常若整骨院の冨高先生は本を出していますか|『自律神経療法の教科書』の中身と、患者さんが読むときの注意点

結論から言うと、はい、出しています。院長の冨高誠治は、妻の冨高明子との共著で『気・エネルギーを整える!自律神経療法の教科書』(BAB JAPAN)を2019年8月23日に出版しました。要点は次の三つです。一つ目は、この本が主に同業の施術者に向けて書かれたものであること。二つ目は、可動域検査とキネシオロジーを使った「見立て」の考え方が中心で、手技の解説書ではないこと。三つ目は、患者さんが読み物として読んでも構わないけれど、困りごとの相談は院で直接のほうが早いこと。この記事は、福岡市早良区・西新駅から徒歩7分の常若整骨院を気にかけていて、「院長はどんな考えで施術する人なのか、本があるなら先に読んでおきたい」と思っている方に向けて書いています。

冨高先生が出版した本は、どんな本ですか

結論として、タイトルは『気・エネルギーを整える!自律神経療法の教科書』で、BAB JAPANから2019年8月23日に発売された、全220ページの本です。

著者は冨高誠治と冨高明子の二人で、ご夫婦での共著です。Amazonなどの全国の書店で購入できます。

帯には「あらゆる療法家が取り入れやすいメソッド」「自律神経失調症、うつ、不眠、耳鳴り、動悸、内臓の不調」といった言葉が並びます。つまり、特定の一つの症状の本ではなく、自律神経の乱れが背景にあるさまざまな不調を、どう読み解くかを扱った本です。

内容の柱は次の三つです。

  • 可動域検査で、体のどこに詰まりや偏りがあるかを調べる方法
  • キネシオロジーで、体の反応を手がかりに状態を確かめる方法
  • 第7章「施術だけで症状が改善しない理由」

キネシオロジーとは、筋肉の反応を手がかりに、体の状態を確かめる方法です。可動域検査とは、関節や体がどこまで動くかを確かめ、動きにくい場所や左右差を探す検査です。どちらも、施術を始める前に「どこを見るか」を決めるための道具です。

この本は、誰に向けて書かれていますか

結論として、主な読者は、整体院・整骨院・鍼灸院などで働く同業の施術者です。

タイトルに「教科書」とあるのは、そのためです。患者さんに向けて、家で試せる健康法をまとめた本とは、つくりが違います。

そう書くと、「じゃあ患者の自分には関係ないのか」と思われるかもしれません。そうではありません。同業者向けの本には、院での考え方がそのまま書かれています。つまり、施術を受ける側から見ても、「この院長は体をどういう順番で見る人なのか」を知る手がかりになります。

一方で、読んですぐ自分の体に使える手技が載っているわけではありません。期待と合わないまま購入されると、がっかりされることもあるので、先に正直にお伝えしておきます。

本の中心にある「見立て」とは、どういう考え方ですか

結論として、見立てとは、施術を始める前に「体のどこが、なぜ詰まっているのか」を読み取る作業のことです。

当院で25,000人の患者さんを施術してきた経験では、つらさが長引く方の多くは、痛い場所そのものより、別の場所に原因が隠れています。肩が痛いのに、本当の詰まりは呼吸や内臓の緊張にある、というような場合です。

だから、痛い場所をどれだけほぐしても、すぐ戻ってしまうことがあります。緩まないのは、技術が足りないからではありません。緩める場所が違っていることが多いのです。

この考え方は、DVD『自律神経整体!』全2巻にも通じています。第1巻のタイトルは「改善の80%を担う 可動域検査編」です。手を動かす前の見立てが、結果の大部分を決める、という意味が込められています。

本書は、この「見る順番」を整理して、同業者が自分の現場で使える形に落とし込もうとした本だと言えます。

第7章「施術だけで症状が改善しない理由」には、何が書かれていますか

結論として、施術の技術だけでは変わりにくい、体の外側の要因について触れた章です。

施術を受けたときは楽になるのに、数日たつと元に戻ってしまう。そうした経験を持つ方は少なくありません。その背景には、睡眠、食事、人間関係、家の中の居心地といった、生活全体の流れが関わっていることがあります。

これは、当院の考え方とも重なります。回復とは、ダメージよりも回復の力が上回ったときに、体が変わりはじめることです。施術は、その回復の力を邪魔している緊張をゆるめるお手伝いであって、生活の影響まで消せるわけではありません。

だから当院では、施術だけでなく、お話を聞くことと、生活の中でできる小さなことをお伝えすることを、セットで行っています。

読んだ人からは、どんな声が寄せられていますか

結論として、評価は星4.2、レビューは68件(2026年9月に確認)で、好意的な声と、率直な指摘の両方があります。

好意的な声としては、次のような点が挙がっています。

  • 学校で習う解剖や生理学だけでは、実際の患者さんを前にしたときにどうしてよいか迷うことがある。その迷いに応える内容だった
  • 鍼灸師の方からの購入レビューもある
  • 発売から数年たった2024年にも、新しく購入されたレビューがついている

一方、率直な指摘も寄せられています。

  • 施術のやり方の記載はほとんどなく、期待と違ったという声
  • 「エネルギー」という言葉が出てくるので、前提を共有していないととっつきにくいという声

どちらも、本の性格をよく表した感想です。手技を知りたい方には物足りず、見立ての考え方を知りたい方には読みごたえがある、という分かれ方です。

なぜ本には、手技を細かく書かなかったのですか

結論として、手技だけを真似しても、同じ結果にはなりにくいと考えているからです。

同じ手技でも、触れる場所、順番、相手の状態によって、体の反応は変わります。見立てがずれたまま手技だけ真似すると、狙った場所が緩まず、「やってみたけれど変わらない」と感じてしまいます。

これは、読者の方にとっても大切なことです。本を読んで家族の肩や腰に試す場合、うまくいかなくても自分を責めないでください。見立てには経験が要ります。うまくいかない日があって当然です。

もしご家族の不調が気になるなら、無理に自分で試さず、院で一緒に確かめるほうが、体にも気持ちにも負担が少ないはずです。

気・エネルギーという言葉に、抵抗がある場合はどうすればいいですか

結論として、抵抗があって当然ですし、無理に信じる必要はありません。

タイトルに「気・エネルギー」とある本ですが、院の施術は、まず体の動きや反応を確かめるところから始まります。関節がどこまで動くか、左右にどんな差があるか、触れたときに冷たい場所や硬い場所はどこか。そうした、目と手で確かめられることが出発点です。

東洋医学では、気とは体と心のエネルギーの流れのことです。流れが滞ると、冷えや重さ、だるさとして感じられることがあります。この考え方を、一つの見方として受け取っていただければ十分です。

前提を共有していないと伝わりにくい、という指摘もあります。それは自然なことです。分からない部分があれば、院でも遠慮なく質問してください。分かる言葉に置き換えてお答えします。

患者さんがこの本を読むときは、どこを読むのがいいですか

結論として、全部を理解しようとせず、第7章と見立ての考え方の部分から読むのがおすすめです。

患者さんの立場なら、次の順番がしっくりくるはずです。

  • まず、自律神経とは何か、体がどう反応するのかを説明している部分
  • 次に、第7章の「施術だけで症状が改善しない理由」
  • 手技や検査の細かい部分は、飛ばして構いません

手技の細部は、同業者向けの内容なので、読み飛ばしても困りません。自分に関係がありそうな部分だけ読む、というくらいの気軽さで十分です。

なお、本を読んでいなくても、院に来ていただくことに支障はありません。本は、あくまで考え方を知るための入口の一つです。

本のほかに、冨高先生が手がけているものはありますか

結論として、DVD『自律神経整体!』全2巻の指導・監修を担当し、全国で同業の施術者に技術セミナーを行ってきました。

DVDは次の二巻です。

  • 第1巻:改善の80%を担う 可動域検査編
  • 第2巻:エネルギーを整える 症状別施術編

どちらも施術者が学ぶための教材です。

また、福岡のNHKカルチャー教室では、2018年1月から自律神経のセミナーを開講してきました。こちらは過去の取り組みで、現在は行っていません。

雑誌では女性自身(2024年4月16日号)などに掲載され、座ったままできる「左右の足指クロス」のツボ刺激を紹介したことがあります。院長の経歴全体については、別の記事でも詳しくまとめています。

本が好きでない人や、読む時間がない人はどうすればいいですか

結論として、本を読まなくても、院で直接お話しするほうがずっと早く、確かです。

本は、院長の考え方を知る入口の一つにすぎません。「読んでから行かないといけない」ということはまったくありません。

忙しい毎日の中で、不調を抱えながら本を読み込むのは、それだけで負担になることもあります。まず、今のつらさをお話しいただくだけで構いません。

初診の流れや行き方については、アクセスの記事にまとめています。自律神経の乱れが背景にあることが多く、そちらは自律神経失調症の記事で詳しく書いています。

病院と整体、どちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか

結論として、強い症状や急な変化があるときは、先に医療機関を受診してください。

整体は医療行為ではありません。診断や薬の判断は、必ず医師に相談してください。症状や受診の目安については、厚生労働省の公式情報も参考になります。

次のような場合は、整体より先に医療機関を受診してください。

  • 急に強い痛みが出た
  • 片側の手足に力が入らない、ろれつが回らない
  • 発熱が続いている
  • 体重が理由なく急に減った
  • 排泄の感覚がおかしい

検査で異常がないと言われたのにつらさが残っている場合や、医療機関に通いながら体の緊張をゆるめたい場合は、ご相談ください。主治医の指示を最優先にしながら、身体のケアで回復しやすい土台づくりをお手伝いします。

実際に来院された方は、どんな経過でしたか

結論として、本の内容よりも、話をしっかり聞いてもらえた安心感を挙げる声が多くあります。

ここでは、特定の方が分からない形で、一般的な流れをご紹介します。

一人目は、仕事の忙しさが続いていた会社員の方です。肩や首の緊張に加えて、寝つきの悪さがありました。体に触れて確かめながら、呼吸の浅さや緊張の強い部分を共有し、生活の中でできることを一つだけ決めました。続けるうちに、眠りに入りやすくなったと話されました。

二人目は、育児で自分のことが後回しになっていた方です。「自分のために時間を使っていいのか」と、最初はためらっていました。話を聞くだけでも肩の力が抜けた、と話されました。

三人目は、長年の不調でどこに行っても変わらなかったと感じていた方です。「これで最後にしよう」という気持ちで来院されました。体の緊張がゆるむ感覚を、少しずつ実感されました。

どの方も、効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。

院長の本について、よくある質問にはどう答えますか

冨高先生は本を出版していますか?

はい。『気・エネルギーを整える!自律神経療法の教科書』(BAB JAPAN、2019年8月23日発売)を、冨高明子との共著で出版しています。220ページの本です。

本のタイトルは何ですか?

『気・エネルギーを整える!自律神経療法の教科書』です。BAB JAPANから出版されています。

どこで買えますか?

Amazonなどの全国の書店で購入できます。在庫や価格は購入先によって異なりますので、各サイトでご確認ください。

患者でも読んで分かりますか?

読み物としてなら、考え方は伝わります。ただし、同業の施術者向けに書かれており、専門用語も出てきます。分からない部分は飛ばして読んでも構いません。

本を読めば、自分で体を整えられますか?

手技を具体的に学ぶ本ではないので、本を読んだだけで自分の体を整えることは難しいと思います。まず院で直接ご相談いただくほうが確実です。

本には、どんな症状が出てきますか?

自律神経失調症、うつ、不眠、耳鳴り、動悸、内臓の不調といった症状の捉え方が扱われています。特定の一つの症状の本ではありません。

共著者の冨高明子さんはどんな方ですか?

冨高誠治の妻で、共著者です。ご夫婦で書かれた本であることは、読者の感想でも触れられています。

本の評価はどうですか?

Amazonで星4.2、レビュー68件です(2026年9月に確認)。手技の記載が少ないという指摘や、エネルギーという言葉がとっつきにくいという声もあります。

「気・エネルギー」の話を信じないといけませんか?

いいえ。無理に信じる必要はありません。まず体の動きや反応を確かめるところから始まります。一つの見方として受け取っていただければ十分です。

本を読んでからでないと、通えませんか?

いいえ。本を読んでいなくても、まったく問題ありません。お話を聞かせていただくところから始めます。

本のほかにDVDも出していますか?

はい。『自律神経整体!』全2巻で、指導・監修を担当しています。第1巻が可動域検査編、第2巻が症状別施術編です。

他の病院に通いながらでも相談できますか?

はい。医療機関に通いながらでも相談できます。主治医の指示を最優先にしてください。

受診を先にすすめられることはありますか?

あります。急な強い痛み、片側の脱力、ろれつが回らない、体重の急な減少、発熱が続く場合などは、医療機関の受診を先におすすめします。

セルフケアは毎日完璧にやる必要がありますか?

いいえ。どれか一つからで十分です。できない日があって当然です。真面目さが悪いのではなく、向け先を少し変えるだけで楽になる方が多くいらっしゃいます。

まとめ

福岡市で整体院を探していて、院長の考え方を先に知りたい方へ。冨高誠治は、妻の冨高明子との共著で『気・エネルギーを整える!自律神経療法の教科書』を出版しています。同業の施術者に向けた「見立て」の本であり、患者さんにとっては、院での考え方を知る入口の一つです。

読んでから来ていただく必要はありません。一人で抱え込まず、まず体の緊張をゆるめることから始めてみてください。急な痛みや危険な症状があるときは、先に医療機関を受診してください。

院長プロフィール

冨高誠治。柔道整復師・鍼灸師。施術歴20年、25,000人の患者さんを施術してきました。福岡市早良区・西新の常若整骨院院長。西新駅から徒歩7分です。

季節ごとの体の整え方を、メールでお届けしています。よければ、どうぞ。
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