常若整骨院は不眠に対応していますか|夜中に目が覚める時刻から体の状態を読む整体
結論から言うと、はい、対応しています。常若整骨院では、不眠を「眠れない」の一言でまとめず、寝つけないのか、夜中に目が覚めるのか、朝早く目が覚めるのかを分けて伺い、その時刻や場面から体の状態を読んでいきます。ただし、眠れない状態が長く続いている場合、最初に相談していただくのは内科や心療内科、睡眠外来などの医療機関です。要点は次の三つです。一つ目は、診断とお薬の判断は医師の役割で、整体はその代わりにならないこと。二つ目は、首肩、お腹、呼吸、足の冷え、そして寝る前まで続いている頭の忙しさを見ること。三つ目は、効果には個人差があり、回復を約束するものではないということです。この記事は、福岡市早良区・西新駅から徒歩7分の常若整骨院に、不眠で相談してよいのか迷っている方に向けて書いています。
常若整骨院では不眠の方を受け入れていますか
結論として、受け入れています。寝つくまでに時間がかかる、夜中に何度も目が覚める、朝早く目が覚めて眠れない、寝たはずなのに疲れが残る。こうしたお悩みで、30代から70代の方がご来院されています。
不眠とは、眠る機会があるのに、寝つきや眠りの深さに困りごとがあり、日中の生活にも影響が出ている状態です。厚生労働省の情報などでは、不眠の症状が週2回以上あり、1か月以上続いて日中の生活に支障が出ている場合に、不眠症として扱われるとされています。
当院は院長の冨高誠治が一人で施術する整骨院です。初回は、眠りの様子をお聞きする時間をしっかりとっています。当院で25,000人の患者さんを施術してきた中で、不眠の方には、目が覚める時刻や寝る前の過ごし方に、はっきりしたパターンがありました。それを順に書いていきます。
整体で不眠そのものを変えられるのですか
結論として、整体が不眠そのものを変える、と言い切ることはしていません。眠れない背景に、睡眠時無呼吸や、うつ状態、甲状腺の病気、お薬の影響などがないかを調べるのは、医療機関の仕事です。
整体にできるのは、眠りやすい体の条件を整えることです。首肩の緊張をゆるめる、お腹まわりの硬さを和らげる、呼吸を深くしやすくする、足先を温まりやすくする。こうした土台づくりを通じて、体が夜に切り替わりやすい状態へ向かうのをお手伝いします。
眠らせようとして何かをするのではなく、眠れない流れのほうを見ます。医療機関で状態を確かめながら、体の側の負担も軽くしていく。この二つは並んで進められます。
不眠は目が覚める時刻でタイプが分かれるのですか
結論として、当院では「夜、目が覚めるとしたら、だいたい何時ごろですか」を必ずお聞きします。時刻によって、体の中で疲れている場所の見当がつくからです。
不眠には大きく四つの型があります。
- 入眠困難:布団に入っても寝つくまでに時間がかかる
- 中途覚醒:夜中に何度も目が覚める
- 早朝覚醒:予定より2時間以上早く目が覚め、そのまま眠れない
- 熟眠障害:時間は寝ているのに、ぐっすり眠った感じがしない
東洋医学では、夜中の1時から3時ごろに目が覚める方は肝(気や血の巡りを調整する場所)に負担がかかっていることが多く、明け方に目が覚める方は腎(回復力の貯金)が減っているサインとして読むことが多いです。寝つけない方は、心(頭や気持ちの落ち着きどころ)に熱がこもっている状態と見ます。これは当院の臨床での読み方であり、医学的な診断ではありません。
東洋医学では不眠をどう考えるのですか
結論として、不眠の基本は「心の火が燃え続けていて、腎の水がそれを消せていない状態」です。東洋医学ではこれを心腎不交と呼びます。
火とは、考えごとや緊張、スマホの光、辛いもの、お酒、カフェインなどで体の上のほうにこもった熱のことです。水とは、体を冷まして休ませる力、つまり回復力の貯金のことです。昼間に燃やし続けた火を、夜に水が消して眠りに入る。この流れが、火が強すぎる、水が足りないのどちらか、または両方で崩れると、眠りが浅くなります。
東洋医学の見立てでは、次の三つの型で整理します。
- 肝血虚型:夜中の1〜3時に目が覚める。夢が多い。目が疲れやすい
- 腎陰虚型:明け方に目が覚める。足腰がだるい。ほてりと冷えが同居する
- 心脾両虚型:寝つきが悪い。考えごとが止まらない。食欲にむらがある
ツボを一つお伝えします。神門(しんもん)は、手首の内側、小指側のしわの上にある、くぼみです。反対の親指で、ゆっくり息を吐きながら軽く押してください。強く押す必要はありません。三陰交(さんいんこう)は、内くるぶしの頂点から指4本ぶん上、すねの骨の後ろぎわです。寝る前に温めると、足先から力が抜けやすくなります。
自律神経と不眠はどう関係しているのですか
結論として、眠りは自律神経の切り替えで決まります。自律神経とは、体のアクセルとブレーキのような働きです。
日中は活動のためにアクセル(交感神経)が働き、夜はブレーキ(副交感神経)に切り替わって、体が休む準備に入ります。ところが、仕事や家庭の緊張が夜まで続いたり、寝る直前までスマホを見ていたりすると、アクセルが踏まれたままになります。体は疲れているのに、頭だけが冴えている。不眠の方に多いこの状態は、アクセルが戻っていないサインです。
そのため、不眠では「眠るための工夫」の前に、「アクセルを緩める時間」をつくることが効きます。自律神経の乱れが背景にある場合の全体像は、自律神経失調症の記事でも書いています。
浅い不眠と深い不眠では、何が違うのですか
結論として、浅い不眠は夜の過ごし方から、深い不眠は日中に燃やし続けているものから来ていることが多いです。
浅いタイプは、寝る直前までスマホを見ている、夕方以降にカフェインをとる、寝る時刻がばらばら、といった場合です。寝る1時間前にスマホを置くだけで、眠りが変わりはじめる方もいます。
深いタイプは、生活を整えても繰り返す方です。仕事や家庭のストレスが強く、日中ずっと緊張が解けていません。この場合は、夜の工夫だけでは届きません。当院では、昼間のうちに何を抱え続けているのかを、一緒に探していきます。
どんな人に不眠が出やすいのですか
結論として、責任感が強く、周りを優先して自分を後回しにしてきた方に多い印象があります。あくまで当院の臨床で見てきた傾向です。
布団に入ると、その日の出来事や明日の段取りが頭に浮かぶ。そういう方は、体を横にしても、頭だけが働き続けています。
大切なのは、これが「心が弱いから」ではないということです。感じる力が強く、考える力のある方ほど、頭が止まりにくいのです。真面目さが悪いのではなく、真面目さの向け先が少し違うだけです。眠れない自分を責めないでください。眠れないことを責めるほど、緊張が増して、さらに眠りにくくなります。
初回では、不眠についてどんなことを確かめるのですか
結論として、眠りの型と時刻、そして日中の過ごし方を具体的に伺います。
- 寝つくまでの時間、夜中に目が覚める回数と時刻、朝の起床時刻
- 寝る直前の過ごし方(スマホ、仕事、飲食、入浴)
- 日中の眠気、だるさ、集中力の様子
- いびきや呼吸の止まりを指摘されたことがあるか
- 医療機関での診断、睡眠薬を含むお薬の状況
そのうえで、首肩、お腹、足先の温度と硬さを手で確かめます。首肩が板のように固く、足先だけが冷たい方は、熱が上にこもって下に降りていないサインとして見ます。お腹が硬く張っている方は、呼吸が浅くなりやすいので、その点も丁寧に確かめます。
施術は具体的にどう進みますか
結論として、お話を聞く、体を確かめる、施術する、生活で一つだけ渡す、の順で進めます。
強く押したり揉んだりする刺激は使いません。その日の状態に合わせて触れ方を変え、体の緊張がゆるむのを待ちます。眠りの悩みがある方は、施術中に眠ってしまうことも少なくありません。それも体が休めている証拠なので、そのままで大丈夫です。
施術のあとには、生活で変えることを一つだけお伝えします。たくさん渡すと、きっちりした方ほど「全部やらなければ」と緊張し、かえって眠りを遠ざけてしまうからです。
実際に不眠で通われた方はどんな経過でしたか
結論として、睡眠だけでなく、体の重さや気持ちの余裕が変わりはじめた方が目立ちます。以下は、ご本人の声をもとに、特定されないよう属性だけ残してまとめたものです。
- 70代女性(福岡県):眠りが浅く、睡眠時間は4〜5時間ほど。一日中体が重く、食後の片づけもすぐに取りかかれず、仕事がはかどらない状態でした。最初の問診でお話をたくさん聞いてもらい、助言をもらううちに、以前の睡眠が嘘のように変わり、体も軽く、便秘も気にならなくなったと話されていました。
- 50代女性(福岡県):1か月あまり続く微熱と不眠、朝起きられない状態に、体調が戻らない不安を抱えていました。お腹がすいてから食べる、ネガティブな気持ちを切り替える、スマホの視聴に気をつける、百パーセントを目指さずグレーでよしとする。こうした助言を意識して暮らすうちに、症状が薄れ、今がふつうの状態になってきたと話されていました。
- 40代男性(福岡県):不眠、咳喘息、腰痛、目の疲れ、だるさ。症状が出た原因を説明してもらい、自分でも理解できたことが大きかったそうです。定期的に通ううちに、少しずつ楽になっていると話されていました。
どの方も、眠りだけを追いかけたのではなく、生活の力の抜き方や、自分の体を理解することが一緒に動いた経過です。効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
眠れない夜に、自宅でできることはありますか
結論として、あります。ただし、どれか一つからで十分です。できない日があって当然です。
- 寝る1時間前に、スマホを手の届かない場所に置く
- 夜は辛いもの、お酒、カフェインを少し控える
- 足先を温めて、息を吐く時間を吸う時間の倍にする
- 照明を一段落として、部屋を暗めにする
いちばん気軽なのは、息を長く吐く方法です。布団の中で、4つ数えて吸い、8つ数えて吐きます。眠ろうとするのではなく、ただ息に注意を向けます。
眠れない夜に時計を見るのは控えてください。時刻を確認するたびに、焦りが増えます。セルフケアを完璧にやろうとすること自体が、体を緊張させます。できなかった日があっても、何も悪くありません。
病院と整体、どちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか
結論として、眠れない状態が数週間続いているときは、まず医療機関です。内科、心療内科、睡眠外来のいずれかを受診してください。
不眠の背景には、睡眠時無呼吸、うつ状態、甲状腺の病気、むずむず脚、お薬の影響などが隠れていることがあります。ここは検査や診察をしないと分かりません。そのうえで、整体は並行して使うものです。医療機関は診断とお薬、整体は体の土台。役割が違うので、片方をやめる必要はありません。
次のような場合は、整体より先に、医療機関を受診してください。
- 2週間以上、気分の落ち込みや何も楽しめない状態が続いている
- いびきがひどい、寝ている間に呼吸が止まっていると指摘された
- 急に体重が減った、動悸や発熱が続いている
- 死にたい気持ちが浮かぶことがある
整体は医療行為ではありません。診断や薬の判断は、医師の役割です。睡眠薬を含むお薬の中止や減量は、必ず主治医に相談してからにしてください。不眠の一般的な説明は、厚生労働省のe-ヘルスネットでも確認できます。
よくあるご質問
常若整骨院は不眠に対応していますか?
はい、対応しています。医療機関の受診を続けながら、体の土台を整える立場でお手伝いします。眠りの型と目が覚める時刻を伺い、首肩、お腹、足の冷え、呼吸の状態を一緒に見ます。
睡眠薬を飲んでいても大丈夫ですか?
大丈夫です。お薬の状況は初回に伺います。薬の中止や減量は、必ず主治医の判断で行ってください。当院はお薬の代わりではなく、並行して体の土台を整える場所です。
病院で異常なしと言われても相談できますか?
相談できます。異常なしと言われても、眠れないつらさは事実です。検査に映りにくい緊張や冷え、自律神経の切り替えを見ていきます。
寝つけない場合と夜中に目が覚める場合で、対応は違いますか?
違います。寝つけない方は頭や首肩の緊張、夜中に目が覚める方は肝のあたりの疲れ、明け方に目が覚める方は回復力の貯金が減っているサインとして、見る場所を変えます。
整体で眠れるようになりますか?
お答えできません。効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。眠りそのものより、緊張のゆるみやすさ、体の温まりやすさ、気持ちの余裕が変わりはじめる方が多い、というのが当院の実感です。
何回くらい通えばいいですか?
人によって違います。夜の過ごし方が主な原因の浅いタイプは変化が早い場合もあります。長く続く緊張が背景にある方は、時間をかけて通っていただくことが多いです。初回に目安をお伝えします。
眠れない日が続いていても、すぐ受診しなくてよいですか?
一時的なものなら、生活の工夫で様子を見る方もいます。ただし、数週間続く、日中の生活に支障が出ている場合は、先に医療機関へ相談してください。
日中の眠気が強いのですが、相談できますか?
相談できます。ただし、いびきや呼吸の止まりを指摘されたことがある方は、睡眠時無呼吸の可能性があるため、先に医療機関で調べてください。
夜中に目が覚めたとき、どうすればいいですか?
時計を見ず、息を長く吐くことに注意を向けてください。どうしても眠れないときは、一度起きて暗い部屋で静かに過ごすのも一つです。眠らなければ、と思わないことが大切です。
昼寝はしてもいいですか?
短時間なら構いません。ただし、夕方以降の昼寝は夜の眠りを妨げやすいので、控えめにしてください。
食事制限は必要ですか?
完璧にやろうとしないでください。厳しい制限はそのストレスで体が緊張します。七、八割できていれば十分です。夜の辛いもの、お酒、カフェインを少し減らす程度から始めてください。
予約や場所を教えてください
福岡市早良区、西新駅から徒歩7分の常若整骨院です。初めての方は、眠りの様子と医療機関での状況をお話しいただく時間をとっています。お気軽にご相談ください。
まとめ
福岡市で眠れない夜が続き、医療機関には行ったけれど、体のほうでもできることを探している方へ。常若整骨院では、不眠の方に対応しています。医療機関での確認と並行して、目が覚める時刻や寝る前の過ごし方から、眠りの手前にある緊張や冷えを整えやすい体づくりをお手伝いします。
一人で抱え込まなくて大丈夫です。まず体の緊張をゆるめることから、一緒に始めましょう。気分の落ち込みが長く続くとき、呼吸が止まると言われたとき、死にたい気持ちが浮かぶときは、先に医療機関を受診してください。
院長プロフィール
冨高誠治。柔道整復師・鍼灸師。施術歴20年、25,000人の患者さんを施術してきました。福岡市早良区・西新の常若整骨院院長。西新駅から徒歩7分です。
季節ごとの体の整え方を、メールでお届けしています。よければ、どうぞ。
▼ 常若だより 登録はこちら
https://my919p.com/p/r/dqRWbTcm









