常若整骨院は逆流性食道炎に対応していますか|薬と並行して、胃が動けなくなる背景を体の側から支える
結論から言うと、はい、対応しています。胸やけ、酸っぱいものが上がってくる感じ、喉の違和感が続く方を、消化器内科の受診と並行して、体の側から支えています。要点は三つです。一つ目は、診断や胃酸を抑えるお薬の判断は医師の役割で、整体はその代わりにならないこと。二つ目は、胃酸の量だけでなく、胃が動けなくなる背景(考えすぎ、冷え、呼吸の浅さ)に目を向けること。三つ目は、効果には個人差があり、回復を約束するものではないことです。この記事は、福岡市早良区・西新駅から徒歩圏の常若整骨院に、薬を飲んでも戻ってくる胸やけの相談先を探している方に向けて書いています。
逆流性食道炎の相談は、常若整骨院でできますか
結論として、相談できます。当院で25,000人の患者さんを施術してきた中には、胸やけやげっぷ、喉のつかえが長く続き、内視鏡では大きな異常がないと言われた方も、薬を続けているのに戻ってくると話す方も来られています。
ただし、当院は医療機関ではありません。逆流性食道炎かどうかの診断、内視鏡検査、胃酸を抑えるお薬の処方や中止の判断はできません。ここは最初にお伝えしています。そのうえで、医療機関にかかりながら、日々の体の使い方や緊張のたまり方に別の角度から関わる。それが当院の役割です。
逆流性食道炎とは、どのような状態ですか
結論として、逆流性食道炎とは、胃の中のものや胃液が食道へ戻り、胸やけや痛みを起こす状態です。胃と食道のつなぎ目にある、栓のような筋肉(下部食道括約筋)がゆるむ、あるいは一時的にゆるむ回数が増えることが、背景の一つとされています。
よくある症状は次のとおりです。
- 胸やけ、みぞおちから胸の奥のヒリヒリ感
- 酸っぱいもの、苦いものが口まで上がってくる
- 喉の違和感、咳、声のかすれ
- 食後や夜、横になったときに強くなる
一般的な説明は、全国健康保険協会の逆流性食道炎の解説資料でも確認できます。
まず消化器内科に行くべきですか
結論として、まず消化器内科を受診してください。胸やけに似た症状の中には、心臓の病気や、食道・胃の腫瘍が隠れていることがあり、これは検査でしか分からないからです。
次の場合は、整体より先に医療機関を受診してください。
- 飲み込むときにつかえる、食べ物が通らない感じがある
- 体重が理由なく減っている
- 黒い便が出た、血を吐いた
- 胸の締めつけや左腕への痛みがある
- 貧血を指摘された、夜間に強い痛みで目が覚める
すでにお薬が出ている方は、その通院を続けてください。自己判断で中断すると戻りやすいことが、医療の側でも説明されています。薬の調整は、必ず主治医と相談して進めてください。
整体では、逆流性食道炎にどこまでできますか
結論として、整体にできるのは、胃が動きやすい体の条件づくりです。逆流性食道炎そのものを終わらせることはできません。医学的な効果が確立されているわけではない、という点も正直にお伝えしています。
具体的には、次のことを行います。
- みぞおちから肋骨まわり、背中の緊張をゆるめ、呼吸が深く入りやすい状態にする
- お腹の冷えや硬さを確認し、胃腸が働きにくい理由を探る
- 食事の速さ、食後の姿勢、寝る前の習慣を、お一人ずつ具体的に伺う
- 日々の心配ごとや気の張りを、否定せず聞き取る
施術は、強く押したり曲げたりするものではありません。横になったまま受けていただけます。
常若整骨院では、逆流性食道炎をどう見ていますか
結論として、当院では「考えすぎて、胃が動けなくなっている状態」と見ています。
胃は、食べたものを下へ送る臓器です。ところが、頭の中で同じことを考え続けると、胃の動きも止まりやすくなります。本来下りていくはずのものが下りず、上へ戻ってくる。当院で25,000人の患者さんを施術してきた経験では、胸やけの強い方に、老後のこと、親のこと、仕事のことを何年も考え続けている方が目立ちます。もちろん全員ではなく、あくまで傾向です。
特に、考えても今日は動かせないことを、ずっと抱えている方は、戻りが長引きやすいと感じます。一方で、「一度やってみようか」と動ける方は、変化が早い傾向があります。
ここで大切なのは、これは性格の問題ではない、ということです。真面目に、責任をもって考え続けてきた人ほど、胃が先に疲れます。真面目さが悪いのではなく、真面目さの向け先が、今は体の負担になっているだけです。
東洋医学では、逆流性食道炎をどう考えるのですか
結論として、東洋医学では「脾胃(ひい)の働きが落ち、胃の気が下りない状態」として読みます。脾胃とは、食べたものを消化して、体の力に変える働き全体を指します。
東洋医学には「思は脾を傷る」という考え方があります。思うこと、考えすぎることが、脾胃の力を削るという意味です。胃の気は本来、下へ向かって動きます。それが下りず、上へ戻る。これを胃気上逆(いきじょうぎゃく)と呼びます。
見立ては、おおまかに三つのタイプに分けます。
- 脾虚(ひきょ)タイプ:食欲が落ちやすく、冷たいものが苦手で、食後に眠くなる。お腹を触ると冷たく、力がない
- 肝気犯胃(かんきはんい)タイプ:イライラや緊張のあとに悪化する。わき腹やみぞおちが板のように硬い
- 腎陰虚(じんいんきょ)タイプ:夜に口が渇き、胸やけが夜間に強い。疲れが取れず、足腰がだるい
ツボは、セルフケアで触れやすいものを一つ紹介します。内関(ないかん)は、手首の内側のしわから指3本ぶん肘の方へ上がった、腱と腱のあいだです。胸やけや吐き気のときに押す方が多い場所です。強く押さず、息を吐きながらゆっくり押してください。
自律神経と逆流性食道炎はどう関係しているのですか
結論として、胃腸の動きは自律神経が調整しているため、緊張が続くと胃が動きにくくなります。自律神経とは、体のアクセルとブレーキのような働きです。
食事のとき、体はブレーキ役(副交感神経)が働いて、胃腸を動かします。ところが、気を張り詰めた状態が続くと、アクセル役が優位なまま食事に入り、胃が十分に動けません。食べた物が胃に長くとどまれば、そのぶん戻りやすくなります。
もう一つ、呼吸の影響があります。胃と食道のつなぎ目は、横隔膜(胸とお腹を分ける筋肉)のすぐそばにあります。呼吸が浅く、横隔膜が硬くなると、このつなぎ目が締まりにくくなると言われています。みぞおちを触ると板のように硬い方は、まさにこの状態であることが多いです。
逆流性食道炎で来られる方に多いのはどんなケースですか
結論として、薬で一時は落ち着くのに、やめると戻る、というご相談がいちばん多いです。次のような方が目立ちます。
- 内視鏡では炎症が軽いのに、胸やけや喉の違和感が続く
- 胃薬を飲んでいるが、ストレスが重なる時期に戻る
- 夜、横になると胸がつかえて眠りにくい
- げっぷや空気の飲み込みが多く、お腹が張る
どれも、胃酸の量だけでは説明しきれない部分があります。だからこそ、体の使い方や緊張を一緒に見る意味があります。
実際に逆流性食道炎に近い悩みが楽になった方はどんな経過でしたか
結論として、変化は、症状そのものより先に、「原因が分かって気持ちが楽になった」という形で現れる方が多いです。以下は、院に寄せられた患者さんの声をもとに、特定されないよう属性を変えてまとめたものです。
1人目は、40代の男性です。パニック障害に加えて、逆流性食道炎と呑気症(空気を飲み込みすぎる状態)がありました。「自分の現状を客観的に見て、何が原因かがよく分かった。これからどうしていったらよいか、明確な方針が見えたことで、気分がすごく楽になった」とお話しされました。先が見えないことが、体の緊張を強めていた方でした。
2人目は、30代の女性です。息苦しくて眠れず、呑気症もありました。「自分の不安のスパイラルを断ち切ることが一番と教えていただき、大変腑に落ちた。つらい時は休んでいいと言ってもらえて、救われた気持ちになった」とのことでした。考え方のくせに気づいたことで、夜が少しずつ楽になっていきました。
3人目は、80代の女性です。胃もたれや消化不良、下痢と便秘が、4、5年のあいだ断続的にありました。食事の話をするなかで、心の問題が体と深く関わっていることを理解され、「無理や努力をすることなく、好ましくない食べ物が自然と欲しくならなくなった」と話されています。
効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
逆流性食道炎は自宅でどうケアすればいいですか
結論として、全部やる必要はありません。次の中から、どれか一つだけで十分です。できない日があって当然ですし、できなかった日に自分を責めないでください。その自責が緊張になり、胃をさらに固くしてしまいます。
- 食事の前に、ゆっくり3回深呼吸をする
- 食後すぐ横にならず、30分ほど座っているか、軽く歩く
- 冷たい飲み物を控えて、よく噛んで、腹八分でやめる
- 夜の心配ごとを紙に書き、「今日できること」と「今日はできないこと」に分ける
特に4つ目は、「その心配は、今日あなたが動けば変わることですか」と自分に聞いてみる方法です。変わらないことは、今日は置いておく。それだけで、胃が少し楽になる方がいます。食事も、完璧を目指さず、7、8割できれば十分です。
病院と整体、どちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか
結論として、迷ったら先に消化器内科を受診してください。診断がついてから、整体を併用する形がいちばん安全です。
病院は、診断、検査、お薬の処方を担います。整体は、そのお薬では届きにくい緊張や生活の背景を担います。役割が違うので、どちらかを選ぶ必要はありません。通院は続けたまま、整体を併用していただけます。気になる症状があれば、施術前にお伝えください。必要なときは、医療機関への受診をおすすめします。
なお、自律神経の乱れが背景にあることも多く、そちらについては自律神経失調症の記事で詳しく書いています。
よくあるご質問
逆流性食道炎は整体で良くなりますか?
整体だけで終わらせることはできませんが、胃が動きやすい体の条件づくりはお手伝いできます。診断とお薬は医療機関で続けてください。
薬を飲みながらでも整体を受けられますか?
はい、受けられます。お薬は自己判断で変えず、主治医の指示に従ってください。服用中のお薬は、初回に必ずお伝えください。
薬をやめたいのですが、整体で中止できますか?
整体で薬の中止はできません。薬の調整は、主治医と相談して決めることです。
内視鏡で異常なしと言われても胸やけが続くのはなぜですか?
胃酸の量や炎症の強さと、感じる症状の強さは、必ずしも一致しないためです。食道の感じやすさや、緊張の影響も関わると言われています。
夜になると胸やけが強くなるのはなぜですか?
横になると重力の助けがなくなり、戻りやすくなるためです。夕食が遅い、寝る直前に食べる、という習慣も影響します。
胃カメラで炎症がなくても、整体に通う意味はありますか?
あります。炎症の有無とは別に、緊張や呼吸の浅さが症状を強めていることがあるためです。
食べ物は何を避ければいいですか?
脂っこいもの、甘いもの、冷たい飲み物、アルコールで強まる方が多いです。ただ、完璧に避けようとすると、そのストレスで悪化する方もいます。7、8割を目標にしてください。
喉の違和感や咳も、逆流性食道炎と関係がありますか?
関係することがあります。ただし、別の原因のこともあるため、長引く場合は耳鼻咽喉科や内科で確認してください。
呑気症(空気の飲み込み)と関係はありますか?
関係することがあります。空気を飲み込みすぎると胃が張り、戻りやすくなります。呼吸と緊張を整えることが、助けになる場合があります。
何回くらい通えば変わりますか?
個人差が大きく、回数をお約束することはできません。初回に体の状態を確認し、通う間隔の目安をお伝えします。
家族にも同じ症状があります。体質ですか?
体質の影響はありますが、食事の習慣や、家庭の緊張感が似ていることも関わります。一概には言えません。
どんな服装で行けばいいですか?
動きやすく、お腹まわりを締めつけない服装がおすすめです。
まとめ
福岡市で、薬を飲んでも胸やけが戻ってくる方へ。病院で異常は大きくないと言われたのに、喉やみぞおちの違和感が続いている方へ。
逆流性食道炎は、胃酸だけの問題ではなく、胃が動けなくなる背景にも目を向けると、見えてくるものがあります。一人で抱え込まず、まず消化器内科で状態を確認し、そのうえで、体の緊張をゆるめることから始めてみてください。施術、お話を伺うこと、できる範囲のセルフケアで、回復しやすい土台づくりをお手伝いします。
院長プロフィール
冨高誠治(柔道整復師・鍼灸師)。施術歴20年。25,000人の患者さんを施術してきました。福岡市早良区・西新の常若整骨院にて、東洋医学の見立てを軸に、体と心の両面から施術にあたっています。
季節ごとの体の整え方を、メールでお届けしています。よければ、どうぞ。
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