常若整骨院は更年期障害に対応していますか|婦人科と並行して、がんばりすぎた体を休ませる
結論から言うと、はい、対応しています。更年期のほてり、眠れなさ、動悸、気分の落ち込みなどで来られる方を、婦人科の受診と並行して、体の側から支えています。要点は三つです。一つ目は、更年期かどうかの判断やホルモン補充などの医療的な判断は婦人科の役割で、整体はその代わりにならないこと。二つ目は、更年期の不調を「年齢のせい」とあきらめず、これまでのがんばりで消耗した体を休ませる、という見方で整えること。三つ目は、効果には個人差があり、回復を約束するものではないことです。この記事は、福岡市早良区・西新駅から徒歩圏の常若整骨院に、更年期の相談先を探している方に向けて書いています。
更年期障害の相談は常若整骨院でできますか
結論として、相談できます。当院で25,000人の患者さんを施術してきた中には、ほてりや発汗、眠りの浅さ、動悸、イライラ、気力の落ち込みを抱えた40代後半から50代の女性が数多くいらっしゃいます。
ただし、当院は医療機関ではありません。更年期障害かどうかの診断、ホルモン検査、ホルモン補充療法や漢方薬の処方はできません。ここは最初にはっきりお伝えしています。そのうえで、婦人科で「更年期ですね、様子を見ましょう」と言われたあとも残っているつらさに、別の角度から向き合う。それが当院の役割です。
更年期障害とは、どのような状態ですか
結論として、更年期障害とは、閉経をはさんだ前後およそ10年の間に、女性ホルモン(エストロゲン)の量が大きく揺れながら減っていくことで、体と心にさまざまな不調が出て、日常生活に支障が出ている状態です。日本人女性の閉経は平均50歳前後なので、おおよそ45歳から55歳ごろが更年期にあたります。
症状は幅広く、次のように分かれます。
- 血管の動きに関わるもの:のぼせ、ほてり、急な発汗、冷え
- 体の症状:肩こり、頭痛、めまい、動悸、疲れやすさ、関節の痛み
- 心の症状:イライラ、不安、気分の落ち込み、やる気が出ない
- 眠りの症状:寝つけない、夜中に目が覚める
同じ年代でも、ほとんど症状が出ない方もいれば、仕事や家事が回らなくなる方もいます。この差は、ホルモンの量だけでは説明できません。一般的な説明は、厚生労働省のe-ヘルスネットでも確認できます。
更年期の症状は、まず婦人科に行くべきですか
結論として、まず婦人科、または更年期外来の受診をお勧めします。更年期に似た症状が、甲状腺の病気や貧血、心臓の病気で起こることがあり、これは検査でしか分からないからです。
「いつもよりしんどい状態が2週間以上続く」ときは、一度受診する目安になります。次の場合は、整体より先に医療機関を受診してください。
- 不正出血が続く、出血量が急に増えた
- 胸の痛みや締めつけ、強い動悸が続く
- 片側の手足に力が入らない、ろれつが回らない
- 急な体重の減少や、発熱が続く
- 眠れない日が続き、死にたいという考えが浮かぶ
婦人科や乳腺科、内科に通っている方は、その通院を続けてください。やめる必要はありません。
整体では、更年期の不調に何ができますか
結論として、整体にできるのは、更年期の症状が出にくい体の条件づくりです。ホルモンの量を変えることや、更年期そのものを終わらせることはできません。
具体的には、次のことを行います。
- 首、肩、背中の緊張をゆるめ、呼吸が深く入りやすい状態にする
- お腹や腰の冷えと硬さを和らげ、夜の眠りを支える
- 睡眠、休み、食事、楽しみの時間を一緒に点検する
- 症状の出る時間帯(夕方、夜、朝方)を伺い、体の使い方を見直す
毎回かならず、いま一番つらい症状と、前回からの変化を伺います。ほてりが中心の方と、眠れなさが中心の方では、体の状態がまったく違うからです。
東洋医学では、更年期をどう考えるのですか
結論として、東洋医学では、更年期を「腎(じん)の力が落ちる変わり目」として読みます。
専門用語を言い換えます。腎とは、回復力の貯金のような働きです。生まれつきの貯金に加えて、睡眠と休みで毎日少しずつ積み立てていくものです。女性の体は、年齢とともにこの貯金を使って月経や妊娠、出産を支えてきました。更年期は、その使い方が大きく切り替わる時期にあたります。
ここに、長年のがんばりが重なります。睡眠を削る、休みを後回しにする、楽しみを手放す。これは貯金の前借りです。前借りが長く続いた方ほど、変わり目で一気に不足が表に出やすい。当院が臨床で見てきた印象では、そう感じています。
不足の出方は、大きく三つに分かれます。
- 腎陰虚(じんいんきょ):体を冷やす水が足りず、ほてり、のぼせ、寝汗、口の渇きが出る
- 肝血虚(かんけつきょ):血を蓄える力が落ち、目の疲れ、イライラ、眠りの浅さが出る
- 脾腎陽虚(ひじんようきょ):胃腸と下半身の温める力が落ち、冷え、むくみ、だるさが出る
ツボを一つご紹介します。三陰交(さんいんこう)は、内くるぶしの頂点から指4本ぶん上、すねの骨の後ろぎわにあります。押して少し響く場所を、お風呂上がりにゆっくり押してみてください。妊娠中の方は避けてください。
更年期と自律神経は、どう関係しているのですか
結論として、ホルモンの変動が自律神経に伝わることで、ほてりや動悸、眠りの乱れが出やすくなります。
自律神経とは、体のアクセルとブレーキのような働きです。ホルモンを調節する司令塔と、自律神経の司令塔は、脳の中でとなり合っています。ホルモンが揺れると、その影響が自律神経にも及びます。さらに、長く気を張ってきた方は、すでにアクセルを踏みっぱなしの状態です。そこに揺れが加わると、夕方から夜にかけてブレーキが利かなくなり、寝つけない、動悸がする、という形で出てきます。
自律神経の乱れは、更年期の背景によくあります。そちらについては自律神経失調症の記事で詳しく書いています。
更年期で来られる方に多いのは、どんなケースですか
結論として、これまで家族や仕事のために動き続けてきて、自分のことが後回しになっていた方に多いと感じています。もちろん全員ではなく、あくまで傾向です。
- 夕方から夜にかけて、ほてりや動悸が強くなる
- 夜中の2時から4時ごろに目が覚めて、そのまま眠れない
- 検査では大きな異常がないと言われた
- 家にいても気を使い、一人になれる時間がほとんどない
- 好きだったことや、行きたかった場所を、いつからかやめている
触れてみると、首から肩が板のように硬く、足先とお腹の下の方は冷たい、という方が少なくありません。上は熱く、下は冷える。その偏りが、のぼせと冷えが同居する理由と重なります。
実際に楽になった方は、どんな経過でしたか
結論として、変化の出方は人によって違いますが、「日常に戻れた」という声があります。ここでは当院にいただいた実際の声をもとに、個人が特定されないよう匿名化してご紹介します。効果には個人差があり、回復を保証するものではありません。
50代・女性(動悸と血圧の不調が続いた方)
数年前から狭心症と高血圧で具合が悪くなり、病院に行っても「更年期障害ですね」と言われるだけで、なかなかすっきりしませんでした。当院に通うようになってから、血圧は安定し、動悸もなくなり、いまはパートの仕事ができるようになったそうです。通院は続けながらの変化でした。
50代・女性(長く不安を抱え、外出が難しかった方)
十年以上前にパニック障害と診断され、一人での外出が難しい状態でした。更年期に入り、肩こり、頭痛、首のこりも重なっていました。毎日のように飲んでいた頭痛薬や、動悸をおさえる薬をほとんど飲まなくなり、歯医者や美容室にも薬なしで行けるようになったそうです。「これから行動範囲を広げていきたい」と話されていました。
50代・女性(海外在住で、帰省中に来られた方)
歯茎の浮いた感じと、歯のグラつきの不安が続き、歯科では問題なしと言われていました。過去の手術のこともあり、「これも更年期だから仕方ない」とあきらめかけていたそうです。2週間の帰省中に施術を受け、体だけでなく気持ちまで緩んで、身も心も楽になったと話されています。
更年期は、自宅でどうケアすればいいですか
結論として、最初に取り戻すのは、睡眠でも運動でもなく、楽しみを一つです。
睡眠や休みは、「やらなきゃ」になった瞬間に緊張に変わります。一方、楽しみは自分から動けます。次の順でお試しください。
- 楽しみを一つ取り戻す:昔好きだった音楽、散歩、お菓子、映画、何でも構いません
- 夜10時前に横になる日を、週に何日かつくる:毎日でなくて構いません
- 誰にも気を使わない時間を、1日の中に10分つくる:お風呂でも、車の中でも
どれか1つからで十分です。できない日があって当然です。食事も完璧を目指さず、7割から8割できていれば大丈夫です。完璧にやろうとすることが、体をまた緊張させてしまいます。
自分を責めてしまうときは、どう考えればよいですか
結論として、更年期の不調は、あなたの弱さや、がんばりが足りないせいではありません。
長く周りを支えてきた方ほど、体でも多くを受け取ってきました。それは欠点ではなく、これまでよくやってきた証です。まず、いままでのがんばりを自分で労ってください。「ちゃんと過ごせない自分」を責めると、その自責が新しい緊張になり、体は休めなくなります。真面目さが悪いのではなく、真面目さの向け先が、少し自分以外に偏っていただけです。
婦人科や乳腺科の通院中の方も、無理に何かを足す必要はありません。通院を続けながら、できる範囲で、体を休ませる時間を増やしていきましょう。
福岡市で更年期の相談先を選ぶとき、何を見ればいいですか
結論として、病院との役割分担をはっきり話してくれる場所を選んでください。
- 診断やお薬の判断を、自分の領分として扱っていないか
- 「これで更年期は終わります」と断言していないか
- 症状だけでなく、睡眠、食事、休み方まで聞いてくれるか
- 通院をやめるよう勧めていないか
よくあるご質問
更年期障害は整体で良くなりますか?
整体だけで良くなるとはお約束できません。ただし、体の緊張、冷え、睡眠といった症状が出やすい条件を整えることで、楽に過ごせる時間が増える方はいます。婦人科への通院は続けてください。
婦人科に通いながら、整体に通っても大丈夫ですか?
大丈夫です。ホルモン補充や漢方薬などの調整は、主治医に相談する前提で、並行して通っていただけます。
ホルモン補充療法をやめて整体だけにできますか?
当院から、お薬や補充療法をやめるよう勧めることはありません。続けるかどうかは、主治医と相談して決めることです。
ほてりやのぼせは、どんな整え方がありますか?
首から肩の緊張をゆるめ、足先とお腹を温めて、上に集まった熱が下へ下りやすい状態を目指します。自宅では、足先を冷やさないことが基本です。
夜中に目が覚めてしまうのは、更年期のせいですか?
更年期の影響は考えられますが、それだけとは限りません。2時から4時ごろに目が覚める方は、肝の疲れや睡眠の質の低下が重なっていることもあります。症状が続くときは、婦人科でご相談ください。
更年期は何歳から何歳まで続きますか?
閉経の前後およそ10年とされており、平均は45歳から55歳ごろです。ただし個人差が大きく、終わりの時期も人によって違います。
更年期の症状は、年齢のせいとあきらめるしかないですか?
あきらめる必要はありません。婦人科での確認に加えて、睡眠、休み、楽しみといった生活の条件を整えることで、過ごしやすくなる方がいます。
動悸や息苦しさがあっても、通えますか?
先に内科や循環器科で心臓の検査を受けてください。問題がないと分かってからご相談いただくと安全です。
気分の落ち込みやイライラも相談できますか?
相談できます。体の緊張や睡眠、食事の状態を一緒に点検します。気分の落ち込みが強く、日常生活が回らないときは、心療内科や婦人科での相談を並行してください。
更年期の症状は何回くらい通えば変わりますか?
人によって違い、回数でお約束することはできません。まずは数回通っていただき、睡眠や症状の出る時間帯の変化を一緒に見ていきます。
子宮や卵巣の手術を受けた後でも相談できますか?
相談できます。手術後の更年期症状でお悩みの方もいらっしゃいます。主治医の指示を最優先にしながら、体の負担を軽くするお手伝いをします。
男性にも更年期はありますか?
あります。男性にも、男性ホルモンの低下による不調が出ることがあり、気力の低下や疲れやすさとして現れます。気になる場合は泌尿器科や内科の受診が先です。
まとめ
福岡市で更年期の不調に悩んでいる方へ。まず婦人科で必要な確認を受けたうえで、通院は続けてください。そのうえで、がんばってきた体を休ませる場所をお探しなら、常若整骨院にご相談いただけます。一人で抱え込まず、まずは楽しみを一つ取り戻すことから始めてみてください。
院長プロフィール
冨高誠治。柔道整復師・鍼灸師。施術歴20年、25,000人の患者さんを施術。福岡市早良区・西新、常若整骨院。
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