目標にする緩やかな取り組み方をおすすめしています。完璧を目指すことがかえってストレスになる場合があります。
飲酒はEDに影響しますか?
一時的なリラックス感は得られますが、量が増えると血管や神経の働きに影響し、かえって症状を悪化させることがあります。緊張をほどく手段としてお酒に頼りすぎている場合は、深呼吸や入浴など別の方法も取り入れてみることをおすすめします。
医療機関に相談する場合、何科に行けばいいですか?
泌尿器科が中心となります。高血圧や糖尿病など持病がある場合は、まずかかりつけの内科医に相談することも一つの方法です。心理的な要因が強いと感じる場合は、心療内科や男性更年期外来を設けているクリニックが選択肢になることもあります。
年齢を重ねても回復しやすい体でいられますか?
加齢による血管の変化そのものは避けられませんが、日々の緊張の蓄積を減らし、睡眠や呼吸を整えていくことは、年齢に関わらず取り組めます。体の使い方の癖を見直すことは、何歳からでも意味があると考えています。
まとめ
福岡市でEDに悩んでいる方、特に「疲れている日ほど強く出る」と感じている方へ。それは気持ちの問題でも、加齢だけの問題でもなく、交感神経が優位なまま抜けきらない体の状態が関わっていることが少なくありません。
まず大切なのは、糖尿病や高血圧などの持病がある方、急な症状の出方をした方は医療機関で検査を受けることです。そのうえで、日々のストレスや疲労の蓄積が背景にあると感じる場合には、股関節や骨盤まわりの緊張をゆるめ、体が副交感神経へ切り替わりやすい土台をつくっていくケアが助けになります。
長年真面目に働き、家族や仕事のために気を張り続けてきたこと自体は、決して間違ったことではありません。ただ、その頑張りを支えている体のほうが、休むタイミングを見失っているだけかもしれません。加齢のせいだと諦める前に、日々の緊張のパターンを見直してみることには、十分な意味があります。
一人で抱え込まず、まず身体の緊張をゆるめることから始めてみてください。当院では、カウンセリング、施術、セルフケアをセットで行い、体が回復しやすい状態づくりをサポートしています。福岡市早良区・西新駅から徒歩圏という立地で、これまで多くの方の悩みに向き合ってきました。話しにくいテーマだからこそ、まずは体の状態を確認するところから、少しずつ始めてみませんか。誰にも話せずに一人で抱えてきた時間の分だけ、体はきっと緊張をため込んできたはずです。その緊張は、少しずつでも必ずゆるめていくことができます。
院長プロフィール
冨高誠治(とみたか せいじ)。柔道整復師・鍼灸師。施術歴20年、25,000人を施術してきた経験をもとに、東洋医学と自律神経の両面から体を見立てる施術を行う。福岡市早良区・西新駅から徒歩圏の常若整骨院院長。テレビ出演、女性自身掲載の実績を持つ。全国で技術セミナー講師を務め、NHKセミナーでも講師を開講してきた。医療機関との連携を大切にしながら、体の緊張をゆるめ、回復しやすい身体づくりを日々サポートしている。
参考として、EDに関する一般的な情報は厚生労働省のe-ヘルスネット、専門的な診療については日本泌尿器科学会の情報も参考になります。体のことで気になることがあれば、一人で抱え込む前に、まずは相談できる場所を探すところから始めてみてください。











