ご親族の死からのうつ、胸の痛み。根気よく通院され、4か月後には…

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー

うつや不眠に悩んで来院された30代男性。

 

今回の症状

13年前の親族の死以来 そのことが毎日出る。

のどのつっかえ。

うつ、不眠。

外出すると気分が悪くなり胸に痛み。

唾液がずっと出続けて食欲がわかない。

頭痛が常にあり夕方になると微熱。

病院、整体、栄養、運動など行ったが症状がひどくなっていき、半年前に仕事を退職した。

 

初診時の検査

■体全体が硬く、特に頭を触っただけでも痛みが出ていた

■可動域制限 首・仙腸関節

■検査をしようとすると関節がぎこちない感じでしか動かない

 

症状の経過

のどのつかえを改善したいということで来院。

のどの症状は7回で改善しました。

1カ月ほどの間が空いて再来院され、その後は三ヶ月間週一回のペースで来院。

頭痛、不眠、唾液、食欲、うつ、微熱の順に症状が緩和されていき、最後に外出時の不調が消えました。

 

解説

当院に来院するまでに多くのことを試してみた患者さん。

お話を聞けば聞くほど、運動や薬や栄養などの知識の豊富さに驚かされました。

 

大元の原因はご親族に関するトラウマでした。

思いが強かったことと長期間経過で症状が固定化されてしまっていて最後まで影響がありました。

最近トラウマは出なくなったとおっしゃられていました。

 

トラウマにより脳の視床下部の働きが低下したことにより多くの症状が出ていました。

さらに、頭蓋骨や骨盤の仙腸関節がロックされ、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまっていました。

時間がかなり経過していたので改善までに時間がかかってしまいましたが、定期的に施術を受けていただいたおかげで症状はほぼ解消しました。

 


 

※検査結果は、あくまで筋力検査での反応です。

※まずは医師にご相談ください。