常若整骨院は耳鳴りに対応していますか|高い音か低い音かで見立てを分けて、受診と並行して支えます
結論から言うと、はい、対応しています。耳鼻科で検査を受けても「はっきりした原因は見つからない」と言われた耳鳴りや、長く続いている耳鳴りのご相談を、医療機関の受診と並行して、体の側から支えています。要点は三つです。一つ目は、耳鳴りの診断や聴力の検査、お薬の判断は耳鼻科の役割で、整体はその代わりにならないこと。二つ目は、耳鳴りを「高い音」と「低い音」に分け、首の緊張や体力の消耗といった背景を別々に見ること。三つ目は、効果には個人差があり、回復を約束するものではないことです。この記事は、福岡市早良区・西新駅から徒歩圏の常若整骨院に、耳鳴りの相談先を探している方に向けて書いています。
耳鳴りの相談は、常若整骨院でできますか
結論として、相談できます。当院で25,000人の患者さんを施術してきた中には、耳鳴りを抱えて来られる方が少なくありません。耳鳴りだけでなく、疲れやすさ、胃腸の不調、首や肩のこりと一緒に訴えられる方がほとんどです。
ただし、当院は医療機関ではありません。聴力検査、難聴の診断、薬の処方や中止の判断はできません。この点は最初にお伝えしています。そのうえで、耳鼻科にかかりながら、首まわりの緊張や日々の疲れ、眠りの状態に別の角度から関わる。それが当院の役割です。
耳鳴りとは、どのような状態ですか
結論として、耳鳴りとは、周りに音がないのに、耳や頭の中で音が聞こえ続ける状態です。キーン、ジーッ、ザーッ、ゴーッと、聞こえ方は人によって違います。
原因は、耳そのものの問題、聴こえの低下、首や顎まわりの緊張、強い疲れやストレスなど、複数が重なっていることが少なくありません。検査をしても、はっきりした病気が見つからないことも多くあります。診断の基準や受診先については、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の情報でも確認できます。
まず耳鼻科に行くべき耳鳴りはありますか
結論として、あります。次のような場合は整体より先に、できるだけ早く耳鼻科などの医療機関を受診してください。
- 急に始まった、あるいは急に聞こえが悪くなった(突発性難聴は、時間との勝負になることがあります)
- 片方の耳だけ、聞こえにくさやこもった感じがある
- 脈に合わせてドクドクと拍動する音がする
- めまいが強い、ろれつが回らない、顔や手足にしびれがある
- 耳だれや強い耳の痛み、発熱を伴う
- 頭を打ったあとから始まった
すでに医師から処方された薬がある方は、自己判断で中止せず、主治医と相談して進めてください。
整体では、耳鳴りにどこまでできますか
結論として、整体にできるのは、耳に血が巡りやすく、体が休まりやすい条件づくりです。耳鳴りの音そのものを消すことはできませんし、医学的な効果が確立されているわけではない、という点も正直にお伝えしています。
具体的には、次のことを行います。
- 首の付け根、後頭部の下、顎まわりのこわばりをゆるめ、耳のほうへ血が通いやすい状態にする
- 腰やお腹の冷え、胃腸の動きを確認する
- 耳鳴りの高さ、聞こえる耳が右か左か、強くなる時刻や場面を、お一人ずつ具体的に伺う
- 睡眠の長さや、寝つきの状態を、否定せずに聞き取る
施術は、強く押したり曲げたりするものではなく、横になったまま受けていただけます。
常若整骨院では、耳鳴りをどう見ていますか
結論として、当院では耳鳴りを必ず「高い音か、低い音か」に分けて見ています。ここを分けないと、見立てを外すからです。
高い音の耳鳴りは、首の緊張が背景にあることが多いと見ています。首が固くなると、耳の奥への血の流れが落ちます。血が足りなくなった耳が、警報のように音を鳴らしている。そんなイメージです。筋骨格系の問題が中心の場合は、変化が比較的早く出やすいと感じています。
低い音の耳鳴りは、体力や回復力の消耗が背景にあることが多いと見ています。東洋医学では、耳は腎(回復力の貯金のような働き)の窓と考えます。貯金が減ると、耳に届く力も減る。こちらは、時間をかけて整えていくことが多いです。
触れてみると、高い音の方は首の付け根や後頭部の下が板のように硬く、低い音の方は腰やお腹が冷たく、足先まで冷えていることがよくあります。
もう一つ、現場で何度も尋ねる一言があります。「最近、聞きたくないことを聞き続けていませんか」。これは気の持ちようの話ではありません。右の耳なら仕事、左の耳なら家庭の中に、聞き続けて疲れている何かがある方が多い、という傾向です。もちろん全員ではなく、あくまで傾向です。問診で「どちらの耳ですか」と伺うのは、話を向ける先を決めるためです。
年齢のせいだと言われて、あきらめている方もいます。時間はかかります。ただ、歳だから戻らない、ということではありません。
東洋医学では、耳鳴りをどう考えるのですか
結論として、東洋医学では、耳鳴りを「気血の巡りが耳に届いていない状態」と読み、おおまかに三つのタイプに分けます。
- 腎精不足(じんせいぶそく)タイプ:低い音で、夜に気になりやすい。腰がだるく、足が冷える。回復力の貯金が減っている状態
- 肝陽上亢(かんようじょうこう)タイプ:高い音で、緊張やイライラのあとに強まる。こめかみが張り、肩が固い。肝とは、気の流れをのびやかに保つ働きのこと
- 脾虚(ひきょ)タイプ:疲れた日に強まり、食欲が落ちやすい。脾とは、食べたものから力をつくる胃腸の働きのこと。力の製造ラインが細っている状態
ツボは、セルフケアで触れやすいものを二つ紹介します。太渓(たいけい)は、内くるぶしの頂点とアキレス腱のあいだにある、くぼんだ場所です。翳風(えいふう)は、耳たぶの後ろ、頭の骨と顎の骨のあいだにあるくぼみです。どちらも強く押さず、息を吐きながら、ゆっくり触れてください。
自律神経と耳鳴りはどう関係しているのですか
結論として、耳の血流や首の筋肉の緊張は自律神経が調整しているため、緊張が続くと耳鳴りが気になりやすくなります。自律神経とは、体のアクセルとブレーキのような働きです。
日中、アクセル役(交感神経)が働いているあいだは、周りの音に紛れて気づかなかった耳鳴りが、夜、静かになった途端に大きく感じられる。これは多くの方が経験することです。そして気になるほど眠れず、眠れないほど体が休まらず、耳鳴りがさらに気になる。この悪循環に入っている方が目立ちます。自律神経の乱れについては、自律神経失調症の記事でも詳しく書いています。
耳鳴りで来られる方に多いのはどんなケースですか
結論として、病院で「様子を見ましょう」と言われたまま、数か月が過ぎているというご相談が多いです。
- 高い音のキーンという音が、夜、布団に入ると大きくなる
- 耳鼻科で聴力に異常はないと言われたが、音は消えない
- デスクワークで首と肩が固く、画面を見る時間が長い
- 疲れが重なる時期に、音が強くなる
- 耳鳴りと一緒に、胃腸の不調やイライラがある
どれも、音の大きさだけでは説明しきれない部分があります。だからこそ、首の緊張、疲れ、眠り、考えごとの癖を一緒に見る意味があります。
実際に耳鳴りが楽になった方はどんな経過でしたか
結論として、変化は、耳鳴りそのものより先に、疲れやイライラの軽さとして現れる方が多いです。以下は、院に寄せられた患者さんの声をもとに、特定されないよう属性を変えてまとめたものです。
1人目は、40代の女性です。最初の悩みは耳鳴りでした。耳鳴りが落ち着いてきたころ、今度は右の足と手の関節が痛み出しました。症状が少しずつ軽くなる中で、「身体のことを改めて休ませてあげないといけない」と考えられるようになった、と話されています。
2人目は、30代の女性です。疲れが取れず、お腹の不調と耳鳴りとイライラが重なっていました。施術を受けるうちに、徐々に不調が減り、元気に過ごせる時間が増えました。イライラすることも、かなり減ったそうです。
3人目は、40代の女性です。疲れやすく、気分が沈み、胃腸の不調や耳鳴りもありました。半信半疑のまま、週に1回の施術を続けるうちに、体の動きが良くなり、気持ちまで軽く前向きになったとのことです。
効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
耳鳴りは自宅でどうケアすればいいですか
結論として、全部やる必要はありません。次の中から、どれか一つだけで十分です。できない日があって当然ですし、できなかった日に自分を責めないでください。その自責が緊張になり、耳鳴りをさらに気になるものにしてしまいます。
- 寝る前に、首の後ろを蒸しタオルで1〜2分温める
- 夜10時前に横になる日を、週に一度つくる
- 腰とお腹に、腹巻きやカイロで温かさを足す
- 静かすぎる夜は、小さな音量で環境音や音楽を流して、耳鳴りだけが目立たないようにする
食事は完璧を目指さず、7、8割できれば十分です。黒ごまや黒豆などの黒い食材を、気が向いたときに足す程度でかまいません。
病院と整体、どちらに行くべきか迷ったらどうすればいいですか
結論として、初めての耳鳴り、あるいは急に変わった耳鳴りのときは、先に耳鼻科を受診してください。診断がついてから、整体を併用する形がいちばん安全です。
病院は、検査、診断、お薬の処方を担います。整体は、検査に写りにくい緊張や疲れ、生活の背景を担います。役割が違うので、どちらかを選ぶ必要はありません。通院は続けたまま、整体を併用していただけます。気になる症状があれば、施術前にお伝えください。必要なときは、医療機関への受診をおすすめします。
よくあるご質問
耳鳴りは整体で良くなりますか?
整体だけで終わらせることはできませんが、耳鳴りが気になりにくい体の条件づくりはお手伝いできます。診断と検査は耳鼻科で続けてください。
耳鼻科に通いながらでも整体を受けられますか?
はい、受けられます。お薬は自己判断で変えず、主治医の指示に従ってください。服用中のお薬は、初回に必ずお伝えください。
耳鼻科で異常なしと言われた耳鳴りは、何が原因ですか?
検査で見つかる病気が原因ではない、という意味であることが多いです。首や顎の緊張、疲れ、ストレスなど、検査に写りにくい要因が重なっていることがあります。
高い音の耳鳴りと低い音の耳鳴りで、何が違いますか?
当院では、高い音は首の緊張や血流、低い音は体力や回復力の消耗が背景にあることが多いと見ています。この違いで、見立てもセルフケアも変わります。
右耳だけ、左耳だけの耳鳴りには意味がありますか?
当院の経験では、右耳は仕事、左耳は家庭の中に、聞き続けて疲れていることがある方が多い傾向です。あくまで傾向で、診断ではありません。片耳だけ急に聞こえが悪くなった場合は、先に耳鼻科へ。
夜になると耳鳴りが大きくなるのはなぜですか?
周りの音が減り、耳鳴りだけが目立つようになるためです。加えて、気になるほど眠りが浅くなり、さらに気になるという悪循環に入りやすくなります。
年齢のせいだと言われましたが、あきらめるしかないですか?
あきらめる必要はありません。時間はかかる場合がありますが、歳だから戻らない、ということではないと考えています。
肩こりや首こりと耳鳴りは関係がありますか?
関係することがあります。首が固くなると、耳の奥への血流が落ちやすいためです。ただし、首をほぐせば音が消えるとは限りません。
耳鳴りが続くと、うつや不安につながりますか?
耳鳴りが続くことで気分が沈んだり、不安が強まったりする方はいます。つらさが強いときは、耳鼻科や心療内科、精神科にも相談してください。
何回くらい通えば変わりますか?
個人差が大きく、回数をお約束することはできません。初回に体の状態を確認し、通う間隔の目安をお伝えします。
耳鳴りのときに、避けたほうがいいことはありますか?
大きな音を長く聞くこと、寝不足、冷えは負担になりやすいです。ヘッドホンの音量は控えめにしてください。
どんな服装で行けばいいですか?
動きやすく、首まわりを締めつけない服装がおすすめです。
まとめ
福岡市で、耳鳴りの相談先を探している方へ。耳鼻科で異常なしと言われたけれど、音が消えずに困っている方へ。
耳鳴りは、耳だけの問題ではなく、首の緊張や、積み重なった疲れにも目を向けると、見えてくるものがあります。一人で抱え込まず、まず耳鼻科で状態を確認し、そのうえで、体の緊張をゆるめることから始めてみてください。施術、お話を伺うこと、できる範囲のセルフケアで、回復しやすい土台づくりをお手伝いします。
院長プロフィール
冨高誠治(柔道整復師・鍼灸師)。施術歴20年。25,000人の患者さんを施術してきました。福岡市早良区・西新の常若整骨院にて、東洋医学の見立てを軸に、体と心の両面から施術にあたっています。
季節ごとの体の整え方を、メールでお届けしています。よければ、どうぞ。
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