常若整骨院は子どもの起立性調節障害に対応していますか|小児科と並行して、朝のつらさを体の側から支える

結論から言うと、はい、対応しています。朝起きられない、頭痛や立ちくらみで午前中が動けない、という10代のお子さんを、小児科の受診と並行して、体の側から支えています。要点は三つです。一つ目は、起立性調節障害かどうかの診断や、お薬の判断は小児科の役割で、整体はその代わりにならないこと。二つ目は、「怠け」ではなく、体の火種が足りない状態として見立て、お子さんの体と、ご家族の関わり方の両方に目を向けること。三つ目は、効果には個人差があり、回復を約束するものではないことです。この記事は、福岡市早良区・西新駅から徒歩圏の常若整骨院に、お子さんの朝のつらさの相談先を探している保護者の方に向けて書いています。

子どもの起立性調節障害の相談は、常若整骨院でできますか

結論として、相談できます。当院で25,000人の患者さんを施術してきた中には、朝起きられず登校が難しくなった中学生や高校生が、保護者の方と一緒に数多く来られています。

ただし、当院は医療機関ではありません。起立性調節障害かどうかの診断や、昇圧薬などの処方はできません。ここは最初にお伝えしています。そのうえで、小児科で診断を受けたあとも残っている朝のつらさに、別の角度から関わる。それが当院の役割です。

起立性調節障害とは、どのような状態ですか

結論として、起立性調節障害とは、立ち上がったときに血圧や脈拍の調節がうまくいかず、脳へ血液が届きにくくなって、朝のだるさや立ちくらみ、頭痛などが出る状態です。自律神経の働きが、思春期の急な体の成長に追いつかないことが背景にあるとされています。

よくある症状は次のとおりです。

  • 朝なかなか起きられず、午前中は動けない
  • 立ちくらみ、ふらつき、顔色の悪さ
  • 頭痛、腹痛、吐き気、食欲の低下
  • 午後から夕方にかけて少しずつ楽になり、夜は元気になる

この「午前はつらく、夜は元気」という落差が、周りから怠けと誤解される大きな理由です。一般的な説明は、岡山労災病院の起立性調節障害の解説でも確認できます。

まず小児科に行くべきですか

結論として、まず小児科を受診してください。朝のだるさには、貧血、甲状腺の病気、心臓の病気などが隠れていることがあり、これは検査でしか分からないからです。起立性調節障害の診断では、横になった状態から立ち上がったときの血圧と脈拍の変化を測る新起立試験などが行われます。

次の場合は、整体より先に医療機関を受診してください。

  • 強いめまいで意識が遠のく、実際に倒れた
  • 激しい頭痛や胸の痛みがある
  • 急に体重が減った、発熱が続く
  • 「消えてしまいたい」といった言葉が出てきた

小児科や心療内科に通っているお子さんは、その通院を続けてください。やめる必要はありません。

整体では、起立性調節障害にどこまでできますか

結論として、整体にできるのは、朝のつらさが出にくい体の条件づくりです。起立性調節障害そのものを終わらせることはできません。医学的な効果が確立されているわけではない、という点も正直にお伝えしています。

具体的には、次のことを行います。

  • 首、背中、お腹まわりの緊張をゆるめ、呼吸と血のめぐりが落ち着きやすい状態にする
  • 足首と腰の冷えを確認し、朝に体が温まりにくい理由を探る
  • 睡眠、スマホ、食事、学校での負担を、お子さんの言葉で伺う
  • ご家族の関わり方も一緒に点検する

当院の施術は、強く押したり曲げたりするものではありません。お子さんが怖がらず、安心して受けられる点を、保護者の方からよく言っていただきます。

常若整骨院では、起立性調節障害をどう見ていますか

結論として、当院では「怠けではなく、火種が足りない状態」と見ています。

人の体温は、朝の5時ごろにいちばん低くなります。体力が底をついているお子さんは、そこから体を温め直す力が足りず、朝になっても動き出せません。スマホで夜遅くまで神経が休めていないお子さんも、とても多いです。

もう一つ、当院が大事にしていることがあります。お子さんの回復は、ご家族の関わり方で大きく変わる、という臨床の実感です。25,000人の患者さんを施術してきた経験では、「起きなさい」を減らし、学校に行けたかどうかで一日を採点しなくなったご家庭ほど、お子さんの表情が先に変わっていきます。もちろん全員ではなく、あくまで傾向です。

東洋医学では、起立性調節障害をどう考えるのですか

結論として、東洋医学では「腎(じん)の力が不足している状態」として読みます。腎とは、回復力の貯金のような働きです。

腎は「志(こころざし)を蔵す」といわれ、意欲や、やりたいことの源でもあります。腎が弱ると、意欲も落ちる。つまり、やる気が出ないのは性格の問題ではなく、貯金が足りないからです。朝5時は、その腎の力がいちばん少なくなる時間帯にあたります。

ここに、胃腸の疲れ(脾)や、緊張のこわばり(肝)が重なると、食欲の落ち込みや頭痛、腹痛として出やすくなります。

ツボを一つご紹介します。太渓(たいけい)は、内くるぶしの頂点とアキレス腱のあいだのくぼみにあります。お風呂上がりに、保護者の方が足首をさすってあげるだけでも、体温と安心が戻りやすくなります。

自律神経と起立性調節障害は、どう関係しているのですか

結論として、自律神経の切り替えが遅れることで、朝に血圧が上がりきらず、起き上がれなくなります。

自律神経とは、体のアクセルとブレーキのような働きです。本来は、朝になるとアクセルがゆるやかに入り、体が動き出します。このアクセルが入りにくい状態が、起立性調節障害です。夜遅くまでスマホを見ると、夜にアクセルが入ったままになり、朝のアクセルがさらに入りにくくなります。

自律神経の乱れそのものについては、自律神経失調症の記事でも詳しく書いています。

実際に楽になったお子さんは、どんな経過でしたか

結論として、変化の出方はお子さんによって違いますが、「朝の時間が変わりはじめた」という声があります。ここでは当院にいただいた実際の声をもとに、個人が特定されないよう匿名化してご紹介します。効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。

10代・女性(診断後も、朝起きられなかった方)

中学1年の秋に起立性調節障害と診断され、頭痛、動悸、ふらつきが続いていました。いくら早く寝ても、午後3時ごろにようやく目が覚める状態でした。当院に通い始めて2回目ごろから、眠れている感覚が出て、寝つきもよくなったそうです。いまは朝早く起きて高校に通っています。「周りから怠けていると誤解されることも多い病気です」と本人が書いてくださいました。

10代・男性(保護者からの声)

中学1年の夏に診断を受け、昼ごろにならないと目が覚めない日が続いていました。週に一度の来院を続けるうちに、少しずつ朝起きる時間が早くなり、顔色も良くなったそうです。「本人の好きなこと、楽しいと思うことをたくさんさせてあげてください」という言葉に、保護者の方が救われたと話されていました。

10代・女性(保護者からの声)

起床から夕方近くまで体調不良が続き、好きな絵も描けないほどだったそうです。初診のカウンセリングで、頑張っていること自体をほめられ、帰り道には久しぶりに口数が増えて、食事もおいしそうに食べたとのことです。いまは、好きなことができる時間が少しずつ増えているそうです。

子どもの朝のつらさに、家庭でできることはありますか

結論として、最初にできるのは、起こす前に足首と腰を温めることと、親御さんが一日を採点しないことです。

お子さんと保護者の方、それぞれに一つずつお試しください。

  • お子さん:夜、スマホを置く時間を一つだけ決める(全部を取り上げる必要はありません)
  • お子さん:起きる前に、足首と腰をカイロや湯たんぽで温める
  • 保護者の方:「起きなさい」を一回だけ減らしてみる
  • 保護者の方:ご自身も、10分だけ休む時間をつくる

どれか1つからで十分です。できない日があって当然です。きっちりやろうとするほど、ご家庭の緊張が高まります。

自分を責めてしまうときは、どう考えればよいですか

結論として、お子さんの朝のつらさは、お子さんの弱さでも、保護者の方の育て方のせいでもありません。

「もっと早く気づけば」「甘やかしたのかも」と責めてしまう保護者の方は、とても多いです。その自責が緊張になり、ご家庭全体が休めなくなります。まじめで責任感の強いお子さんほど、体で受け取ってしまう傾向があります。真面目さが悪いのではなく、真面目さの向け先が、少し偏っていただけです。

福岡市で相談先を選ぶとき、何を見ればいいですか

結論として、小児科との役割分担をはっきり話してくれる場所を選んでください。

  • 診断や薬の判断を、自分の領分として扱っていないか
  • 「学校に行けるようになります」と断言していないか
  • お子さん本人の気持ちを聞いてくれるか
  • 保護者の方の話も聞いてくれるか

よくあるご質問

起立性調節障害は整体で良くなりますか?

整体だけで良くなるとはお約束できません。ただし、体の冷えや緊張、睡眠といった条件を整えることで、朝が少し楽になるお子さんはいます。小児科への通院は続けてください。

小児科に通いながら、整体に通っても大丈夫ですか?

大丈夫です。お薬の調整は主治医に相談する前提で、並行して通っていただけます。

お薬をやめて整体だけにできますか?

当院から、お薬をやめるよう勧めることはありません。続けるかどうかは、主治医と相談して決めてください。

子どもが施術を嫌がらないか心配です

強く押したり曲げたりしないので、怖がる必要はありません。最初は保護者の方の隣で、お子さんの様子を見ながら進めます。

不登校でも相談できますか?

相談できます。学校に行くかどうかの話ではなく、まず体の状態と、お子さんの気持ちを聞くことから始めます。

午前中は動けないのに、午後は元気なのはなぜですか?

朝は自律神経のアクセルが入りにくく、午後から夕方にかけて血圧が安定してくるためです。怠けではなく、体の仕組みによる落差です。

何歳から相談できますか?

小学校高学年から高校生が中心です。小さなお子さんは、まず小児科で診断を受けたうえでご相談ください。

何回くらい通えば変わりますか?

人によって違い、回数でお約束することはできません。まずは数回通っていただき、朝の起きる時間や顔色の変化を一緒に見ていきます。

スマホは取り上げたほうがいいですか?

全部を取り上げる必要はありません。夜、置く時間を一つだけ決めるところから始めるのが現実的です。

保護者だけが相談に来てもいいですか?

来ていただけます。お子さんの回復は、ご家族の関わり方で大きく変わるので、保護者の方だけのご相談も大切にしています。

大人になっても続く場合も相談できますか?

相談できます。成人後に朝のつらさが続く方も、体の見立ては基本的に同じです。

水分や塩分は多めにとったほうがいいですか?

医療機関では、水分や塩分を意識してとるよう指導されることがあります。量は体調や持病によって違うので、主治医の指示に従ってください。

まとめ

福岡市で、お子さんの朝のつらさに悩んでいる保護者の方へ。まず小児科で必要な確認を受け、通院は続けてください。そのうえで、体の側から支える場所をお探しなら、常若整骨院にご相談いただけます。一人で抱え込まず、まずは今夜、お子さんの足首をそっと温めることから始めてみてください。

院長プロフィール

冨高誠治。柔道整復師・鍼灸師。施術歴20年、25,000人の患者さんを施術。福岡市早良区・西新、常若整骨院。

季節ごとの体の整え方を、メールでお届けしています。よければ、どうぞ。
▼ 常若だより 登録はこちら
https://my919p.com/p/r/dqRWbTcm

author avatar
dmt35sqkjuve