起立性調節障害 症例② 自分が本当にやりたいことは何? 中学3年女性

ブログ著者

冨高 誠治

冨高 誠治

柔道整復師、はり・きゅう師、自律神経整体

冨高 明子

冨高 明子

カウンセラー


起立性調節障害で来院した中学2年生 女性

小さい頃からアトピー

学校の制度に小学生の頃から疑問を感じながらも通っていた。

父親単身赴任。

友達と一緒に塾・部活を行っていて、高校も同じところに行こうと言われがんばっていた。

土日は塾・部活。家でゆっくりすることはなかった。

食事 甘いもの・炭水化物(パン・麺)大好き

 

症状の出始めは

アトピーがひどくなってきたこと。以前だったら時間が経てば軽くなってたのにそうはならなかった。

少しずつ朝起きたら体がだるくなることが増えてきた。

最初は時間が経ったら起きれたが、次第に起きれないのが当たり前になってきたので来院。

 

当院には起立性調節障害とアトピーの症状がセットになっている子が多く来院します。

アトピーは何かしらの原因で腸が弱っています。

原因としては

考え方、目標、食べ物、ストレス、生活習慣、親の問題などがあります。

 

考え方・・・完璧主義、自信がない、人の事優先(自分が我慢したらいい)

目標・・・将来何をやりたいか?

食べ物・・・甘いもの、炭水化物、乳製品(腸が弱る)

ストレス・・・家、学校

生活習慣・・・スマホ、SNS、運動、お風呂、

親の問題・・・当院でお子さんの多いパターンが親が単身赴任、仲が悪い、過保護、過干渉、無関心などがあります。

お子さんが寂しい状態になると腸が弱りアトピーになります。東洋医学的に腸が弱ります。

 

今回のお子さんは

お父さんが単身赴任が長く、寂しい思いをしていた。

甘いもの、炭水化物好き

学校に対してストレスを感じていた。

 

起立性調節障害は

病気がち、アトピー、お腹の調子が悪いなど腸の調子が悪いのが重なると調子がさらに悪くなる傾向があります。

 

当院のセルフケアと整体

整体

アトピーの軽減(経絡・・・大腸・肺・小腸経を中心)

腸を元気にする(チャクラ・・・1・2・3・4を中心)
ストレスが減り、素直になれるよう(チャクラ)

 

セルフケア

甘いもの・炭水化物を減らし日本食中心にした。

(日本食はバランスがよく発酵食品も多いため腸に良い)

 

メール・電話・ズームなどで家族の時間を増やしたもらいつつ、

「自分の大切なものは何?」「自分が本当にやりたいことは?」を考えてもらった。

しばらくしたら

友達が行きたい高校に一緒に行って、自分がやりたいことが出来ないことを知った。
家族・友達と話す時間を増やして、

自分でだした結論は

「自分が将来やりたいことができる高校に行く」

これまでは回復はゆっくりだったのですが、

ここからが本人・お母様がビックリするほどの改善でした。

現在自分で決めた高校でがんばっているそうで、
アトピー・起立性調節障害はもう出ていないそうです。

 

起立性調節障害は原因が解決すると一気に回復することがよくありますので、

諦めないでください。

 


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